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新人看護師の時に受けた、多重課題研修を思い出した

今回は「多重課題」について記載していきますね。

新人の頃に、多重課題研修というのがありました。これは、何かというと、同時にナースコールや病状変化など、複数人を見なくてはいけない状況になった時、優先度を考えて行動できるようにするための研修です。

新人看護師の頃は、目の前の看護業務をこなすだけで、必死な日々です。それに優先度を考えなくてはいけないので、プチパニックを起こします。その時、どのように行動するのかを客観的にわかるために、この研修は行っているんですね。

それで、なんでこの「多重課題」を思い出したのかというと、今日の夜勤業務で似たような事例があったので、忙しかったんです。で、仕事が終わると、ふと多重課題のことを思い出したんです。

では、どんな状況だったのか?一緒に共有していきましょう!




複数同時コールは、突然舞い込んでくる

深夜勤務スタートから、ナースコールは多めな夜勤でした。でも、複数人から同時ななかったので、その都度対応していました。

さて、朝6時頃。患者さんの状態を確認に、ラウンドを開始してまもなく。一つ目のコールがありました。

①「トイレに連れて行ってください。」

「わかりましたー。」といって、車椅子を準備していると、大部屋の2人が同時に「すいませーん。」とのこと。
用事が何か確認すると、

②「冷たい水をください。」
③「オシッコで服が汚れました。変えてください。」

さらに、④別な部屋で離床センサーのナースコール。

そうです。同時に4つの対応を求められたんですね。 

では、具体的に4つの患者さんの状態を説明していきます。

①ADLは軽介助で杖、または車椅子で移動。やや認知症あり。ナースコールは押すことができ、待っていることが多少はできる方

②意思疎通は問題ない方で、状況を伝えると理解を示してくれる方。車椅子介助で移動している

③ほぼ寝たきり状態の方で、意思疎通性はおおよそ可能

④1日排尿回数20回で、頻尿の方。離床センサーが反応したり、ナースコールで呼んだりとばらつきあり。ベッド上尿来排泄、希望によっては、車椅子トイレに介助の場合もある 

こんな背景の4人が、ほぼ同時にナースコールがなったんですね。あなたは、どのように行動し対処しますか?

実際の行動した内容

まず、転倒リスクが比較的高い2名が、別々の部屋でナースコールがなっているので、一人で対応するのは危ないと思いました。

そして、大部屋にいる①~③、そして別な部屋の④というのを考慮しました。

夜勤は、それぞれ連絡取れる機器をもっています。

なので、④の方を別な看護師に依頼をしました。すぐに対応できたので、情報共有は大事だと思いましたね。

そして優先度ですが、③→②→③→①の順番で対応しました。

なぜかというと、③は排泄欲求があり、時間の猶予があまりないと感じたこと。そして、車椅子トイレに連れて行くので、数分ですぐにナースコールがくること。その限られた時間で対応できるのは、水を汲んであげるぐらいの時間。

本当は、③→①→②の順番で行動したかったのですが、恐らく①の対応中に③の車椅子トイレに迎えにいかないといけない。その時、①に中途半端の対応になってしまい余計不快な思いをさせてしまう。

そのため、①を最後にしました。結果、どうだったかというと、予想通り、②の水を汲んで渡したタイミングで、車椅子トイレからナースコールがありました。

その後、①の更衣やオムツ交換を行いました。 

今回は、病状の変化ではなく、排泄に関してのナースコールが同時になりました。もし、病状変化がありナースコールが同時になったのであれば、優先度はまた変わるでしょう。

あなたは、多重課題に直面した時、どのように行動していますか?優先度を考えて、行動できていますか?
私は、なるべく複数人を同時に対応したとき、後で振り返るようにしています。

自分の行動パターンの分析にもなりますし、なにより患者さんのためにもなります。

同時に複数人から訴えがあった時、迷うことがあると思います。迷った時は、素直に他のスタッフに依頼するのも一つの手段です。患者さんの不利益にならないように、対応していけるのが大事ですよね。





 

 

 

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