看護師に必要な基礎知識、スキルアップ、メンタルケア、コミュニケーション能力、考え方などを共有して、患者さんに適切な看護ケアを提供できるようにするブログになります。

がん患者さんが、看護師に求めるコミュニケーション

今回は「がん患者さんが、看護師に求めているコミュニケーション」について記載していきますね。

がんというのは、告知をされたその時から、様々な苦痛を体験します。身体的苦痛のみではなく、死に対する恐怖、これからの仕事、家族のこと、生きる希望をなくす、など実に様々です。

化学療法の治療をする場合、全身状態が悪化した場合などで、入院を必要とする場合が多いです。

入院生活は、もともとの生活環境から離れ、病院という環境で生活をしなければいけません。環境の変化は、患者さんにとって、苦痛を与えてしまう場合があります。

入院中のがん患者さんと多く関わりを持つのは、当然看護師になります。

では、入院中のがん患者さんが、看護師に求めているコミュニケーションとは何か?解説していきましょう!




人として、当たり前の優しさを求める

がん患者さんは、化学療法をしている場合だと、治療の期待と不安の中で、日々を送っています。不安で押しつぶされそうになりながら、笑顔で過ごしている方を、消化器内科病棟で働いているときに、たくさん見てきました。

その患者さんから、「親身になって、声をかけてくれてありがとう。」

こんな風に言われたことがあります。入院中のがん患者さんにとっては、温かい声かけやゆっくり時間をかけて話すと、上記のように反応してくれる方が、多かったのを今でも覚えています。

自分の訴えを、傾聴してほしい

患者さん自身が、がんでつらい体験をしていることを、看護師に話してくれることがあります。これは、看護師に今までの体験や気持ちを聞いてほしいのです。話しをすることで、精神的に落ち着くことってありますよね。

ゆっくり話しを聞くと、「あなたは、色々話しを聞いてくれる。聞いてくれてありがとう。なんだかすっきりしたよ。」

こんな風に言われたこともあります。コミュニケーションで話しを聞くことは、相手を理解しようとして傾聴するので、患者さんも「この人は良く聞いてくれて、私をわかろうとしている。」と感じているのかもしれません。

がんの看護師として、知識を教えてほしい

自分の病状について、化学療法の副作用について、現状を知りたいと思うがん患者さんは、多いのではないかと思います。

その時に、知識がないと説明することができません。説明をすることができる看護師は、患者さんに安心感を与えることができます。

臨床経験上、説明ができた看護師は、色々思ったことを質問してくれます。しかし、説明が不十分であったり、できない場合には、あまり質問をしなくなる経験があります。

知識不足が、コミュニケーションに悪影響を与えてしまいます。なので、知識をつけていく必要があるんですね。

逆に、一度安心感を与えることができれば、次も色々質問をしてきてくれます。これは、信頼関係ができあがり、コミュニケーションが円滑になったことを示していますよね。

がん患者さんが、看護師に対してどういう想いを抱いているのか?

ある研究結果を見てみると、

「看護師に申し訳ないと、いつも思っている。」
「夜になるべく、呼ばないようにしたい。」

このように、看護師に対して気遣いをしながら、入院生活を送っています。

「自分で何とかしたいけど、うまくいかない。」
「自分でできないことが、悲しくなってしまう。」
「看護師に強い口調で話してしまう。」

このような自分の病状に対して、うまく対応できず、看護師に本位ではない口調で、話してしまうこともあります。

臨床経験上でも、上記のように様々な患者さんに対応してきました。

・日々不安な毎日を送っている人

・なるべく人と関わりも持ちたくないため、いつもカーテンをしている人

・大部屋で談笑し、がんとうまく付き合っている人

このように、患者さんの性格や背景などで、様々な方がいます。そのため、患者さんが看護師に求めていることも、様々なのが現状です。

いかがでしたか?がん患者さんは、様々な苦痛を乗り越えて、今あなたの目の前にいるのです。あなたは、コミュニケーションに対して、どう対応しますか?

忙しい毎日で、症状観察に対応するのが、精一杯な看護師も多いのではないでしょうか?私も、新人の頃はそうでした。

でも、数年経った今では、必ず1日の行動計画を頭で立てるとき、「自由な時間」を作ることにしています。

自由な時間ってなに?となると思いますが、

そこで上記に書いたような、親身になって話しを聞いたり、傾聴する時間にあてています。日々の治療や処置をしているときには、ゆっくり時間をかけてコミュニケーションをすることは、無理だと思います。

だったら、日々の治療や処置の時間と、話しを聞く時間に分ければいいんじゃないか?と考えて、今に至ります。

「1日のどこかで聞けたらよい」と考えると、大抵うまくいかないのではないでしょうか?だから、自由な時間は○○というように、時間を決めちゃっています。

受け持った患者さんの治療や処置など、ある程度時間を決めることはでき、必ず隙間時間は作れるはずです。

あなたは、がん患者さんを受け持ったとき、どのようなコミュニケーションを意識していますか?





 

 

 

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