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後輩看護師に指導する時、どのように伝えていますか?

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今回は「後輩看護師に指導する時、どのように伝えていますか」について記載していきますね。

 

あなたは、指導の場面で、どのような点に注意していますか?

 

看護師と一言でいっても、様々な方がいますよね。

 

すぐ覚えられる方もいれば、何度か反復して覚える方もいます。

 

ちなみに、私は反復して何回もやって、技術や知識を定着させるタイプです。

 

だからこそ、

 

「1度教えたでしょ。これ何回目?」

 

と聞く意味がわかりません。

 

相手に合わせて、指導するという気持ちがあれば、このような言動にならないはずなのです。

 

人に教える方法というのは、様々です。

 

では、相手が覚えやすい状況って何?後で復習より、今、覚える方法がよい?指導内容は、一つではない?解説していきましょう!

 

 

相手が覚えやすい状況って何?

 

突然ですが、授業の講義で、どれぐらい覚えられるでしょうか。

 

わずか5%しか覚えることができないと言われています。

 

つまり、指導された内容も、“ただ”聴いているだけでは、覚えることが難しいのです。

 

学生の頃、教科書や参考書にマーカーをつけたり、実際に経験をして記憶に残そうとしたはずです。

 

このように、人は覚えることが難しいことを理解していれば、上記に書いた

 

「1度教えたでしょ。何回目?」

 

という言動はなくなるはずです。

 

しかしながら、何度も同じ内容を質問され、理解していないと、指導側の気持ちとしては、

 

「覚える気がないんじゃ。」

 

というような感情が出てしまいますよね。

 

大事なのは、相手にメモをとってもらうことです。

 

ただ、指導される側の立場としては、

 

「メモがありすぎて、よくわからない。」

「何をメモすればよいのかわからない。」

 

こんな気持ちがあるのではないでしょうか。

 

私が新人看護師の頃は、まさにメモを取りすぎて、混乱してしまうようなタイプでした。

 

重要なのは、メモをとってもらうだけではなくて、メモを取るポイントを相手に伝えてあげることです。

 

ポイントだけで、理解が得られない場合には、

 

「例えば、今回の○○患者さんの場合には・・・」

 

というように、解説をしていくことが、理解を助けるのではないでしょうか。

 

後で復習より、今、覚える方法がよい?

 

新人看護師や後輩看護師に指導をする場面では、

 

「後で、○○について勉強しておいて。できたら、レポートで見せてくれる?」

 

というやり取りを見かけます。

 

確かに、自分自身で学習することは大切です。

 

でも、

 

「帰ったら疲れて、勉強する気になれないな。」

「調べてみても、なんかよくわからない。どうしたらいいのだろう。」

 

と思ったことはありませんか?

 

経験年数が少ない頃の看護師は、日々の看護業務でヘトヘトになります。

 

なので、指導側は勉強の手助けをしてあげるのが、大切ではないかと考えます。

 

ちょっとした短い時間で、

 

「この部分は、こういう風に調べるとわかりやすいよ。」

「本の○○ページに、似たようなことが書いてあるから、読んでみよう。」

 

というように、調べてほしい内容を今日中に伝えてあげることです。

 

今、教えるということは、

 

「○○さんは、頼りになるし、知識も豊富にある方だ。」

 

というように、お互いの信頼関係を作るきっかけにもなります。

 

相手の勉強スタイルによりますが、一つの指導方法として覚えておくと良いでしょう。

 

指導内容は、一つではない?

 

看護技術や看護についての考え方は、全てが同じではないですよね。

 

指導方法を統一したいと考えがちですが、多様性があってもよいとおもいます。

 

患者さんの状況は、機械と違って、それぞれ違いますよね。

 

ということは、患者さんに必要なケアも違うはずです。

 

基本的な看護技術というのはありますが、多少のケア方法が違ったとしても、安全が確保され、必要なケアが提供できれば良いのです。

 

このように考えてみると、

 

「これは、誰から教わったの?」

 

という言動にはならないはずです。

 

一つのケアについて、安全という部分が確保されていれば、いくつかのやり方があっても良いと思うのです。

 

なので、基礎知識と基礎看護技術を身につけて、臨床経験を得ながら応用力をつけていくのが大切なのです。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

指導が得意な方、苦手な方、覚えやすい方、覚えづらい方、色々な方がいます。

 

どれが良い、悪いではないです。

 

私の中では、相手に合わせるというのが、圧倒的に大切だと考えます。

 

たまたま、指導内容が、相手に合わなかった。

 

そのために、覚えづらかったと考えてみると、どうでしょう。

 

相手に合わせるということは、相手の気持ちを考えるということ。

 

看護において、患者さんの気持ちを考えることは、基本になります。

 

指導力を高めるということは、自分自身を高めることにつながり、相手の看護力を高める。

 

そして、患者さんに適切なケアをすることにつながります。

 

指導する側、される側で大変ではありますが、頑張っていきましょう!




 

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