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新人看護師を指導する、プリセプターはどうあるべき?

今回は「新人看護師を指導する、プリセプターはどうあるべきか」について記載していきますね。

あなたは、プリセプターを経験したことがありますか?それとも、まだ体験がありませんか?

私は、看護師4年目で一度経験し、11年目になる4月からプリセプターになる予定です。
プリセプターになり、やってしまいがちなのが、なんでもかんでも指導するということです。

新人看護師の特性によっては、効果的なのかもしれません。ですが、皆さん思い出してみてください。たくさん指導された結果、どうでしたか?正直な話し、私はほとんど覚えていません。不快だった記憶ばかり残ってしまっています。

そして、「○○さん。これは前に教えたでしょ?何で、メモしてないの?」という話しになります。また、「私もここに異動して、同じぐらいだけど。」という感じに言われた経験もあります。

でも、よく考えてみてください。実習はしたことがあるけど、臨床経験としては乏しく、素人と考えてよいです。今まで経験したことがないことを、突然たくさん覚えることができますか?無理ですよね。

部署を異動してきた看護師は、看護師としての経験があります。なので、基礎知識としては、できあがっているので、その部署の特徴を掴めばよいだけなのです。

どちらが、部署の特性を掴むのかは明白ですよね。 

では、新人看護師を指導するとき、プリセプターはどうあるべきだと思いますか?解説していきましょう!



あなたは、ケアリングという言葉を知っていますか?

患者さんに対してのケアリングですが、あなたは、今までの過去に「ケアをしたくない」と思うような患者さんに出会ったことはありますか?

私は、出会ったことがあります。自分勝手な患者さん、わがままな患者さん、拒否ばかりする患者さんなど、人は様々な方がいます。感じること自体は、個人の自由なのかと思います。ただ、医療者はプロなのです。

たとえ、そう思ったとしてもプロなので、一貫した態度で、必要な看護を提供していきます。

では、プリセプティに対してのケアリングになりますが、同じように自分勝手であったり、わがままであったり、新人とは思えないような行動をとるなど、私達の常識だと思われる範囲を超えている場合があります。学生の場合も、同様です。

イライラするような場面も、きっとあると思います。でも、そこで怒るのではなくて、「どのように対応したら、看護師として成長できるのだろう。周囲からも反発が来るだろうから、うまく支援するのが役割。」

こんな風にプリセプター以外でも、考えていけるような周りのスタッフがいれば、比較的大きなトラブルもなく、新人看護師は成長できるんですね。

つまりケアリングを簡単にまとめると、

・看護師と患者さん間に存在する

・看護にとって外すことができないもの

・患者さんの目的達成を目指す過程で必要。同時に看護師の成長も達成される

・看護の過程や発揮された部分が見えづらい

これらが該当していきます。ケアリングは、心配や注意といった心理的態度に対して、見ていくことになります。

ケアリングの教育方法って、どうしたらいいの?

ケアリングというのは、相手に伝えるのが難しいです。指導するのが難しいので、気づいてもらうことが大事になります。

ただ、闇雲に気づいてもらおうとするだけでは、難しいです。具体的な教育方法としては、

・モデリング

プリセプター自身がモデルとなることです。経験豊富な看護師であれば、実践している方が多いと思います。もしかしたら、無意識にできている方もいるかもしれません。患者さんに対応している態度、看護スタッフ同士や医師との関係性、師長や係長などの上司に対しての対応、他職種との関係性、これらが全てプリセプティにとっては、モデルとなります。

モデルとして、対応が一貫していないと、プリセプティが混乱する原因となり、ケアリングを学ぶことが難しくなります。

・対話と実践

患者さんへのケアリングについて、一緒に話すということです。プリセプティが、患者さんに対してどうしたらいいのだろうという質問に、一緒に考えるということです。これは、プリセプティを指導する場面では、とても有効です。

さらに、話し合って実践するのが大事です。そして実践した結果、患者さんや家族の方より、「ありがとう。」と感謝されたら、看護の良さやケアリングの良さを感じることができますよね。

・確認、信念の表明

これは、自らのケアについて病棟で話し合いができるか?ということになります。プリセプターとプリセプティの間は、比較的良好で上記のような行動につながりやすいです。しかし、病棟全体の看護師と、うまく調律をとるようにしなければいけないのです。

もしここで、反発がありプリセプターが対応できなかったら、どうなるでしょう?恐らく、プリセプティに降りかかってくるでしょう。

もしかしたら、自分の考えをすべて伝えることは難しいかもしれません。でも、プリセプティを守ってほしいのです
。孤立化すると、かなりつらい思いをさせてしまいます。これだけは、避けなくてはなりません。

少しずつ自分の強みを見つけて、出していけるように関わる必要があると思います。

いかがでしたか?プリセプターが、全てを指導する必要はありません。しかし、プリセプティを守る存在ではあると思います。ついつい、OJTなどの教育目標があるので、指導ばかりに目がいきがちになってしまいます。

ですが、それでは新人看護師をしっかり見ていないことになります。あくまで共通の目標はありますが、新人看護師に特徴を理解して、得手、不得手を把握する必要があります。

目標が遅れたっていいじゃないですか。看護師として、優しい医療を患者さんに提供することができる。これで十分だと思います。楽しく仕事をして、看護師として少しずつ成長できたらいいですよね。




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