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透析療法ってなに?看護師として必要な看護とは

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今回は「透析療法ってなに?看護師として必要な看護とは」について記載していきますね。

 

あなたは、透析患者さんに看護を提供したことがありますか?

 

「腎臓の数値が悪いから、透析をしないといけない。」

 

このように患者さんや家族は、透析の説明を聞いて治療を継続していきます。

 

患者さんによって、週○回というように、透析を行う回数も違います。

 

「透析を調べてみたんだけど、専門用語が多くて難しいんです。」

 

こんな風に聞いたこともあります。

 

看護師として透析を理解するためには、腎臓のしくみ、そして透析療法について、知識に基づいて理解をする必要があります。

 

では、そもそも腎臓のしくみってなに?腎臓の検査値を理解するのがポイント?透析療法とはなに?透析後の腎臓の検査値をどうみる?解説していきましょう!

 


 

そもそも腎臓のしくみってなに?

 

腎臓って、心筋梗塞や脳梗塞など、急激に生命を奪ってしまうイメージが、あまりないかもしれません。

 

しかし、看護師として働いていると、腎臓の機能はとても重要な臓器だということがわかります。

 

腎臓の数値が急激に悪くなり、排尿がないと、数日以内に亡くなってしまう可能性が非常に高まります。

 

なぜかというと、腎臓は、尿を作り出すことで、体から老廃物や余分な水分を捨てる力があります。

 

つまり、腎臓がダメになってしまうと、体に不必要なものが溜まってしまい、その結果として死に至る場合もあるのです。

 

じゃあ、看護師として、どうやって腎臓が働いているのかを判断したら良いでしょうか。

 

腎臓の機能を確認する方法としては、

 

・1日何ml出ているのか

・厳密な場合、1時間何ml出ているのか

・血清クレアチニンの値

・eGFRの値

 

これらの方法で、客観的に確認することができます。

 

排尿量については、その方の背景にも左右されます。水分を1日どの程度摂取し、排尿がどの程度なのか。ここが判断基準になります。一般的には、成人であれば、1000~1500ml辺りが良いですし、高齢者であれば、700ml程度でも良いといわれています。

 

あくまで、IN・OUTを見ていき、大きな差がないのかを見ていく必要があります。

 

腎臓の検査値を理解するのがポイント?

 

では、検査値の説明をしていきますね。

 

クレアチニンというのは、体にとっていらない老廃物を測定しています。

 

つまり、

 

・クレアチニンの値が低い=腎臓がしっかり働いて、老廃物を出している

・クレアチニンの値が高い=腎臓が働いていなくて、老廃物を出しきれていない

 

こういう風に判断できる検査値なので、急激にクレアチニンの値が高いと、腎臓が働いていないと判断する材料になります。

 

ただ、体格によって誤差が出ます。

 

そのため、eGFRという検査値も一緒に見ていきます。

 

この数値の見方は、正常は100、ダメなら0という考え方です。

 

クレアチニンと年齢から得られる数値になるので、もう少し詳しく腎臓の機能を見ることができます。

 

これらを理解しているだけで、患者さんや家族に質問をされた時に、簡単に説明することができますし、看護を提供するものとして、観察点が見えてきます。

 

透析療法とはなに?透析後の腎臓の検査値をどうみる?

 

では、腎臓の機能と検査値を理解してもらった上で、透析療法について触れていきます。

 

透析療法とは、余分な水分と老廃物を尿の代わりに出してあげることをいいます。

 

腎臓が悪くなると、なぜ死に至ってしまうのかを簡単に触れます。

 

・水が溜まると、酸素が供給できなくなり、酸素欠乏状態になる

・カリウムが溜まると、心臓の筋肉がマヒしてしまい、心臓が止まってしまう

 

これが、生命に直結する内容になります。

 

透析を受けている患者さんを看護したことがある方は、思い出してみてください。

 

水分制限があり、食事についても腎臓食、つまりカリウム制限食を出しているはずです。

 

これを行わないと、死に至るからです。

 

細かな部分を覚えるとたくさんありますが、透析療法というのは、余分な水と老廃物であるカリウムを、体から出すと覚えておきましょう。

 

では、透析後にもクレアチニンやカリウムなどの採血を行いますよね。

 

尿が出ない状態になっても、検査値を見ていくのは、なぜでしょうか。

 

この場合には、腎機能の数値を見ているわけではないので、注意しましょう。

 

何を見ているのかというと、透析の効率をチェックしています。

 

間違っても、

 

「○○さん。クレアチニンの数値がよくなっていますよ。腎臓がよくなったみたいです。」

 

と伝えないようにしましょう。

 

透析のバランスを見ていて、不足していれば高い数値が出ますし、多ければ低く数値が出ます。

 

これを見ていくことで、患者さんに適切な透析ができているのかを判断できる材料になるので、覚えておきましょう。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

なんでもそうですが、正しい知識をつけることは大切です。

 

患者さんや家族に正しい情報を伝えるためには、正しい知識が当然必要です。

 

正しい知識がないと、異常の発見をすることもできないですし、適切な看護ケアを行うこともできません。

 

患者さんの立場で考えると、知識が豊富な看護師の方が信用できるし、信頼関係が明らかに構築しやすいです。

 

医療は日々進歩しているので、正しい知識をつけていきましょう。

 




 

 

 

 

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