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急変を見抜く!消化器のアセスメント

今回は消化器について記載していきますね。

消化器の症状で特に見逃してはいけない症状は、腹部症状です。普段健康な私達でも、体験することの多い症状の一つになっています。

腹痛の原因は様々で、消化器疾患だけではなく、循環器の場合や生殖器に関連する場合もあるため、一概に消化器と言えないこともあります。消化器で入院している患者さんが、腹痛を訴えた場合には特に注意しましょう。

この腹痛ですが、消化器で特に注意しなければいけない「急性腹症」の場合には、緊急度が格段にアップします。
急性腹症は、突然の激しい腹痛に、発熱や下痢などの症状、またそれに伴いショックを起こす可能性があるものをいいます。

急性腹症は、緊急手術は視野に入るため、素早いアセスメントや観察力が求められます。
アセスメントで重要なのは、腹痛の原因ではなく、「重症度や緊急度の的確な判断」が重要となります。
腹痛が一時的なもので、落ち着いた場合には緊急度は低いと判断し、持続するものや痛みが増強する場合には、「緊急度が高そうだ」と判断し、対応が必要になります。

では次に、腹部症状の種類別に解説していきますね。

・腹痛
急性腹症以外に注意しなければいけないのは、急性膵炎です。この疾患は、数時間以内に強い痛みが出るのが特徴です。食後に始まることが多く、仰向けだと強まり、横を向くと弱まると言われているので、覚えておきましょう。重症化してしまうと、血圧低下つまりショックを起こしやすいため、観察を強化するようにしましょう。

・吐血・下血
消化管出血を起こしている可能性が、非常に高い状態です。出血量によっては、上記同様にショックを起こし、死に至る病態になります。腹部症状を伴う場合があります。

・便秘
イレウス(腸閉塞)を視野に入れてアセスメントすることが大切です。吐き気が伴っていないか、お腹がしっかり動いているのか、何日出ていないのか、普段の排便習慣はどうなのか、情報を把握することが大事になります。 状況によっては、イレウスチューブを挿入するなどの処置が必要なので、的確なアセスメントが必要となります。

私は新卒の時に、食道静脈瘤が目の前で破裂し、噴水様に血を吐いたのを覚えています。これが、上記に記載した吐血といわれるものです。出血量があまりにも多いため、あっという間に心停止状態になったのを覚えています。

つまり、何を伝えたいのかというと、消化器患者さんが入院しているのには、必ずリスクがあるため入院しているということです。その患者さんの最悪の想定を常にしていることが、アセスメント力のアップにつながり、行動力も上がるということです。

何もなく退院できれば、それでいいんです。できれば、元気に退院してほしいですものね。

まとめると、
腹痛発生時には、
侵襲が少ない順番で、問診→視診→聴診→触診→打診の順でフィジカルアセスメントを行う。
・部位は一部なのか?ばらばらなのか?
・痛みは強いのか?鈍痛か?
・持続しているのか?一時的なものか?
・我慢できるレベルか?身の置き所のない痛みなのか?

これらを確認し、ショックが見られるかどうかバイタルサインの確認をします。
もし、緊急手術の場合には、手術室に迎えるように環境調整し、処置の介助を行います。

消化器はかなり幅広いですが、急変というポイントに絞ると、上記のまとめが参考になると思います。





 

 

 

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