看護師に必要な基礎知識、スキルアップ、メンタルケア、コミュニケーション能力、考え方などを共有して、患者さんに適切な看護ケアを提供できるようにするブログになります。

口から食事を摂る、真剣に考えたことはありますか?

今回は「口から食事を摂ること」について記載していきますね。

健常者にとっては、口から食事を摂ることは当たり前だと思います。
恐らく普段の日常生活では、口から食事が摂れなくなったら?と真剣に考えたことがある人は、極少数でしょう。

しかし、病気によって口から食事を摂ることができない患者さんは、病棟で働いている看護師にとってよくある光景だと思います。 「病気で禁食になっているので、点滴や胃管で栄養管理しているから、仕方ない。」

このように考えてしまいがちです。確かに、消化器の患者さんの場合、消化器を休めるという意味で点滴治療をしています。この場合は治療中なので、「一時的に」口から摂れないのは、仕方がないと思います。しかし、脳外科や肺炎などの、いわゆる嚥下障害を起こしている患者さんが、口から摂れないと判断する時、「本当に一口も食べてはだめなのだろうか?」と疑問が残ります。 

では、口から食べることの意味ってなに?口から食べれない時の気持ちとは?嚥下障害がある患者さんへの介入方法は?解説していきましょう!




口から食べる必要性とは何か?

口から食べるということは、単純に栄養摂取だけではありません。栄養摂取だけだと、極端な話しをすると栄養チューブを入れて、胃に入れればよいだけです。

口から食べることが大切なのは、五感を通じて脳を刺激して、様々な心身に良い効果を生み出します。

・生活リズムの調整
・口腔への自浄作用
・ADLの拡大
・満足感
・精神的に安定する
・向上心が芽生える
・コミュニケーションの場
・他者との関係作り

これら以外にも、様々な効果があるので、口から食事を摂ることは、とても重要だということがわかります。
口から食事をしていないということは、これらが全て狭まり、上記に挙げた内容が全てマイナスとなっていくのです。

口から食べれない時の患者さんの気持ちとは?

想像してみてください。あなたが口から1ヶ月もの間、一口も摂取することを禁止され、点滴や栄養チューブを入れられているとします。いかがですか?絶望的な気持ちになると思います。

口から食べることを困難と判断された患者さんには、絶望や苦しみが続いていることを改めて理解しなければいけません。決して、「点滴や栄養チューブが入っているから、栄養的に大丈夫でしょ。」などと考えないようにしてください。

このような考え方は、患者さんに寄り添って医療を提供する立場として、100%ありません。形だけが寄り添っていたとしても、それは根本的な考え方が間違っていますからね。 

この苦しみを理解している人は、「本当に一口もだめなのだろうか?残された機能を適切に評価しての結果なのだろうか。」と考えていることでしょう。

嚥下障害の患者さんに、介入する方法とは?

言語療法士(ST)と呼ばれるリハビリ専門の方がいます。誤嚥性肺炎や脳外科患者さんには、嚥下障害が見られていることが多いです。適切な評価をするためには、専門分野のSTに嚥下評価をしてもらいます。

食事形態を変更し、体位やポジショニングによって食事摂取が可能になった事例を、臨床現場で数多く見られています。体位や1回量は、各々の患者さんによって様々です。看護師は、嚥下機能を維持する役割があります。食事管理も大変だと感じることもあるでしょう。

しかし、患者さんの満足をしている表情、そして話しができる人は「ありがとう。」と一言話してくれるのです。 

口から食事が摂れることは、患者さんにとってどれだけプラスになっているのかがわかりますね。 

口から食事を摂ることを、簡単に諦めている事例はありませんか?もし、あなたが働く医療施設で、絶飲食の患者さんがいたら、適切な嚥下評価をした上での現状なのか検討してみましょう。嚥下評価をした上での絶飲食であれば、無理に食事摂取をすることで、その患者さんを危険にさらすことになります。しかし、もし可能性があるのなら、 患者さんの気持ちを考えて適切な評価がされるように、アプローチできるようにしていきましょう!





 

 

 

看護師とお金、転職事情について興味ありませんか?

 

「もっとお金が欲しい。」

「職場の環境が・・・」

「もっと自由に働きたい。」

「時間のコントロールをしたい。」

 

このように思う方は、こちらの記事を参考にしてみてください。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

看護師とお金、転職について考えてみる

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。