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最期の時に、必要な配慮とは?看護師の役割は?

今回は、上記タイトルの日記を書いていきますね。

私は慢性期病棟で現在働いています。なので、DNRを取られている方が圧倒的に多いです。

DNR・・・つまり急変時には、延命処置をせずに自然な形で最期を看取るということですね。
じゃあ、急変しても治療をしないから、気づかなくていいの?という疑問が湧くかもしれませんが、そうではありません。

DNRが取られている患者さんの急変時には、どのように行動したらよいでしょうか?



あなたは、DNRが取られている患者さんの急変に直面した時、どのように行動しますか?

とても慎重にかつ迅速な対応が必要になります。

なぜ素早く、慎重に対応しなければいけないのでしょう。
最期を迎える時に、家族が間に合わず患者さんが一人で最期を迎えたとしたら、どうでしょう?

本人はもちろん、家族の心情としては「最期の看取りを一緒にいてやれなかった。」と思う方がほとんどではないでしょうか?

このことから、急変にいち早く気づき迅速な対応が必要になるんですね。
これは経験と知識を積んでいけば、身についてくるんじゃないかと思います。

しかしです!なぜ、慎重にと書いたのか?

急変に気づいて最期を迎える前に家族が、無事到着するケースは比較的多いんじゃないかと思います。
家族が来たら、ほとんどの場合「○○は今、どのような状態ですか?」と 聞かれると思います。

この話しをする場所なんです。ここに看護師の配慮の差が大きく分かれると強く思います。

家族は、まず患者さんの病室にいち早く向かいますよね?
それで、そのまま患者さんの様子を聞きたいので、看護師に聞きますよね?

ここなんです。患者さんの病室で、「○○さんは、血圧が今測れない状態で、意識も薄れてきています。脈も弱くなっているので、いつどうなるかわからないですね。」

・・・どうですか?ここで違和感を感じてもらえたあなたは、配慮のある看護師であると私は思います。

なぜでしょう?

最期の時を迎えた場合、一番最後まで残る機能として言われているのは、耳であるといわれています。 
つまり、家族に話している上記発言は、患者さんに対しての「死の宣告」じゃないのかなと私は思っています。

残酷だと思いませんか?これ、実際に数日前、実際にあったやり取りなんですね。私より経験年数が多いベテラン看護師がです。

では、どのように対応したらよいのか?

私は、その場で家族の耳元で「例え意識がなくても、耳は最期まで聞こえています。詳しい話しは、病室の外で話しましょう。」と対応しました。家族は、ハッとしたように反応して、病室の外に出て行き、私と詳しい状況を話しました。 

家族は、急変があり死というストレスが強くかかっている状態です。看護師は、本人と家族の状況を把握し、配慮しなければいけません。患者さんの目の前で、状態が悪いことを話すのは倫理的にも問題があるのではないかと思います。

人には、寿命が必ずあります。最期の時、患者さんと家族が穏やかに過ごせるように、看護師の配慮を気をつけていきましょう。




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