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関節リウマチってなに?看護師としてどう支える?

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今回は「関節リウマチってなに?看護師としてどう支えるのか」について記載していきますね。

 

あなたは、関節リウマチの患者さんに対応したことがありますか?

 

関節リウマチ、RAと呼ばれている疾患は、関節に生じる全身性の炎症を起こし、関節が破壊されていく恐ろしい病気です。

 

関節リウマチは、適切な時期に有効な抗リウマチ薬などの治療がされていないと、進行していき、慢性疼痛やADL低下、QOLの低下を大きく招いてしまいます。

 

看護師として、正しい知識を持ち、患者さんのケアを行っていくことは、大変重要となります。

 

では、関節リウマチの症状ってなに?どんな治療をするの?関節リウマチの患者さんに、チーム医療が大切?関節リウマチ患者さんの心理的支援が、看護師の役割として重要?解説していきましょう!

 


 

関節リウマチの症状ってなに?どんな治療をするの?

 

関節リウマチの特徴としては、多発すること、対称的な関節の腫れと疼痛です。

 

特に、手や手関節に多く好発します。

 

症状としては、

 

・手指や手関節の腫れや疼痛が出る

・朝のこわばり(動かしづらい)

・握力が低下する

 

というように、上肢の関節に対して、症状が強く出ることが多いです。

 

今まで臨床現場で経験した患者さんのほとんどは、上記症状がほぼ出ていました。特に起床時には、朝のこわばりと痛みが出やすいのが辛いと話していたのを覚えています。

 

上肢にばかり観察しがちですが、足にも腫れや疼痛が出現する場合もあるので、全身観察が必要になります。

 

次に治療についてですが、薬物治療が主となります。

 

関節リウマチの治療目標というのがあり、

 

・炎症や疼痛症状が改善した状態である、臨床的寛解

・関節破壊が停止した状態である、構造的寛解

・身体機能が維持された状態である、機能的寛解

 

この3つを全てクリアし、在宅で穏やかに過ごすことができるようにしていくのが、目標になります。

 

薬物について一つ一つ書いていくと、膨大な量になるので、疼痛薬に関して触れていこうと思います。

 

一般的な疼痛薬としては、

 

・NSAIDs(ロキソプロフェンやボンフェナックなど)

・ステロイド(プレドニゾロン)

 

これらが、臨床現場で使用されています。

 

NSAIDsとステロイドは、どちらも強い抗炎症作用があるので、疼痛薬としては優秀です。

 

ステロイドは、長期大量投与を行うと、免疫抑制など様々な副作用が出てくるので、NSAIDsとステロイドを併用しながら、疼痛コントロールしていくのが、大切になっていきます。

 

これらの薬剤は、関節破壊の抑制に対して、あまり効果はないと言われているので、疼痛コントロールをするために内服していると、覚えておくと良いでしょう。

 

関節リウマチの患者さんに、チーム医療が大切?

 

チーム医療というのは、医師や看護師、理学療法士、作業療法士、ソーシャルワーカーなど、多職種が連携をしていくことです。

 

それぞれの専門性を活かし、共通目標に向かって医療を提供していきます。

 

この共通目標は、言葉で表現するのは簡単です。

 

ですが、それぞれの職種が専門性を持って関わっていくので、しばしば目標がずれていくことがあります。

 

チーム医療の基本としては、

 

・情報の共有

・目標の共有

・評価の共有

 

これらが必要になっていきます。共有するためには、定期的なカンファレンスを開催し、目標を修正していく形をとります。

 

カンファレンスまでいかなくても、リハビリ担当者と看護師で話すことがありますよね。これも共有になるので、自然とチーム医療ができあがっていることもあります。

 

関節リウマチ患者さんの心理的支援が、看護師の役割として重要?

 

関節リウマチの症状は、急性増悪することもありますし、薬剤使用に伴う副作用も当然出てきます。

 

日によって、疼痛やこわばり、疲労感、気分が落ち込むといった症状の変化が、関節リウマチの特徴ではないでしょうか。

 

これは、患者さんにとって不快症状であり、セルフケアを行う際の弊害になりますよね。

 

看護師として在宅に向けての指導を行いますが、ただ一般的な指導をしても、支援することにつながらないことが多いです。

 

ポイントは、患者さんの病気体験を理解した上で、支援していくという思考を持つことです。

 

病気体験を理解しないと、具体的な支援をすることができないから。

 

これを患者さんと一緒に理解をしていき、

 

・薬の必要性

・感染症予防

・症状コントロール

・精神コントロール

 

など、対処方法を理解していけるように、対応していきます。

 

患者さんが、日常生活でセルフケアができるように、支えていくことが大切です。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

退院後にも付き合っていかなければいけない疾患は、たくさんありますよね。

 

一般的な指導は、正しい知識をつけることで対応できます。

 

ただ、患者さんのニーズによっては、患者さんに寄り添って、より具体的に説明をしていく必要がある場合があります。

 

上記で触れた、病気の体験を理解することで、一つ一つの解決策を具体的に考えることができます。

 

正しい知識や関わり方を学び、看護師のスキルアップを目指していくと、様々な応用ができるようになります。自分自身の成長はもちろん、患者さんにとってもメリットが大きいですよね。

 





 

 

 

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