看護師に必要な基礎知識、スキルアップ、メンタルケア、コミュニケーション能力、考え方などを共有して、患者さんに適切な看護ケアを提供できるようにするブログになります。

口腔ケアの意義、看護師の役割とは?

今回は「看護師が行う口腔ケアの必要性」について記載していきますね。

あなたは、看護学生時代に口腔ケアを学習する機会はありましたか?恐らく大半は、習ったことがないと答えるでしょう。

米国では、看護学校で67%学んだというデータがありますが、なんと日本では、22%という圧倒的に低い数字が出ています。多くの場合は、臨床現場で必要性を感じて、学んだといわれることがほとんどです。そして、全国の病院で歯科が併設されているのは、わずか14%なのです。つまり、ほとんどの医療施設では、専門的な口腔ケアを受けることができないのです。

では、口腔ケアを行う意義とはなんでしょう?看護師が行う口腔ケアとは?口腔アセスメントはどのようにするの?解説していきましょう!




口腔ケアを行う意義は?

人は、基本的には口から食事摂取をします。もし、口内が汚染されていたらどうなりますか?疼痛が起こるかもしれません。粘膜から菌が侵入するかもしれません。口腔ケアを行うことは、生活の質を下げず、口腔機能を正常に保つことになります。

看護師が行う口腔ケアの実際とは?

専門的な口腔ケアは、歯科医師や歯科衛生士の専門職の領域になるので、看護師には行うスキルはありません。看護師が行うのは、一般的な口腔ケアです。基本的に毎日行い、口腔内を清潔に保つために行います。

実際の方法ですが、

・ブラッシング

ブラッシングは、デンタルプラークの除去を目的に行います。除去をすることで、上気道の病原菌を減少させる意味合いもあります。1日に1~3回ていねいなブラッシングが推奨されています。

・汚染物の回収

ブラッシングによって破壊されたプラークと最近の回収が必要になります。しかし、口腔ケアを看護師が行うということは、高頻度で患者さん自身で、洗口することができません。また自分でできないということは、嚥下機能も十分ではないことが多く、誤嚥しやすい状況とも言えます。つまり、看護師は汚染物の回収を確実に行う必要があるのです。

・粘膜ケア

口腔ケアを受けるような患者さんでは、乾燥が起こりやすいです。咀嚼や会話することが少ないため、唾液の分泌が少ないのです。乾いてしまうと、汚染が強くなり粘膜が傷つきやすい状況となります。そのため、保湿剤を使用し、保護していく必要があります。乾いたら負けと思っていてもよいでしょう。

口腔アセスメントってどうやって行うの?

実際行っている口腔ケアが、良いのか改善しなければいけないのかアセスメントする必要があります。

見ていくポイントは、いくつかあります。

・口唇
ピンク色で平滑である場合には、正常と判断します。

・舌
色調、舌苔や付着物があるか、乾燥や浮腫をチェックします。ピンク色で潤いがあれば正常と判断します。

・唾液
粘膜にくっついている状態だと、唾液量が少なく乾燥していると判断されます。

・粘膜
色調や発赤、出血の有無をチェックします。ピンク色で潤いがあれば、正常と判断します。

・歯肉
色調、出血、引き締まっているかをチェックします。ピンク色で引き締まっていれば、正常と判断します。

このように、口腔アセスメントを定期的に行っていくことが重要です。これらを点数化して、前回と比較し点数が悪化していないのかを確認し、ケアを追加するか現状維持にするかアセスメントしていくのです。

看護業務が多忙になると、ついつい急性期の患者さんを優先してしまい、口腔ケアがおろそかになってしまいます。しかし、口腔内の悪化は、確実に生活の質を下げる原因となります。意識障害や禁食中で寝たきりの患者さんや、要注意です。栄養状態が悪いことが原因で、気が付かないうちに、口腔内が傷だらけになり、処置ができない状態になることもあります。

そうなる前に、口腔内を適切にアセスメントし、適切なケアが求められます。患者さんを安楽に保つために、忙しい日々ではありますが、知識を持って対応していきましょう!





 

 

 

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