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ドレーンの自己抜去や事故抜去の予防は、看護師として必要

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今回は「ドレーンの自己抜去や事故抜去の予防は、看護師として必要」について記載していきますね。

 

あなたは、ドレーンが入っている患者さんの看護を行ったことはありますか?

 

入院している患者さんの状態によっては、ドレーン(チューブ)を挿入します。

 

目的は、患者さんの状態によって様々な理由がありますが、体内にある消化液や血液、膿などの様々なものを体外に出すことをドレナージといいます。

 

このドレナージですが、看護師としてドレナージの目的、性状、方法を理解することが、患者さんの安全につながるので、必ず根拠を持って看護を提供するようにしましょう。

 

治療に必要なドレーンですが、あくまで患者さんに体にとっては異物です。

 

当然、不快症状も出やすいです。

 

不快症状があったら、あなたはどうしますか?

 

ドレーンの必要性が理解できなければ、私なら抜去するのではないかと思います。

 

しかし、自己抜去は治療の妨げになるだけではなく、生命の危機に直結することにもなることがあるので、予防しなければいけません。

 

では、ドレーンの自己抜去予防と対処方法は?ドレーン自己抜去をされてしまったとき、どう対処する?ドレーンの事故抜去が起きないためには?解説していきましょう!

 


 

ドレーンの自己抜去予防とは?

 

自己抜去とは、患者さんがドレーンの必要性を理解できずに、無意識、または故意に抜いてしまうことを言います。

 

この自己抜去ですが、看護師からの予防行動を提供することが非常に重要です。

 

しかし、ドレーンが入っている全ての患者さんに予防行動はとりません。

 

自己抜去の発生リスクが高いと想定される患者さんは、

 

・ドレーンの必要性を理解できない認知症患者さん

・ドレーンの不快感を常に訴えている患者さん

・不穏患者さん

 

が該当します。

 

ドレーンの自己抜去予防の視点としては、

 

・鎮痛薬や睡眠薬は適切か

・高齢者、認知症、せん妄、電解質異常はないか

・ドレーンの必要性を理解しているか

・意識レベルは適切か

 

などの視点で見ていき、該当する項目が多ければ、治療のために身体抑制を考慮します。

 

身体抑制をする場合には、一時的に必要なのか、ドレーン抜去まで必要なのかをアセスメントし、ルーチンで身体抑制をしたままにしないようにしましょう。

 

一例として、

 

・薬剤使用による一時的な意識レベルの混濁

・全身状態悪化による認知面の低下

 

というのであれば、回復した時点で身体抑制が解除できるかもしれません。

 

・高齢者で認知症

・ドレーンの必要性を理解できない

・コミュニケーションがうまくとれないが、ADLは良い

 

というのであれば、ドレーンが抜去するまで、治療と安全という視点で身体抑制は必要になるでしょう。

 

適切なアセスメントをすることが、安全、安楽な看護を提供することにつながります。

 

ドレーン自己抜去をされてしまったとき、どう対処する?

 

ドレーンの自己抜去予防を行っていても、予想外に自己抜去されてしまうことは、臨床現場ではあります。

 

その場合の対処行動を理解することが、看護師として大切です。

 

ドレーンの自己抜去をされてしまった時には、

 

・速やかにバイタルサインの測定を行い、出血や全身状態(意識レベル)を観察する

・医師に状況報告を行う

・ドレーン抜去部の観察を行い、出血があればガーゼで圧迫止血を行う

・ドレーン抜去の先端を確認する(なければ、体内に残っていることを意味するため)

 

という行動をまず行います。

 

ドレーンの種類によっては、生命に直結することもあるので、緊急時の対応ができるように準備をすることも大切です。

 

ドレーンが抜去されても良い状態であった場合には、経過観察ということもありますが、緊急で処置が必要なことも十分にあります。

 

処置が遅れないように、カテーテルの準備、場合によっては処置室に移動できるように対応することが求められます。

 

ドレーンの事故抜去が起きないためには?

 

事故抜去とは、患者さんが意図せずに、ベッド柵、車椅子、点滴スタンドなどに引っかかって、抜けてしまうことを言います。

 

この場合、患者さんの認知面、理解力はある一定水準も保たれている状態になります。

 

なので、看護師として事故抜去予防を行うポイントとしては、

 

・ドレーンは、移動に適した長さか

・ベッド周囲の環境整備は問題ないか

・ドレーンの固定テープは剥がれていないか

・ドレーン固定の縫合糸が外れていないか

・移動時、ドレーンを気にしている様子はあるか

 

などの視点で見ていきます。

 

臨床現場での体感としては、自己抜去をすることはなくても、移動時にあまりドレーンを気にしていないことが、多いのではないかと思います。

 

事故抜去を予防するためには、普段の患者さんの行動パターンを理解し、未然に防ぐという視点が大切です。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

看護師として働く上で、ドレーン管理は必須になります。

 

どの科に所属していても、様々なドレーン管理があります。

 

ドレーン管理を安全に行うためには、

 

・患者さんの状態を適切に捉えること

・ドレーンの必要性を看護師が正しく理解すること

・ドレーン抜去予防の方法を理解していること

 

などが必要になっていきます。

 

患者さんの安全、安楽を正しく提供するためには、正しい知識が必須になります。

 

知識を大切にしていきましょう。

 




 

 

 

 

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