看護師に必要な基礎知識、スキルアップ、メンタルケア、コミュニケーション能力、考え方などを共有して、患者さんに適切な看護ケアを提供できるようにするブログになります。

知識がないということは、恐ろしいこと

仕事が激務で、すっかり日記の更新が滞ってしまいました・・(笑)

今回は「知識がないことの恐ろしさ」について感じたことを書いていきますね。

毎日知識をつけましょう!ということで、このブログを書いています。それは、一人でも多くの看護師が正しい知識をつけて、患者さんに安全・安楽に過ごしてもらうことができるためです。



腹痛を訴える患者さんの判断について

先日、腹痛の訴えが ある患者さんがいました。膵癌と閉塞性黄疸を持っている方だったので、定期内服でアセトアミノフェンの薬を定時内服している方でした。

私が深夜で来ると、既に腹痛を訴えていました。観察をすると、左腹部の触診で腹満が強く、心窩部と左腹部あたりに腸蠕動が強い方でした。私は、「鎮痛剤を飲んでいるが、腹痛が改善していない。恐らく便が3日出ていないが、腸蠕動が亢進している腸蠕動痛かもしれない。元々の膵癌の症状にしては、背部痛などもないし、症状が薄そうだな。」と考えて、医師に報告し指示を仰ぎました。 

医師の判断も同じで、ブスコパンという薬を1日3回まで使用可の指示、日中で浣腸の指示をもらい使用しました。それを使用した後は、患者さんはぐっすり朝まで休めたと話していたので、よかったなと思いました。

そして3日後、 私が日勤リーダーで情報収集をしていると、なんと便が7日目出ていないのです。そして深夜から情報をもらっていると、「深夜で腹痛がひどかったので、ブスコパンを2回使いました。腸蠕動音が全然聞こえないから、イレウスでも起こしているかもしれない。」と話していました。

今の情報を見て、違和感を感じることができた人は、知識がある人だと思います。

まず、ブスコパンという薬効についてなんです。これは腸蠕動を抑えて、内視鏡の検査でも使用する薬です。夜勤でその指示が出たのは、腸蠕動が強くて腹痛があるために使用したのです。

3日間、下剤や浣腸などで便誘導をしていなかったということ。元々便秘があって、腹痛があるからといって使い続けていたとしたらどうでしょう?当然、お腹の動きは悪くなりますよね。なぜ、便誘導や下剤の相談がなかったのかも、疑問が残ります。

そして当日の深夜では、お腹の動きが悪いのを理解しているのに、医師の指示にあるブスコパンを2回も使用していました。

その結果、腹痛は強くなり改善はないので、私はすぐに医師に報告し、処置を行いました。

看護師の知識がない状態で処置を行うことは、非常に危険です。患者さんの安全や安楽を守るためには、正しい知識と正しい行動力が必要です。

知識が中途半端な状態だと、その場限りの対応になってしまうのです。





 

 

 

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