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回復リハビリ期にある患者さんの看護。どう対応する?

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今回は「回復リハビリ期にある患者さんの看護。どう対応するのか」について記載していきますね。

 

あなたは、回復リハビリ期にある患者さんの看護を行ったことがありますか?

 

脳血管疾患、脊髄損傷、循環器疾患など、様々な疾患を患い、入院治療を行いますよね。

 

疾患の治療自体は完了しても、ADLが低下している状態では、元の在宅に戻ることが困難になってしまいます。

 

高齢社会が進んでいるということは、当然高齢者が増加している。つまり、一度ADLが低下してしまうと、再び日常生活を送れるレベルのADLに戻すにも、時間がかかるということが想定されます。

 

回復期リハビリテーション病棟と聞くと、

 

「なんとなくリハビリをしているイメージはあるけど、どのようなことを行っているのか、よくわからない。」

 

という風に思っている方が、多いのではないでしょうか。

 

では、回復期リハビリテーションとは何なのか?各過程のリハビリ期の特徴は?回復リハビリ期にある患者さんに対して、看護師はどのように介助していくの?解説していきましょう!

 


 

回復期リハビリテーションとは何なのか?

 

回復期リハビリテーション病棟は、2000年に創設されています。

 

今までは、ゆっくりリハビリを行っていましたが、早期にリハビリを行うことで、機能改善が期待されることがわかったため、現在では積極的にリハビリを行うことが推奨されているんですね。

 

といっても、何もかもが対象になるのではなくて、脳血管疾患、整形の大腿骨頚部骨折など、機能改善の見込みが高い疾患を対象としています。

 

回復期リハビリテーション病棟には、疾患により差があります。

 

例えば、脳血管疾患の場合、発症から2ヶ月以内に転院。回復リハビリ期病棟に入院している期間も、5ヶ月以内。

 

というように、回復が見込める時期に限定されています。

 

回復期リハビリテーション病棟では、通常のADLを維持するリハビリとは違い、1日3時間ほどのリハビリを行い、機能改善を目的としています。

 

といっても、3時間なので、それ以外の日常生活をどのように過ごしていくのかが、機能改善において、重要なポイントになります。

 

日常生活に一番近い存在になるのは、看護師です。

 

退院後の在宅生活が困らないように、日々関わっていくことは、看護師の大事な役割と考えます。

 

各過程のリハビリ期の特徴は?

 

上記で回復期リハビリテーションについて触れましたが、リハビリと一言でいっても、発症してからの時期によって、分けることができます。

 

・急性期

・回復期

・生活期

 

これらの特徴を理解していることが大切です。

 

急性期であれば、発症してから時間があまり経過していないので、当然、病状の変化が起こりやすいですよね。

 

とはいえ、早期リハビリ開始は、今後のADLに大きな影響を与えるので、行う必要があります。

 

そのため、この時期の看護師の役割は、異常の早期発見を基本に、廃用症候群、合併症の予防が大切になります。

 

回復期になると、上記に書いたように機能改善を目的とする時期になります。

 

できないことに、患者さんは苦悩する時期になるので、看護師は、援助を行い繰り返し行っていく必要性を説明しながら、関わっていくことになります。

 

生活期になると、在宅での生活、もしくは施設の生活など、病院を離れて、日常生活を送るために整える時期になります。

 

自宅へ帰れるADLまで、機能改善はしている場合は良いですが、そうでない場合、社会資源を調整していく必要があります。

 

回復リハビリ期にある患者さんに対して、看護師はどのように介助していくの?

 

一つ一つの介助方法について書くと膨大な量になるので、ここでは、考え方について記載していきますね。

 

リハビリテーションでの看護としては、ただ不足部分を介助するだけではありません。

 

不足部分に対して、自分がどのように対処することができるのかを学ぶ機会でもあります。

 

麻痺の患者さんであれば、

 

・ベッド上での寝返り方法

・起き上がり方法

・ベッドから車椅子移乗時の注意点

・車椅子や杖、歩行器などを使用し、歩行する場合

 

というように、ADLの状況によって、看護師が観察していくポイントは変わっていきます。

 

基本的な考え方は、

 

・患者さんにできる部分は行ってもらう

・患者さんができている場合、できていることを素直に伝える

・患者さんができない部分を補いつつ、対応策も伝える

 

という考え方が、大切になります。

 

そして一番大切なのは、チーム医療になります。

 

PT・OT・STのそれぞれの専門的視点で、関わっています。

 

看護師が日常生活援助を行う際に、情報共有をしていることで、患者さんの注意点、さらに維持・向上するポイントがはっきりしていきます。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

回復期リハビリテーションの過ごし方一つで、在宅に戻ってからのQOLに大きな影響が出ます。

 

患者さんによって、ADLは全く異なります。

 

なので、必要な介入ができるように、それぞれの専門的立場で協力しあうことが、患者さんにとってメリットとなります。

 

私が働いている慢性期病棟で、脳血管疾患の患者さんが、これから回復期リハビリテーション病棟へ転院が決まったので、今回書いてみました。参考になれば、嬉しいです。

 





 

 

 

 

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