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点滴や注射の安全管理、感染管理は、看護師にとって重要

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今回は「点滴や注射の安全管理、感染管理は、看護師にとって重要」について記載していきますね。

 

あなたは、患者さんに末梢静脈カテーテルを留置、輸液の管理を行ったことがありますか?

 

看護師にとって、注射に関連した仕事は、かなり頻度が高いですよね。

 

医療処置の頻度が多いということは、それだけリスクを伴うということになります。

 

注射に関連したリスクというのは、

 

・安全管理

・感染管理

 

これらを意味します。

 

看護師は、これらの管理を正しく理解し、日々の医療処置に実践していく必要があります。

 

では、点滴や注射の安全管理、準備とは?点滴や注射の安全管理、実施とは?点滴や注射、感染管理の基本とは?解説していきましょう!

 

 

点滴や注射の安全管理、準備から実施までとは?

 

ヒューマンエラーという言葉を聞いたことがありますか?

 

これは、人間誰しもが起こすエラーのことで、一人で行うと、いつかはエラーを起こすことを意味します。

 

エラー防止の考え方としては、

 

・エラーの発生防止

・エラーの拡大防止

 

これを基本として、考えていきます。

 

では、輸液の安全管理について説明していきますね。

 

点滴を行う前には、必ず輸液の準備があります。

 

輸液の準備を行う時、仕事が多忙であればあるほど、エラーが起こりやすくなります。

 

エラーの発生防止の方法としては、

 

・ミキシング時に、薬剤名と用量の確認を行う

・正しいダブルチェックを行う

・患者さんの情報把握

 

これらが大事です。

 

薬剤によっては、色がついているものがありますが、基本的に白色で肉眼では確認が非常に難しいです。

 

なので、ミキシング時に薬剤名と用量を間違えてしまうと、エラーを確認することができなくなってしまいます。

 

ダブルチェックは、多くの看護師が行っていると思いますが、「正しい」ダブルチェックを行わないことで、エラーが発生した経験がある看護師も多いのではないでしょうか。

 

正しいダブルチェックは、5つのRと呼ばれる

 

・正しい薬剤

・正しい投与量

・正しい方法

・正しい時間

・正しい患者

 

となります。忙しいと、見たつもりになっていることがあるので、落ち着いて確認をすることが大切になります。

 

患者さんの情報把握というのは、麻痺や行動範囲、意識レベル、シャントの有無、乳房切除の有無などをいいます。これらの情報を把握しないと、思わぬ事故を起こすことになるので、必ず把握してから点滴開始とするのが望ましいです。

 

点滴開始時には、点滴をあまり意識しないで行動する人であれば、輸液ラインの調整が必要ですし、自己抜去する人であれば、工夫が必要になります。

 

点滴や注射の安全管理、実施とは?

 

では、点滴の実施時には、安全管理の視点で、どのように気をつけたらよいでしょうか。

 

・患者さんの誤認

・神経損傷予防

・滴下後の確認

 

これらが必要になります。

 

患者さんの誤認、誤投与については、人間が行う以上、0%にはなりません。そのため、限りなく0%に近づけるために、予防を行う必要があります。

 

話しができる患者さんに対しては、直接氏名を確認する、ベッドネームを確認することが大切です。

 

また、患者さんにネームバンドを装着し、患者さんの名前と投与薬剤が間違っていないのかを確認する方法があります。

 

私が働いている病棟でも、バーコードを利用し、予防を行っています。患者さんの誤認というのはありませんが、実際に医師が薬剤を変更し、「薬剤が変更になっています。」と表示されたことがあるので、正しい薬剤を投与するために、有用と考えられます。

 

点滴や注射、感染管理の基本とは?

 

臨床現場の看護師がよく行う、末梢静脈カテーテル留置には、正しい感染対策が必要です。

 

感染対策の視点としては、

 

・自分自身を守るため

・患者さんを感染から守る

 

という、2つの視点で考えてみると、理解しやすいでしょう。

 

自分自身としては、必ず手指衛生後、手袋の装着を徹底しましょう。末梢静脈カテーテルを挿入する手技は、血液や薬液に触れる可能性が高いです。

 

患者さんがどのような感染症を患っているのかわからないので、正しい感染対策は、自分自身を守ることになります。

 

処置が終了後には、必ず手指衛生を行うまでが、一つの流れだということを覚えておきましょう。

 

患者さんを感染から守るというのは、医療従事者の手を介して感染、つまり交差感染をさせないということです。

 

1患者1処置毎に手指衛生を徹底、処置前後に手指衛生を行うという意識が、交差感染を予防していきます。

 

末梢静脈留置カテーテルの感染対策視点としては、

 

・挿入部位の選択(上肢の方が、静脈炎のリスクは低い)

・挿入部位の皮膚消毒

・滅菌フィルムドレッシングによる固定

・72時間~96時間を基準として、カテーテル交換を行う

 

というように、一つ一つ正しく行うことが、感染対策となります。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

臨床現場では、点滴や注射の場面は非常に多いですよね。

 

点滴や注射の安全管理、感染管理を看護師一人一人が意識することが、正しい医療を提供することになります。

 

どんな処置にも言えることですが、正しい知識や手技を理解していないと、思わぬ事故を起こします。

 

自分自身の身を守るのはもちろん、患者さんに安全、安楽に入院生活を送ることができるように、看護を提供することが大切となります。

 

根拠をもって処置ができるように、正しい知識をつけていきましょう!

 




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