看護師に必要な基礎知識、スキルアップ、メンタルケア、コミュニケーション能力、考え方などを共有して、患者さんに適切な看護ケアを提供できるようにするブログになります。

ちょっと待って!それ高次脳機能障害かもしれない?

今回は「高次脳機能障害」について記載していきますね。

あなたは、高次脳機能障害の患者さんを、看護したことはありますか?

怒り出すことがある、記憶障害がある、注意力が散漫など、様々な症状があります。

症状が似ているので、不穏や認知症と間違われることも多いです。脳外科疾患がある場合には、高次脳機能障害を疑ってみましょう。

では、高次脳機能障害って具体的に、どのような行動をするのでしょうか?解説していきますね!




失行ってなに?どういう症状なの?

今まで使用できていた、使い慣れた道具が、急にできなくなっていませんか?具体的には、箸やフォークの使い方がわからなくなったり、歯磨きをすることができないなど、日常生活で使用していた道具を使うことができない状態などをいいます。

言語障害はなく、言われたことも理解はできます。しかし、目的に合わせて体を動かすことができないのです。

そのため、「食事を食べましょうか。」と声をかけても、スプーンやフォークをうまく使えず、違う道具でやろうとする行動が見られることもあります。

半側空間無視ってなに?どういう症状なの?

常にどちらか、片方ばかりを気にしていませんか?また食事をしている時、片方のお皿に気付いておらず、そのまま残っている。

歩行が可能な場合には、片側だけ認識できていないので、ぶつかることが多い。

つまり、半側空間無視というのは、どちらか片方を認識できていないことをいいます。視覚的には見えていても、それを認識できていないので、結果として見えていないことになります。

間違えやすいのが、同名性半盲で、この場合には、視野欠損が認められます。

なので、判別するには、視野の問題なのか、認識の問題なのかを区別すると間違えることはないでしょう。

私が以前受け持ったことがある患者さんでは、まさにこの半側空間無視の症状が出ていました。

歩行可能であったのですが、トイレに行くとき、壁を無視してそのまま突き進もうとするのです。説明しても、理解が得られませんでした。

視野欠損の場合には、そこを見ようとするはずです。でも、その方は、認識ができていませんでした。なので、半側空間無視と考えました。

社会的行動障害ってなに?どういう症状なの?

感情をうまくコントロールできないことをいいます。突然怒り出すこともあれば、人や周囲に無関心になることもあり、少しの時間を待つことができない症状があります。

大脳辺縁系が、感情に関係しています。これが障害されてしまうと、人間らしい対人関係や社会生活に、問題が起きてしまいます。

間違えられやすいのは、不穏です。興奮や攻撃的な部分などが、共通だからです。

判別がつきづらい場合には、頭部外傷や脳疾患を患っていないのかが、一つ判断材料になります。社会的行動障害は、障害されているので、訓練をしても後遺症が残る場合があります。

不穏の場合には、大抵は一時的な場合が多いので、症状が落ち着けば元の状態に戻るという違いがあります。

いかがでしたか?これ以外にも、注意障害や記憶障害、失語症など、様々な症状を高次脳機能障害は、引き起こします。

大事なのは、脳外科疾患を患っている方は、安易に認知症やせん妄などと思わず、高次脳機能障害を疑ったほうが良いと思います。

もし、高次脳機能障害の場合だと、介助の方法も異なりますよね。例えば、半側空間無視であれば、食事の場面では、食器を見えるところに集めることで解決します。歩行の場面では、見えない部分は、看護師が付き添い歩行をして危険から身を守るように行動するとよいです。

看護師には、経験はもちろん必要ですが、知識をつけることで、患者さんのケアの質を高めることができます。看護師のスキルアップ、お互いに頑張っていきましょう!





 

 

 

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