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急変時の処置:抹消静脈路の確保

今回は抹消静脈路確保について記載していきますね。

基本的に一般的な抹消静脈路確保と手技自体は変わりありません。
ですが、静脈留置針の太さや素早く確保できる抹消静脈を選んで穿刺する必要があります。

つまり、どういうことかというと、入院中の患者さんには、22G、もしくは血管が細い方には24Gの留置針を使用しても良いです。なぜかというと、「急速輸液を必要としていない」からです。

この急速輸液が必要なのか否か、これが非常に重要なのです。

救急外来で働いている時は、基本的には20Gの留置針を使用し、急速輸液が必要だと判断した場合には18Gの留置針を使用していました。

太い留置針=急速輸液が可能と考えましょう。

超急性期の状態で、今すぐに急速輸液が必要な場合は、点滴バックを手で握りしめながらものすごい量を入れることがあります。循環血液量をあげて、血圧を保つためです。またポンピング対応といって、輸液ルートの側管から注射器で急速に輸液を押し流すこともできます。

細い針だと、これができないのです。 

抹消静脈路の選別ですが、普段であれば両前腕、手背、手関節部、下肢などがあります。基本的には、
肘関節のところは、「関節部位で屈曲するから選ばない」としています。長い目で見れば、確かにそうです。

しかし、急変時に関してはこの考え方は捨てましょう。「すぐに抹消静脈路を確保できる場所」が圧倒的に重要です。

もし、どこでも抹消静脈路を確保できるのであれば、心臓に近い位置、つまり下肢より上肢、上肢でも右上肢というように選択しましょう。 

どうしても抹消静脈路の確保が困難な場合には、中心静脈路ラインの確保が選択されます。これは、看護師ができる手技ではないので、医師がスムーズに処置ができるように、物品の準備をし清潔区域を整備する配慮が必要となります。 

ただし、中心静脈路の確保は、どうしても時間がかかってしまいます。
大量輸液の指示がある場合は、即座に確保できる抹消静脈路が優先となることは覚えておきましょう。

まとめると、
・手技自体は、普段の抹消静脈路確保と変わらない
・留置針は、普段より太い針を選択する
・大量輸液の場合、ポンピング対応といって、シリンジで急速に輸液を入れる方法がある
・選択部位は、下肢より上肢、上肢でも右上肢、心臓に近い位置を意識する
・急性期に関しては、「血管が屈曲しているから」という概念は、捨ててよい

抹消静脈路の確保は、知識も必要ですが、経験値が圧倒的に重要です。普段から点滴をする場面に多く接することができるように、積極的にやることが、急変時の患者さんを助ける技を会得することにつながります。





 

 

 

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