看護師に必要な基礎知識、スキルアップ、メンタルケア、コミュニケーション能力、考え方などを共有して、患者さんに適切な看護ケアを提供できるようにするブログになります。

点滴や注射の正しい知識や方法を、看護師として理解しよう

06e8be35dd9a371af92f815cf910711b_s

 

今回は「点滴や注射の正しい知識や方法」について記載していきますね。

 

あなたは、正しい知識を持って、点滴や注射を行うことができていますか?

 

点滴や注射を行う際には、医師の指示のもとで看護師が行っていますよね。

 

確かに医師の指示のもとですが、言われたとおりに100%やっていれば、必ず大丈夫とはいえません。

 

患者さんを守る最後の砦は、看護師だと言われます。

 

臨床現場で働いていると、確かにそうだと思う部分は、多く存在します。

 

看護師がおかしいと気づき、医師に確認すると、

 

「あーごめんごめん。単位が間違っていた。」

「量が多かった。」

 

ということもあり、未然に事故を防いだこともあります。

 

このことから、手技や薬剤について、正しい知識や方法を理解している必要があります。

 

では、血管が出るように、駆血帯を締めすぎるのは、なぜだめなの?高血圧が続く=降圧剤と判断してはいけない場合とは?皮内テストを、今は行わないのはなぜ?新常識とは?解説していきましょう!

 


 

血管が出るように、駆血帯を締めすぎるのは、なぜだめなの?

 

採血や点滴をする際には、必ず患者さんに針を用いて行われます。

 

若くて元気な方であれば、血管の弾力や太さ、走行がはっきり見える場合が多いので、タイトルのような問題は、あまり考えないこともあります。

 

しかし、現代は超高齢社会です。

 

高齢者で何らかの疾患で入院をした場合、血管が細く、針を刺した瞬間に内出血を起こすことも、めずらしいことではありません。

 

そのため、看護師の立場としては、慎重に血管を選定する場合も多いのです。

 

じゃあ、駆血帯を1分以上締めすぎると、なぜだめなのでしょうか?

 

簡単に言うと、採血結果に影響が出てしまうためです。

 

血管を浮かすための方法としては、

 

・駆血帯を巻く

・クレンチングを行ってもらう

・血管を叩いて浮かす

 

などの方法があります。

 

これらを長時間行うことで、カリウム濃度が上昇することが言われています。

 

それ以外にも、TPやAlbといった栄養を見る指標にも、影響が出ていると報告があります。

 

では、どう対応したらよいのでしょうか。

 

具体的には、

 

・駆血帯を締めて、血管が見つけられない場合には、一度外す

・駆血帯を締める前に、血管を選定できる範囲で行う

・患者さんにクレンチングを何度も行わなくても良いことを伝える

 

などの方法があります。

 

しかし、これでも血管が見つけにくい場合も結構あります。

 

その場合には、狙っている血管の周囲を、温かいタオルなどで加温してみましょう。

 

温めることで、静脈を怒張させることになります。

 

入浴やシャワー浴後に、針を刺すというのも有効なので、覚えておきましょう。

 

高血圧が続く=降圧剤と判断してはいけない場合とは?

 

一般的には、高血圧の状態が長く続くと、様々なリスクを考えます。

 

そのため、降圧剤を使用して、正常範囲で血圧を保つことが必要と考えますよね。

 

ただ、これが絶対ではないということを知っていることが大事です。

 

脳梗塞を発症した初期では、高血圧が持続する場合も多いです。

 

脳には、自動調節能という機能があります。

 

脳梗塞で脳にダメージが起きてしまうと、この自動調節能が働かなくなり、脳の血流量が低下します。

 

つまり、この状態で血圧を下げてしまうと、さらに脳の血流量を下げてしまい、脳組織のダメージをさらに広げてしまう危険があります。

 

このように、

 

血圧が高い=降圧

 

というのではなくて、患者さんの疾患を考え、病状を理解した上で、対応していくことが求められます。

 

何事もルーチンで対応することはないので、正しい知識と判断が大事なのですね。

 

皮内テストを、今は行わないのはなぜ?新常識とは?

 

私が、まだ経験が浅い看護師だった頃は、抗菌薬投与前に、必ず皮内テストを実施していました。

 

ですが、エビデンスとして、必ずしも皮内テストで問題がなかったとして、投与しても100%大丈夫というものはありません。

 

実際、皮内テストは問題がなかった患者さんで、投与後にアレルギー症状が出た患者さんもいました。

 

このようなことから、皮内テストがアナフィラキシーショックを予防することが確実ではないとされました。

 

現在では、皮内テストの代わりとして、

 

・問診による薬剤投与歴、アレルギー歴を十分に確認する

・救急処置ができるように、近くに準備を必ずしておく

・投与初期に発生することが多いので、観察の強化

 

を行っています。

 

どんなに慎重投与をしたとしても、副作用症状が出てしまう場合もあります。

 

大事なことは、

 

素早く異常を察知できるか

 

ここが大事になります。

 

素早く対応することができれば、患者さんも重症化しないことも多いです。

 

何かの処置を行えば、必ず何かのリスクがあるので、覚えておきましょう。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

看護師として働いている上で、点滴や注射を扱う場面というのは、非常に多いです。

 

患者さんによって、薬剤や投与スピードも違いますし、投与方法も異なります。

 

点滴や注射を理解することは基本として、患者さんの全身状態を把握することが、安全のために必要なことです。

 

一つ一つの知識の積み重ねが、看護師としてのスキルアップにつながり、患者さんの安全につながります。

 

知識を大切にしていきましょう。

 




 

 

 

 

看護師とお金、転職事情について興味ありませんか?

 

「もっとお金が欲しい。」

「職場の環境が・・・」

「もっと自由に働きたい。」

「時間のコントロールをしたい。」

 

このように思う方は、こちらの記事を参考にしてみてください。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

看護師とお金、転職について考えてみる

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。