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臨床指導者と看護学生が、良い関係を維持するには?

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今回は「臨床指導者と看護学生が、良い関係を維持するには」について記載していきますね。

 

あなたは、看護学生に指導をしたことがありますか?

 

・臨床経験が豊富な看護師の方は、臨床指導者として

・臨床経験が浅い、または看護学生という方は、看護学生として

 

見ていくと、良いのではと思います。

 

看護学生が実習に来ると、よく話題になるのが、

 

「今回の学生は、○○なんだよねー。」

 

という話題がすぐに出ます。

 

○○の内容としては、

 

・個性的

・良く勉強をしている

・どう指導していいかわからない

 

といった内容になります。

 

ある調査では、

 

“配慮が必要な学生”

 

というのが、増えてきているという結果が出ています。

 

配慮が必要な学生というのは、

 

・気分が不安定

・相手に合わせずにコミュニケーションをしてしまう

・注意散漫

 

といった内容になります。

 

臨床指導者としては、このような状態の学生に、どう配慮をしながら実習を進めてよいか困惑することがあります。

 

では、そもそも臨床現場で、実習をする意味は?臨床現場という特殊な環境で、看護学生は何を思うのか?臨床現場の指導者は、看護学生にどう配慮すべきか?解説していきましょう!

 

 

そもそも臨床現場で、実習をする意味は?

 

正直に言うと、私が看護学生の頃は、実習に行く意味をよく理解していなかった記憶があります。

 

確かに臨床現場で働く看護を見ることが、看護のスキルアップにつながりますよね。

 

今、考えてみると当たり前のことなのですが、看護学生時代のとき、なんとなく

 

「実習にいく必要があるんだ。」

 

と考えていた気がします。

 

ということは、私と同じように、なんとなく流れに身を任せて実習をスタートしている方も、恐らくいるはずです。

 

話を戻しましょう。

 

臨床現場に行き、実習をする意味としては、

 

・看護技術という技を習得する

・コミュニケーション能力を養う

・相手に合わせる看護を学ぶ

・学校で習った基礎看護技術が、絶対ではないことを理解する

・アセスメント能力を付ける

 

などなど、たくさんの意味を含んでいるのが、臨床現場での実習となります。

 

ただ、全てを極めるのは、私の看護学生時代の感覚だと、難しいのかなと思います。

 

大事なのは、臨床現場で行われている看護とは何なのか?

 

この部分を感じとることではないかと考えますね。

 

実習は、得るものはもちろん多いのですが、身体的、精神的な強い負荷がかかる場所にもなります。

 

臨床現場という特殊な環境で、看護学生は何を思うのか?

 

私が看護学生時代に思っていたことは、

 

「早く実習が終わらないだろうか。ほとんど眠れないし、やることが多すぎる。」

 

という感情でした。

 

臨床現場という特殊な環境では、もちろん強いストレスがかかります。

 

ただ、これだけならなんとか乗り切れるのです。

 

問題は、臨床現場での実習終了後のアセスメント、翌日までに知識整理などです。

 

正直に言うと、臨床現場より帰ってからのアセスメントが、とにかく辛かった記憶があります。

 

疲れているので、少し仮眠をして、夜は寝ないでアセスメントをする。

疲れている状態で、臨床実習を行う

仮眠をして、翌日のアセスメント

 

の繰り返しです。

 

看護学生が、実習中に体調を崩す原因は、間違いなく睡眠不足によるものだと確信しています。

 

臨床現場の指導者は、看護学生にどう配慮すべきか?

 

導入部分で、

 

“配慮が必要な学生”

 

と書きました。

 

インパクトがあるように書きましたが、全ての看護学生に配慮をする必要があると、私は思います。

 

どういうことかというと、臨床指導者の立場としては、看護学生に実習で色々獲得できるように、指導をしますよね。

 

ただ、指導のやりすぎは、看護学生に大きな負荷を与えてしまうことになります。

 

思い出してみてください。

 

あなたが、看護学生時代のときを。

 

指導者から負荷を与えられた分だけ、より帰ってから調べる内容が増えませんでしたか?

 

確かに、対応できる学生もいます。

 

でも、対応しきれない学生もいます。

 

何が言いたいのかというと、一律に指導をするのではなくて、相手の学習状況を把握した上で、課題を提示したほうがよいのではないでしょうか。

 

帰ってから、本などで知識をつけて、アセスメントをしていく。指導者から言われた内容をまとめる。

 

やることはいっぱいですよね。

 

私が臨床指導者の立場として、いつも心がけていることがあります。

 

それは、タイトルにあるように、臨床指導者と看護学生が、良い関係を維持できることになります。

 

課題を、ただ看護学生に与えるだけでは、何をどう調べたらよいのかわからないので、困ってしまうことがありますよね。

 

そうではなくて、道筋を立てて、調べやすい環境を提示してあげて、課題をクリアできるようにする。

 

という配慮が必要なのだと思うのです。

 

ただでさえ疲れている状態なのに、指導者によるストレスはなるべく与えないほうがよいです。

 

良い関係を維持するために、私がいつも声をかけていることがあります。

 

看護学生に対して、

 

「帰ってからの方が大変だよね。調べる内容とかは、なるべく手伝うから最後まで頑張るんだよ。」

 

と声を必ずかけています。

 

こういう声かけをすると、看護学生の立場としては、

 

「この人はわかってくれているのだな。」

 

と思うようになり、良い信頼関係を維持できるのではないでしょうか。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

臨床指導者の対応一つで、看護学生の負荷が強くなることもあれば、弱くなり適正にもなります。

 

命を取り扱う医療現場なので、時には厳しい指導も必要になります。

 

ですが、厳しいばかりが、正しい指導ではありません。

 

ルーチンに指導をするのではなくて、相手に合わせた指導、つまり相手の気持ちを考えて、進めていくことが大切になります。

 




 

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