看護師に必要な基礎知識、スキルアップ、メンタルケア、コミュニケーション能力、考え方などを共有して、患者さんに適切な看護ケアを提供できるようにするブログになります。

あなたは知らずに、だめな叱り方をしていませんか?

今回は「だめな叱(しか))り方」について記載していきますね。

あなたの叱る目的は、なんですか?

「自分が困りたくないから。」
「嫌だと思ったから。」

こんな理由で、後輩や同僚スタッフに対して怒っていることはありませんか? 
このような感情で叱ることは、自分本位で感情のままになります。当然言葉選びもしないので、相手も不信感や軽蔑感を抱く可能性が非常に高くなります。

では、どのように叱ってしまうとだめなのでしょう?アメとムチは良いっていうけど、本当?叱ってから、大事なこととは何か?解説していきましょう!



知らずに、人格否定の言葉を使っていませんか?

「あなたには、正直がっかりしました。」
「あなた、前回も同じことしたでしょ。」

このような言葉は、YOU(あなた)+否定的な言葉なんですよね。 私自身も、何度もこのような否定をされたことがありますが、精神的にはかなりダメージが大きいですね。

つまり、YOU(あなた)=ダメ(否定)というように、感じてしまうんですね。

・可能性を否定する

「この仕事に向いていないのかもしれないね。」
「うちの職場に合っていない。」

こんな言葉を聞いたことはありませんか?これは、直接的ではないものの、今後の成長を否定する言葉になります。受け手としては、「あなたは努力をしても、成長は期待できない。」といわれているように、感じるのです。

・今までの背景を否定する

「今まで何を勉強してきたの?」
「最近は若い子はね。」

このように、学歴や社会環境といった、今までの成長過程を否定するような発言は、過去の人生を否定していることに発展します。家族や恩師といったように、家庭環境も否定することになるので、気をつけましょう。

相手を責めるYOUメッセージ、攻めないIメッセージとは?

「そんなことも(あなた)はわからないの?」
「何回聞いたら、(あなたは)わかるの?」

このようなフレーズを聞いたことはありませんか?これが、YOU(あなた)なのです。相手を責めたい気持ちが前に出てくると、YOUのメッセージになってしまうんですね。

YOUメッセージは、攻撃的なので相手を畏縮させてしまいます。感情のままに話してしまうと、攻撃的になってしまうので気をつけましょう。

では、どうするか?

「とても重要なことなので、理解してほしいと(私は)思っています。」
「大事なことなので、自分で考えてもらいたいと(私は)思っています。」

どうでしょう?YOUメッセージと比較すると、明らかに不快を感じにくいと思います。

叱る時には、YOUメッセージになりがちなので、Iメッセージを意識していきましょう。

アメとムチは良いっていうけど、本当?

アメとムチって、外からの力を受けて行動します。具体的には、評価、報酬、恐怖、指示命令などが該当します。
これらは、その場では力が発揮されるでしょう。

しかし、あなたも経験があると思いますが、持続力がないんですね。怒られたときには、素早い行動がとれますが、家に帰ったら続かないですよね?つまり、即効性はあるけど、持続しないのであまり良いとはいえません。

では、どうしたらいいのか?

「この人ならついていける。」と思う人が、周りにいますか?このような人の特徴は、充実感や達成感を与えてくれる人物、仕事の面白さや楽しさを教えてくれます。

この場合、持続力がありお互いに環境がとてもいいんですよね。毎日指摘されて行動するより、良いところを伸ばすように指導してくれる人のほうがいいですよね。

過度に、アメとムチは使いすぎないようにした方がいいですね。

叱ってから、大事なこととは?

人間の行動は、感情の影響を受けます。ポジティブなら積極的に行動しますし、ネガティブなら消極的になります。

叱った後、ネガティブな感情になり消極的な行動になりがちです。叱ってそれで終わりではなく、ポジティブな感情になり、「よし!次は頑張ろう!」というような気持ちにすることが大事なのです。

叱り方が上手な人は、これを必ず行っていると思います。しかし、今までの経験上、叱ったらそれでスッキリしてしまうような行動や言動が目立ちます。これではダメなのです。

それだと、ただ感情にまかせて叱っているだけです。相手に何のメリットもありません。

必ず、相手をフォローするような言葉をかけるのを、徹底するようにしましょう。これを行うことで、自分自身の成長にもつながりますし、相手も過度にメンタルがやられることもなくなります。




関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。