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あなたはノロウイルスの対策、しっかりできていますか?

今回は「ノロウイルスの対策」について記載していきますね。

冬の時期になると、病院や施設、飲食店など幅広い場所で、ノロウイルスの対策がとられてきます。

それは、ノロウイルスは感染力が強く、人→人に感染するため、対策がしっかりしていないと、感染が拡大してしまう恐ろしい事態になるからです。

想像してみてください。病棟の患者さんが、次々にノロウイルスに感染してしまったら?
施設にノロウイルスが発生し、高齢者が次々と下痢や嘔吐を繰り返し、体力を消耗させてしまったら?

看護師や介護職の方が、ノロウイルスに感染し、仕事をする人がいなくなってしまったら?

恐ろしいですよね。ノロウイルスの正しい知識、必要だと感じます。

では、ノロウイルスが疑われた場合、有効な消毒方法ってなんだろう?その場の消毒だけではだめ?継続が必要な理由って? なぜ広範囲の消毒をしなければいけないの?解説していきましょう!




ノロウイルスが疑われた場合、有効な消毒薬ってなに?そもそもノロウイルスって?

消毒用アルコールでは、ノロウイルスに対して十分な効果が得ることができません。ノロウイルスの主症状は、嘔吐と下痢です。

では、吐物や糞便1gあたりにどれだけ、 ノロウイルスが含まれているかご存知ですか?

糞便:100万個~10億個
吐物:100万個

こんなに多いんです。 私、これを知った時にびっくりしました。「そりゃー、人に感染してひどい症状になるはずだ。」と思いましたね。

どれぐらいのノロウイルスが、人に入ると感染を起こすのでしょう?驚きですが、100個程度で感染を起こすんです。なので、感染者が拡大しやすいので、手指衛生の徹底をすることが言われているんですね。

では、こんな危険なノロウイルスに対して、どんな消毒薬がよいのでしょう?

ずばり、次亜塩素酸ナトリウムを使用していきます。この消毒薬は、金属部分に使用すると、腐食作用があるので、消毒後にしっかりと水拭きをしましょう。 

その場の消毒で終わりではなく、継続が必要な理由とは?

ノロウイルスは、嘔吐や下痢などの症状が消えた後も、7日間以上便に排出されるんですね。そのため、感染した人が、気付かずに環境汚染をしている場合があります。

これこそが、感染を拡大させてしまう原因です。知らず知らずに、人→人に伝染してしまうんですね。

じゃあ、どうしたらいいの?という話しになりますよね。

ずばり、感染している方、面会者、医療従事者、介護関係者、全てに関わる人が、石けんと流水による手指衛生を徹底する必要があります。

これが基本ですが、医療関係者や施設の方は、これでも十分とはいえません。
感染している人は、なるべく共有するものを少なくしたほうが良いです。手指衛生を徹底したとしても、もしそこに菌が残っていて、廊下の手すりを触ったとしたら?

そうです。ノロウイルスは、長期間安定して存在することができるので、誰かが触れたら感染する恐れがあります。

じゃあ、どうしたらいいのでしょう?これは、毎日清掃するしかないです。なので、もし個室があるなら隔離という形をとり、感染拡大を防ぐほうがよいでしょう。

それが叶わない状況(例えば、認知症で行動抑制ができない方など)がある場合には、廊下の手すり、手すりがある体重計、歩行器、車椅子、ドアなど、環境を介した接触感染を予防していく必要があるのです。

理解ができる方の場合には、こちらで毎日次亜塩素酸ナトリウムを染み込ませた、ガーゼなどを自室に準備し、トイレなど使用したときに拭いてもらうように指導するのも大事ですね。

ノロウイルスは、なぜ目に見える便や吐物以外にも広範囲に消毒しないといけないの?

まずノロウイルスの知識として、吐物が乾燥すると、どうなるでしょう?

塵や埃として舞い上がり、それを吸い込むことで感染することもあるんです。なので、飛散した範囲を全て消毒する必要があるんですね。

じゃあ、広範囲ってどこまでやればいいの?という話しになりますよね。

実際に実験されたデータによると、半径2m程度の範囲には飛散するということが言われています。なので、吐物から半径2mまで、次亜塩素酸ナトリウムを使用して、消毒する必要があります。 

ノロウイルスが発生してからの、行動一つ一つが感染拡大を防ぐことになります。正しい知識を持って、行動することが、患者さんや利用さんなど、体の弱い方を守ることができます。

あなたは、ノロウイルスが発生したら、正しい知識を持って行動することができますか?





 

 

 

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