看護師に必要な基礎知識、スキルアップ、メンタルケア、コミュニケーション能力、考え方などを共有して、患者さんに適切な看護ケアを提供できるようにするブログになります。

看護師のコミュニケーション能力で、看護の質は変わる

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今回は「看護師のコミュニケーション能力で、看護の質は変わる」について記載していきますね。

 

あなたは、看護スタッフ同士、または患者さんとのコミュニケーションを円滑に行うことができていますか?

 

言葉って、一つ言い方を間違えると、意図しないことが伝わってしまいますよね。

 

相手に伝える方法は色々あります。

 

わざときつめに伝える、逆にやんわり伝える方法もあります。

 

会話をする時、正しい方法を選択しないと、看護師同士の人間関係が悪くなり、患者さんとの信頼関係が崩れてしまうこともあります。

 

では、

 

相手の反応を見ながら、話し方を変える方法とは?

相手を傷つけやすい看護師の特徴とは?

相手の顔を見ながら話すことで、正しく伝わっているかがわかる?

 

解説していきましょう!

 

相手の反応を見ながら、話し方を変える方法とは?

 

相手に何か伝えたい時、自分の感情だけで伝えようとしていないでしょうか。

 

この方法で伝えていると、一方通行になりやすく、話し合いが円滑にできなくなることがあります。

 

じゃあ、どうしたら良いの?

 

という話しになりますが、DESC法という考え方が役に立ちます。

 

D:何を話し合いたいのか、解決したいのかを客観的に明確に示す

 

E:自分の主観的な気持ちに冷静に伝える、または共感する態度

 

S:相手にしてほしい行動、解決策を提案。具体的で現実的、小さな行動変容を提案

 

C:相手のYES、NOの反応で、表現する方法を考えておく

 

という意味になります。

 

では、実際にあてはめて考えてみましょう。

 

D:○○さん。明日までの提出物はいつできるの。

 

E:○○さんは、どうしていつも提出物がギリギリなの。

 

S:○○さん、もう少し早く提出できませんか。見る側のことも考えてください。

 

C:(YES)の場合は、これからは気をつけてください。

  (NO)の場合は、信頼を失っても知りませんよ。

 

というようなやり取りを、一度は聞いたことはないでしょうか。

 

これは、きつめな言動でやり取りした一例となります。

 

このように伝える必要がある場面もありますが、あまり効果的ではないことが多いと感じます。

 

では、次に“やんわり伝える”考え方だと、どう変化するでしょうか。

 

D:○○さん。もう提出物は出せたのかな。

 

E:○○さん、いつも仕事で忙しいけど頑張ってるよね。

 

S:○○さん、提出物は早めに出したほうが、気持ちが楽かもしれないね。

 

C:(YES)の場合は、大変だけど頑張ろうね。

 (NO)の場合は、わかったよ。提出物をやるのは大変だけど、時間を作ってやろうね。

 

というように変化します。

 

2つを比較してみて、どうでしょうか?

 

どちらが良いということではなくて、相手の感情レベル、またはどういうタイプなのかを見極めることが大事です。

 

あまり強く言われてしまうとダメなタイプであれば、後者のやんわり伝える方法が効果的です。

 

私が後輩看護師に伝えるときは、この“やんわり伝える”方法を実践していることが多いです。

 

相手に伝える方法は、たくさんあるので身につけることで、コミュニケーション能力があがり、結果として相手に不快感を与えないことにつながります。

 

相手を傷つけやすい看護師の特徴とは?

 

病棟看護師として働いていると、

 

「伝え方がきついなー。もうちょっと相手の気持ちを考えたらいいのになー。」

 

と感じる場面はありませんか?

 

自分の意見や気持ちを率直に、思うままに伝えると、相手に不快感を与えてしまうことがあります。

 

何が足りないのかというと、“相手の気持ちを思いやる視点”が欠けています。

 

会話をしていく上で、タイプ分けをすると

 

・自分の意見は言わずに、ストレスを抱えてしまう

・自分の意見を言い過ぎて、相手の気持ちを考えない

・自分の意見も言うが、相手の意見も尊重する態度

 

という風に分けることができます。

 

“相手の気持ちを思いやる視点”が欠けているのは、2つ目のタイプと考えます。

 

このタイプの特徴は、相手を支配し、相手を自分の思う通りに動かす、または勝とうとする態度や行動が目立ちます。

 

主張しないように我慢すると、ストレスを強く感じて激しく怒るという場合もあります。

 

このようになってしまう要因としては、

 

・勝つということに重きを置いている場合

・不安感や恐れがあり、弱いところを見せたくない

・自分が正しいという気持ちが強すぎる

 

などが考えられます。

 

あなたの周りにいる看護師または、あなた自身に思い当たることはないでしょうか。

 

相手の顔を見ながら話すことで、正しく伝わっているかがわかる?

 

あなたは、看護師同士、または患者さんとコミュニケーションを行う時、何に気をつけているでしょうか。

 

私は、必ず相手の表情を見ながら話します。

 

なぜかというと、顔の表情を見ると何を考えているのか理解できます。

 

何かを伝えた後、こちらの話しを同意していれば頷きますし、不快な反応であれば、下を向いたり顔の表情を曇らせます。

 

看護師にとって、観察力というのは非常に大事なスキルです。

 

異常の早期発見をするための観察力は、もちろん必要なスキルです。

 

ですが、相手の表情やしぐさを見て、相手の気持ちを察するスキルも、また同様に必要です。

 

さらに詳しく言うと、目や態度、動作の一つ一つの行動で読み取れることもあります。

 

あなたの周りに、良い指導者はいるでしょうか。

 

良い指導者の特徴は、質問の仕方が上手だと言われます。

 

質問の仕方が上手いということは、相手の考えていること、相手の気持ちを掴み、求められていることを理解しているということになります。

 

困っている表情をしていれば、困っていると思われる内容を質問できますし、理解していそうな表情であれば、確認のための質問もできます。

 

もし、あまり相手の表情を見ながらコミュニケーションをしていなければ、意識して行うことで、相手の気持ちを汲み取るきっかけになるかもしれません。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

人に対して看護を行う看護師にとって、コミュニケーション能力は必須です。

 

一方的に話しをするのではなくて、相手の気持ちを理解し、必要だと思われる会話を展開していくことが、大事になります。

 

相手の反応一つで、話し方も変わりますし、聞く内容も変わります。

 

看護師としてのコミュニケーション能力を高めることは、看護の質を高めることになり、患者さんとの信頼関係につながっていきます。

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