看護師に必要な基礎知識、スキルアップ、メンタルケア、コミュニケーション能力、考え方などを共有して、患者さんに適切な看護ケアを提供できるようにするブログになります。

急変時の家族対応について

今回は家族対応について記載していきますね。

患者さんが急変した時は、本人にのみ目が行ってしまいがちですが、家族への配慮というのは非常に重要です。
「家族が状況を理解していないで不安」という風にならないような対応が必要です。

DNR(蘇生をしないで自然な形で)を事前に確認が取れている場合には、現状でも方向性に変わりがないかを、家族に確認するようにしましょう。これがとても重要で、家族の理解力や医師の説明不足によって、「そんなに状態が悪いのですか!聞いていません!」という話しになったり、死の準備ができていないような家族の場合「助けてください!心臓マッサージでも何でも!」なんていうことも、実際にはあるのです。

なので、個々の患者さんがDNRがある状態なのか、家族の受容はできているのかをはっきりしておく必要があります。DNRがある状態で、患者さんに蘇生処置を積極的に行うと、結果的に患者さんを苦しめる結果となるので、医療者は急変時には、必ずDNRがあるかどうかを確認しています。

上記に記載した、家族がDNRを承諾していたが、蘇生処置を希望した事例について、もう少し詳しく解説していきましょう。
DNRがある患者さんの場合は、予後があまりない状態の時に説明されます。家族がこの説明を受けた時に、すぐに受け入れられる家族は少ないでしょう。受容するためには、時間が必要なのです。時間が過ぎるのみで、受容できることも多いのですが、このように家族が混乱してしまうこともあります。

なので、私達看護師は安易に「DNRがとられているから蘇生処置はない」とだけを考えるのではなく、
・家族がどう受け止めたのか?
・今、どの段階にいるのか?
・現状を理解しているのか?

これらを家族に確認していく必要があります。そのためには、状態が悪くなってからでは一歩遅いのです。
家族が面会に来た時に、「○○さんはこんな状態で、少しずつ悪くなってきている印象があります。先生からお話しされて、何かわからないことはありませんでしたか?」と家族の意向を再確認する必要があります。

そこで心配な反応があれば、積極的に医療者がアプローチし、最期を迎えられる準備を整えていきます。

DNRがとられている場合は、上記のように時間をかけてアプローチすることができますが、ない場合はどうするか?急激に発症し、生命の危機が危険に陥った時にはどうするか?

この場合には、一刻も早く家族に連絡し、状況を説明しましょう。どのように説明するかというと、変化の予兆が判断できる場合は、その予兆を伝えましょう。増悪傾向の場合には、そのままの事実を伝えるようにしましょう。

医師からの説明は、急変の対応をしているためすぐにできないため、適宜様子を見ながら家族に、どのような処置を行い現状は○○な状況、というように、時間の経過と共に家族に情報提供をすることを忘れずに行いましょう。家族は、「死ぬかもしれない」という強烈なストレスがかかっているので、少しでも軽減できるようにするのが、看護師のスキルが試されるところです。
 





 

 

 

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