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救急時の看護を行っている時、感染症に注意することが大事

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今回は「救急時の看護を行っている時、感染症に注意することが大事」について記載していきますね。

 

あなたは、救急時の看護を行ったことがありますか?

 

救急時、急変時には、患者さんの体液を曝露することが多く、針刺し事故を起こす危険性も高まります。

 

特に救急医療の現場においては、患者さんの情報が入院している患者さんと比較すると、圧倒的に少ない状態です。

 

ということは、感染症についての情報もないということを意味しますよね。

 

救急医療の現場では、時間との勝負と言われています。

 

しかし、それが理由で感染拡大をさせてしまうということにはなりませんよね。

 

感染症に関する知識を正しく持ち、状況に応じた対策を行うことは、必須となります。

 

では、救急医療現場における基本的な感染症対策は?救急看護を行う上で、よく見られる感染症の症状とは?来院時のトリアージをする段階で、感染対策を行うことが大切?解説していきましょう!

 

 

救急医療現場における基本的な感染症対策は?

 

基本的な考え方として、患者さんを見ただけでは、どのような感染症を持っているのかというのを把握することは不可能です。

 

ということは、

 

「何か感染症を持っているかもしれない。」

 

と疑って、看護を行うべきです。

 

感染症を疑い、関わる一般的な方法として、標準予防策があります。

 

これを忙しいからといって、疎かにしてしまうと、

 

・自分自身の安全を守ることができない

・患者さんを感染症から守ることができない

・感染拡大をさせてしまうリスクが高まる

 

というようなデメリットが発生してしまいます。

 

標準予防策の適応は、汗以外に病原体がいる可能性が少しでもある場合に適応となるので、当然救急医療現場では、必ず行うことになりますよね。

 

標準予防策というのは、

 

・処置前後の手指衛生

・個人防護具である手袋、マスク、ガウンを装着する

 

を行うことになります。

 

さらに、患者さんの身体に触れる機会が圧倒的に多いのが、救急医療現場になるので、接触感染予防策が重要となります。

 

救急看護を行う上で、よく見られる感染症の症状とは?

 

感染症といっても、一概に特定することはできませんが、症状によって、ある程度予測を立てていくことはできます。

 

例えば、呼吸症状である呼吸困難、咳や痰が多い場合、

 

・痰が多く湿性の咳が見られる場合には、細菌性肺炎かもしれない

・痰がなく、乾性の咳が見られる場合には、非定型肺炎かもしれない

 

というように、症状一つで様々な可能性を考えることはできます。

 

その可能性に対して、感染対策を行っていくことが、自分自身、また患者さんを守ることにつながります。

 

症状という視点で書くと、

 

・意識障害

・頭痛

・腹痛

・下痢

・発熱

 

というように、様々な症状がありますよね。

 

消化器症状であれば、腸管感染症かもしれないし、感染性腸炎かもしれない。発熱を伴うのであれば敗血症というように、重症感染症かもしれません。

 

何が言いたいのかというと、症状に対して感染症に疑うようにしましょうということです。

 

咳や痰が多ければ、マスクをしたくなりますよね。

 

周りに飛沫が飛んでいるので、接触感染予防として手袋をつけたくなりますよね。

 

つまり、症状に対して疑う疾患名の知識があればあるほど、感染症対策を行うことができます。

 

来院時のトリアージをする段階で、感染対策を行うことが大切?

 

時期によって流行する感染症があります。

 

冬の時期であれば、インフルエンザやノロウイルスが、有名な感染症です。

 

嘔吐や下痢が続けば、真っ先にノロウイルスを疑いますし、咳や発熱があれば、インフルエンザを疑います。

 

ここで、すぐに疑って感染対策を行うことが大切です。

 

インフルエンザは飛沫感染ですし、ノロウイルスは吐物があれば、接触感染になります。処理が遅くなれば、空気感染を起こすことにもなります。

 

来院時の初回の関わりで、感染症対策を行うことは、感染拡大の視点において、大変重要となります。

 

一つのポイントとして、患者さんが来院し、初回の関わりをする時、

 

・咳などの呼吸器症状

・嘔吐

・下痢

・水疱

 

などが見られた場合、感染症を引き起こしている可能性が高いので、早々に対応することが大切です。

 

具体的には、感染症の疑いが強い場合には、できるだけ早い段階で、個室隔離を基本対策とします。

 

この対策が遅れてしまうと、感染拡大を引き起こし、院内感染にもなりかねません。

 

とにかく、症状をみて感染症を疑うということが、大切です。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

救急時の看護を行っている時、目の前に生命に対して、全力で向かいますよね。

 

そのために、感染対策よりもスピード勝負になってしまうことが、臨床現場において、感じます。

 

しかし、その後に感染症が発覚して、自分自身、もしくは感染が拡大してしまうことを考えると、恐ろしいですよね。

 

自分自身、処置を受けている患者さん、入院をしている患者さんの安全を守るためには、感染症対策は必須です。

 

正しい感染症対策を行うためには、疾患や症状の知識が大切です。

 

正しい知識を持ち、行動をすることで、感染症から身を守ることにつながります。

 




 

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