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祝100記事目 異常の早期発見には知識が必要


ブログを11月から初めて、100記事目を迎えました。皆さんの看護師スキルアップを目指せるように、これからも書き続けますので、これからもよろしくお願いしますね!

では、今回は「異常の早期発見は知識」について書いていきますね。 

数日前、臨床現場で実際に私が、異常の早期発見をし、医師に報告、対応した内容になります。

その患者さんは、胆管癌でプラスチックステントが入っている方でした。プラスチックステント挿入後、特に腹部症状や発熱もなく、順調に経過し転院が決まっているような方です。
私は、準夜(16:30~1:05)勤務で、情報収集終了後に、他看護師や師長から「○○さんが発熱しているので、アイスノンを当てておきました。あとで、熱が下がらないようなら、解熱剤で対応お願いできますか?」と頼まれました。

ここで違和感を感じた人は、知識と経験を兼ね備えた看護師です

私は、「わかりました。後は対応しますね。」と話し、すぐ患者さんの所に行き、全身状態の観察を行いました。

私は、 38度以上の発熱とその他の症状は見られないことを確認し、消化器Drにコールをしました。
「先生、腹部症状と血圧などには変化はありませんが、38度以上の発熱をしています。夕食は禁食にしますか?採血は採った方がいいですよね?」と確認しました。Drからは「その通りだね。採血の結果をみて、その後の処置を考えましょう。」と返答があり、採血をしました。

結果としては、禁食、飲水、内服可、抗生剤と点滴で様子を見ることになりました。

なぜ、私はこのような対応をしたのでしょう?

夕方に他看護師や師長から、情報をもらった時点で私は、

「発熱をしたということは、ステントが詰まっている可能性が高いのではないか。さらにプラスチックステントは詰まりやすい。医師に確認し、黄疸や肝機能、炎症反応を見る必要がある。詰まっていると仮定すれば、食事を取ることは患者さんの容態を悪化させる可能性がある。」

このように考えたんですよね。発熱というキーワードだけではここまでアセスメントをすることはできません。

そうです。知識が必要なのです。 知識と経験を兼ね備えた人は、医師と同じレベル、もしくはそれ以上の知識をもって、医師に相談できるのです。

今回の臨床体験から、改めて患者さんの早期異常発見は、身近にいる看護師であると実感しました。
もし私が気がつかなければ、そのまま食事を摂取し、さらに高熱が出る、また腹部症状が出現したかもしれません。患者さんの安全・安楽を守れるのは、看護師です。知識を持って、日々患者さんをケアしていきましょう!




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