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てんかん発作ってなに?抗けいれん薬とは?

今回は「てんかん発作の抗けいれん薬」について記載していきますね。

けいれんが突然起こると、驚く方が多いのではないでしょうか。脳外科疾患が多いけいれんですが、基本的には抗けいれん薬を使用し、治療をしていきます。

では、てんかんとは何なのか?てんかん発作の種類とは?抗けいれん薬の種類とは?解説していきましょう!




てんかんってなに?

てんかんは、脳の神経細胞に突然発生してしまう激しい電気的な興奮をいいます。その結果、けいれんを繰り返すてんかん発作となります。年齢や性別、人種などは特に関係なく発症します。

てんかん発作には種類があるの?

大きく分けて、部分発作と全般発作の2つに分けることができます。

部分発作には、さらに2つに分けられ、

・単純部分発作(意識障害を伴わない)
・複雑部分発作(意識障害を伴う)

となります。特徴としては、運動機能障害や視覚、聴覚異常、自律神経異常、意識障害など様々な症状が出現します。

全般発作では、3つに分けられ、

・強直間代発作(呼吸停止や口を固く食いしばる、手足を伸ばした状態で全身が硬直する)
・ミオクロニー発作(全身および手足の収縮)
・欠神発作(会話や動作が停止し、数十秒間のみ意識がなくなり、記憶がない)

となります。

発作が続く場合や短い場合でも何度も繰り返す場合には、治療が必要となります。

治療に必要な抗けいれん薬ってなに?種類があるの?

抗けいれん薬は、かなり種類があるので一度に覚えるのは難しいです。第一選択によく使用される薬剤を記載し、薬効も書いていきますね。

部分発作の場合

・テグレトール:てんかんに伴う性格行動障害(不機嫌になったり易怒性など)を抑制することができます。

全般発作の場合

・デパケン:すべての全般発作において第一選択薬として使用されています。テグレトールと同様に性格行動障害を抑制することができます。

重積発作の場合

・ジアゼパム(セルシンやホリゾン):5分以上発作が持続する場合には、静脈注射を行い発作を抑えます。その後、アレビアチンなどを使用し、けいれんが再度出現しないようにコントロールをかけていきます。

ケアのポイントは?

他の薬剤と比較すると、抗けいれん薬は有効血中濃度域が狭いんです。つまり、中毒濃度になる可能性が高く、副作用の出現する可能性が高いことになります。

抗けいれん薬の中毒症状は、

・ふらつき
・吐き気
・ろれつがまわらない
・眼の震え

などが挙げられます。このような症状が出現していないのかを、身近にいる看護師が観察し、異常の早期発見が必要となります。

また、長期間抗けいれん薬を使用していた患者さんが、服用を中止すると

・不眠
・混乱
・幻覚
・不安感

などの症状が出現する場合があるので、その場合には医師に報告し対処する必要もあります。

てんかん発作は、目の前で発症すると思わず驚くと思います。しかし、知識をもっていれば「○○の症状が出ているから、○○発作かもしれない。医師に報告し薬剤指示をもらおう」と判断し、行動化につながるのです。

臨床経験も必要ですが、知識なしではどうしてよいかわからず、ただ慌ててしまうだけになります。知識をつけ、患者さんを助けられるように頑張っていきましょう!





 

 

 

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