看護師に必要な基礎知識、スキルアップ、メンタルケア、コミュニケーション能力、考え方などを共有して、患者さんに適切な看護ケアを提供できるようにするブログになります。

冬に流行するインフルエンザ。看護師として必要な知識は?

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今回は「冬に流行するインフルエンザ。看護師として必要な知識」について記載していきますね。

 

あなたは、看護師としてインフルエンザの正しい知識を持っていますか?

 

医療機関が冬になると、警戒するのがインフルエンザですよね。

 

インフルエンザに感染すると、

 

・38度以上の発熱

 

・全身倦怠感

 

・全身の関節痛、筋肉痛

 

 

といった、辛い症状が出てきます。

 

特に病院というのは、何かしらの疾患を抱えて入院しているので、抵抗力が落ちている患者さんもたくさんいます。

 

入院中の高齢患者さんは、インフルエンザという一つのきっかけで、全身状態をさらに悪化させてしまうことにもなりかねません。

 

 

では、

 

・インフルエンザと風邪の違いってなに?

 

・インフルエンザの感染対策に必要な知識とは?

 

・病棟患者さんがインフルエンザ陽性。看護師としての対応ポイントは?

 

 

解説していきましょう!

 

インフルエンザの風邪の違いってなに?

 

インフルエンザと風邪は、症状が似ているのでなかなか判断がつかないことが多いですよね。

 

症状は似ていますが、出てくる症状の順序が少し違います。

 

 

インフルエンザの場合、

 

突然の38度以上の発熱、関節痛、筋肉痛などの症状が出現する

その後に、鼻水、咽頭痛、咳などの感冒様症状が出現する

 

 

という流れが一般的です。

 

それに対して、風邪というのは

 

鼻水、咽頭痛、咳などの感冒症状が先に出現する

その後、発熱をする

 

 

このように、症状が似ていても、症状が出現する順番が違うので、一つの判断材料として覚えておくと良いでしょう。

 

また、もう一つ特徴的なのが、38.5℃以上というように、高い発熱がインフルエンザには見られますが、風邪の場合は、ここまで高い発熱をしないのが特徴です。

 

 

インフルエンザの感染対策に必要な知識とは?

 

インフルエンザの感染対策を理解するためには、感染経路を覚えておく必要があります。

 

インフルエンザの感染経路は、

 

・飛沫感染

 

・接触感染

 

 

この2つが主な感染経路となります。

 

インフルエンザの症状として咳があるので、サージカルマスクをまず行うことが大切です。

 

そして、忘れがちなのが手指衛星です。

 

「インフルエンザは咳が主な感染経路だから、マスクだけしていれば安心。」

 

 

こんな風に思うかもしれませんが、そうではありません。

 

確かに、患者さんからの飛沫感染に対しては有効です。

 

でも、接触感染対策を行っていません。

 

例えば、インフルエンザ陽性患者さんが、咳をして手すりや床頭台、ベッド周囲についていたとしたら、どうでしょうか。

 

そこに、医療従事者である看護師が知らずに触れれば、接触感染となります。

 

個人防護具である、マスク、手袋、ゴーグルをつけるのは必須ではありますが、手指衛星も同じレベルで大事です。

 

もし、接触感染をしているのを気づかずに、他の患者さんの処置をしたとしたら。

 

医療従事者の手を介して、患者さんを感染させてしまう可能性があります。

 

どんな処置を行うときもそうですが、

 

“一処置一手洗い”

 

を、より意識して行っていく必要が出てきます。

 

 

病棟患者さんがインフルエンザ陽性。看護師としての対応ポイントは?

 

ここが、一番重要な部分になります。

 

どんなに医療従事者がインフルエンザの感染対策を行っていても、面会者や家族などから、患者さんがインフルエンザに感染してしまうことがあります。

 

看護師として大切なのは、

 

“患者さんの異常を早期発見できる観察力と知識”

 

になります。

 

先に書いたように、インフルエンザの主な症状は、突然の発熱や全身の関節痛などがあるので、それを早く見つけることが重要なのです。

 

 

では、大部屋にいる患者さんがインフルエンザ陽性の場合、どのように考え、行動することが求められるでしょうか。

 

まず大前提なのが、これ以上の感染を拡大させないという視点です。

 

ニュースで話題になる院内感染は、感染拡大を防げずにどんどん拡がってしまったことを意味します。

 

 

具体的な対応方法としては、

 

・外部からインフルエンザを持ち込まないように、面会制限を行う

 

・インフルエンザ陽性患者さんの個室管理

 

・同室者で症状がない場合でも、コホーティング管理

 

 

これらを迅速に行うことが大切です。

 

とはいえ、重症患者さんで個室がうまっており、個室が空いていないということも、臨床現場においてよく見られる光景です。

 

その場合には、症状が出ていない同室者に対しても、感染をしているとみなし、大部屋一つを感染部屋として対応していきます。

 

インフルエンザ陽性患者さんには、内服や吸入などの治療をしていきますが、

 

「同室者の感染をしているかわからない患者さんに、予防内服や吸入は行う必要は?」

 

という疑問の声を聞くことがあります。

 

これは、全員には必要ないという判断をする場合が多いです。

 

経験上、予防内服や吸入をしている患者さんは、インフルエンザに感染することで重症化する可能性が高い場合には、使用しています。

 

高齢患者さんや免疫力が低下している患者さんなどが、対象となっている場合が多いです。

 

 

これは、患者さんの疾患や全身状態によって判断が変わってくるので、一つの判断材料として覚えておくと良いと思います。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

毎年、冬の時期になるとインフルエンザが猛威をふるいます。

 

医療従事者である看護師は、特に感染対策をしっかり行わなければいけない時期でもあります。

 

どんなときでもそうですが、正しい知識がないと正しい行動、予防対策をとることができません。

 

自分自身はもちろん、患者さんを守るために一つ一つの知識を正しく覚えていきましょう。

Flj

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