看護師に必要な基礎知識、スキルアップ、メンタルケア、コミュニケーション能力、考え方などを共有して、患者さんに適切な看護ケアを提供できるようにするブログになります。

ベッド上→端座位→車椅子になる時のポイントとは?

今回は「ベッド上から、車椅子までのポイント」について記載していきますね。

看護師や介護職の方であれば、ベッドから対象者を端座位にし、車椅子に乗せることを行っていることでしょう。

前回書いた、食事介助と同じぐらい、援助の回数としては多いものになります。

ベッドから対象者を端座位にし、車椅子に移乗するとき、どのように注意して行っていますか?知識を持って、対応できていますか?

力任せに移動すると、あなた自身はもちろん、対象となる患者さんや利用者さんも負担がかかってしまいます。

では、ベッドから端座位になる時、大事なポイントは?端座位の時に、気をつけるポイントは?端座位から車椅子に移乗するときのポイントは?解説していきましょう!




ベッド上から端座位になる前のポイントは?

ベッドから起こす前に大事なポイントが、いくつかありますので、説明していきますね。

・対象者の協力があるのかどうか。身体の状況はどうなのか?(具合が悪そうなのか、元気そうなのか)

・看護師であれば、バイタルサインを測定し、異常がないのかを客観的なデータでチェックする

・必ず声かけをする(対象者の体が緊張し、余計な力が入ってしまうのを防ぐため)

これらをチェックして、問題ないのかを確認してから動かしていくことになるんですね。明らかに体調が悪そうであったり、対象者が話せる方で、体調不良を訴えている場合は、無理に動かしてはいけません。バイタルサインのチェックについては、普段の血圧と比較をして、明らかに高値または低値の場合には、安静にしてもらうことが大事です。

ベッド上から、端座位になるポイントは?

では、実際に移動する場面になりますが、その前のベッドの高さはしっかりと調整していますか?

必ず移動する前に、ベッドの高さを調整しましょう。基準は、端座位になった時に、足が床に付く位置に合わせます。これを行わないと、対象者は怖いと感じてしまいますし、体のバランスも保ちにくくなるので、必ず行いましょう。

・麻痺がある方の場合は、非麻痺側から起き上がるようにすることで、動作協力を得ることができます。介助量の軽減にもつながります。

・柵を工夫してみましょう。L字柵を使用すると、起きやすくなる場合もあるので、 対象者の方と相談をしながら進めていくといいですね。

・上肢を体幹の上に維持し、寝返りをするようにします。そして、両下肢を床に下ろしていきます。この時に、肩甲骨を介助しながら起こす、または介助者につかまるようにして、起きるようにします。

端座位になっている時のポイントは?

端座位を保持できる方もいますが、介助が必要な方は、麻痺をしている方もいますし、筋力が低下している方がほとんどです。なので、環境を整える必要があるんですね。

・マットの硬さは大丈夫ですか?褥瘡予防に体圧分散機能のあるマットを使用していることがありますよね。ここれは、臥床時には効果がありますが、端座位や起き上がり動作の時には、マットが沈み込んでしまうので、不向きになります。

毎日動いていくような方は、硬めのマットレスに変更しましょう。 

・ベッドの高さはいかがですか?上記に書いたように、ベッドの高さを合わせてあると、体の姿勢を保持することができます。

・手すりは上手に使えていますか?L字柵は、移動支援のための物なので、姿勢保持のために使っていきましょう。

端座位から車椅子へ移乗するときのポイントは?

この場面が、対象者を転倒させてしまう危険が一番多いでしょう。正しい知識と技術の習得が必要です。

車椅子の位置は、どのようにしていますか?角度によっては、動きづらく余計な力と負担を与えてしまいます。

よく、本を見ると30~45度の角度で行うのを見かけます。実際にやってみました。

30度では、足元を120度、45度なら135度回旋しないといけません。車椅子の幅は狭く、その空間で動かすとしたらどうですか?

足元で絡まってしまう危険があると思います。できれば、回旋する角度が少ないほうが、動きやすい=安全ですよね。

じゃあ、車椅子のタイヤをベッドサイドにぴったりつければよいのか?

そうではありません。フットレストが、ベッドサイドから離れた位置になってしまいます。

では、適切な位置はどこなのか?となりますよね。

ずばり!ベッドサイドにつけ、極力角度をつけずに置くぐらいが良いのです。

これを行うことで、90度回旋させれば座ることができます。

一般的には、対象者の両下肢の間に、介助者の片足を入れて介助することが多いです。

では、両下肢共に麻痺がある場合は、どうしたらよいでしょう?その場合は、両下肢にぴったりくっつけて、両サイドを介助者の足でロックする。これを行うことで、足がガクッとなることがなくなり、スムーズに動かすことができます。

車椅子の移乗をする場面は、1日の中でかなり多いです。正しい知識と技術を習得することは、対象者の負担を軽減させることはもちろん、介助者の負担を減らすことにもつながります。





 

 

 

看護師とお金、転職事情について興味ありませんか?

 

「もっとお金が欲しい。」

「職場の環境が・・・」

「もっと自由に働きたい。」

「時間のコントロールをしたい。」

 

このように思う方は、こちらの記事を参考にしてみてください。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

看護師とお金、転職について考えてみる

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。