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骨粗しょう症ってなに?看護師にとって必要な知識とは

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今回は「骨粗しょう症ってなに?看護師にとって必要な知識とは」について記載していきますね。

 

あなたは、骨粗しょう症の患者さんに看護を提供したことがありますか?

 

人間の骨は、約200個の骨で形成されています。

 

現代の日本は、超高齢社会です。

 

病院で働いていると、90歳代の患者さんを多く見かけます。

 

私の感覚としては、

 

「70歳だと若くて、80歳だと、まぁ普通かな。」

 

こんな感覚です。

 

このように、平均寿命が延び嬉しいことではありますが、骨は年齢とともに弱くなります。

 

骨が弱くなると、腰痛や骨折というように、様々な症状が出現してきます。

 

できれば、腰痛や骨折がなく、日々の日常生活を過ごしたいですよね。

 

では、骨粗しょう症ってなに?どんな症状があるの?骨粗しょう症を予防するために、食事で気をつけることは?骨粗しょう症予防に必要な運動とは?解説していきましょう!

 

 

骨粗しょう症ってなに?どんな症状があるの?

 

骨が弱くなり、骨折しやすい状態を骨粗しょう症といいます。

 

原因としては、

 

・骨密度の低下

・骨質の劣化

 

大きく、この2つが骨の強さに影響していることが知られています。

 

特に、骨密度は70%とされているので、骨粗しょう症の検査には、骨密度を測定しています。

 

骨粗しょう症は、自覚症状はあまり見られないのが特徴です。

 

高齢になり、何らかの原因で転倒をし、骨折をしてしまった。

 

「検査をしたら、骨粗しょう症だった。」

 

このように、初めて知るということも珍しくありません。

 

骨粗しょう症の自覚症状は少ないと書きましたが、一般的には骨折後に症状が出現すると考えると良いです。

 

例えば、よく高齢者の方で、背中や腰を曲がっている方を見かけたことがあるのではないでしょうか。

 

この場合、圧迫骨折を起こしている場合があります。

 

というのも、圧迫骨折を起こしていると、骨の前側つぶれるので、腰が曲がるのです。

 

姿勢が悪い場合にも、同じ姿勢になることはあるので、腰痛などの痛みがある場合には、レントゲンで確認する形がよいでしょう。

 

骨粗しょう症の患者さんの症状としては、

 

・背中や腰を痛がる

・背中や腰が曲がっている

・背が低くなった

 

これらの自覚症状を訴えることが多いので、覚えておきましょう。

 

骨粗しょう症を予防するために、食事で気をつけることは?

 

「骨を強くするためには、カルシウムを摂ればいい。」

 

このようなイメージを持っている方は、多いのではないでしょうか。

 

確かに、骨の成分にはカルシウムを含んでいますが、それだけ摂取していれば良いということではありません。

 

骨の成分としては、主にタンパク質とカルシウムが大切になります。

 

しかし、あくまでバランスのとれた食事が、基本なので忘れないようにしましょう。

 

骨を作り出すのは、骨芽細胞という細胞が行っています。

 

骨に必要な、主な栄養成分について簡単に解説すると、

 

・カルシウムは、骨の主成分で、重要な役割を担っている

・タンパク質は、骨に必要なコラーゲンである

・ビタミンDは、カルシウムの吸収を促進させ、排泄を弱める

・ビタミンKは、カルシウムが骨から出て行くのを抑える

 

このような役割を、各々が担っています。

 

患者さんに質問をされたときに、このように説明すると、正しい情報を提供できることになるのではないでしょうか。

 

骨粗しょう症予防に必要な運動とは?

 

骨と運動が良いというイメージは、あまりないかもしれません。

 

ですが、日常生活に運動を取り入れることは、骨量の減少を抑え、さらに転倒による骨折予防につながります。

 

どのような運動を取り入れるのかは、年齢や身体状況によります。

 

・背筋運動

・腹筋運動

・スクワット

・ウォーキング

 

などが挙げられます。

 

背筋運動は、圧迫骨折を予防できますし、腹筋運動だと、腰痛予防を期待できます。

 

どの運動をするにも大事なのは、習慣化させることです。

 

習慣化させるためには、2週間~3週間の継続が必要です。

 

1週間ぐらいが、一番やめたくなる時期になります。

 

そこを乗り越えると、日常生活にうまく取り入れることができるようになり、それが当たり前と思えてきます。

 

なので、まず2週間~3週間続けるという気持ちで、取り組んでみるように説明することが大切になります。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

超高齢社会の日本において、骨折や寝たきりの患者さんが、今後増えてくるのではないかと思います。

 

骨折をしてしまうと、元のADLに戻すことが困難な方も、たくさん見てきています。

 

看護師として、骨粗しょう症の知識を得た上で、患者さんに関わることは大切になっていきます。

 

どんな疾患に対してもですが、正しい知識を持っていないと、正しい情報提供、看護を提供することはできません。

 

入院生活だけではなく、退院後の生活まで考えて看護を提供することが求められています。

 

正しい知識、大事にしていきましょう。

 



 

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