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訪問看護師と病棟看護師の連携!排泄の情報共有とは

今回は「訪問看護師と病棟看護師の連携、排泄ケアの情報」について記載していきますね。

訪問看護は、時間内で看護を提供します。また、次の訪問までに患者さんが安心して生活できるために、どうしたらよいのかを常に考えながら、関わっていると思います。

今回のタイトルである排泄ケアは、極めて重要事項の一つではないかと思います。

病院では、ナースコールがあり、車椅子トイレに連れて行く、もしくは失禁しても訴えることができる方であれば、速やかに排泄物を処理することが、できますよね。

でも在宅の場合は、同居家族がいたとしても、 家族の生活が介護中心になるとは限りません。

「昼間は仕事に行っていて、夜は介護をすることができる。」

「昼間はいるけど、夜は仕事でいない。」

こういう状況下で、排泄物の処理が療養生活をしていく上で、問題となることが多いのです。

では、排泄に関して、病棟看護師の役割とは?訪問看護師が、排泄ケアについて知りたいこととは?解説していきましょう!




排泄ケアに関して、病棟看護師の役割とは?

まず、在宅は厳しくて、転院をする場合には、在宅に向けての支援は行いません。患者さんが、安心して安楽な入院生活を送ることを焦点にして、日々の看護を提供していきます。

しかし、在宅に戻ることは可能であるものの、排泄の介助が必要なADLの場合には、退院後の生活を考えて援助していく必要があります。

・周り(家族)の援助は、どの程度あるのか

・本人のADLがどこまでの状態で、退院となるのか

・訪問看護師にどのような情報を提供する必要があるのか

これらを考えて、退院まで、その患者さんに援助をしていきます。在宅に戻った後に、その患者さんが排泄で、困らないように調整するのが大事です。

病院の排泄ケアと在宅の排泄ケアが、異なる場合もよくあります。その場合は、在宅の排泄ケアと同じ状況になるように援助していきます。

例えば、日中は排泄の介助ができるけど、夜間は不在の場合だと、どう対応するか?

日中は、尿意があれば、トイレに全介助で行うようにします。その時、家族の協力が得られるのであれば、実際に病棟に来てもらい、排泄状況を見てもらいます。

排泄状況を知った上で、在宅に退院しないと、「こんなの聞いていない。できない。」となった時に、在宅で困ってしまうのです。

なので、家族に患者さんの現状を見てもらう必要があります。

夜間は不在になるので、いない間の対処についても検討が必要です。高吸収の尿取りパッドをあてて、朝帰ってきてから対応となるのか。このあたりは、患者さんと家族の状況によるので、要相談となります。

これらが確立した状態で、在宅で介入してもらう方に、情報提供を行います。

「病棟で、在宅に向けての対応として、○○を行い、現状は××です。家族のフォローは□□なので、よろしくお願いします。」という感じになるでしょうか。

排泄ケアに関して、訪問看護師が知りたいこととは?

入院中の患者さんや家族に、病棟の看護師が、排泄ケアについて提案や指導するのと、訪問看護師が同様のことを行う場合は、困難な場合があります。

訪問看護の場合には、患者さんと家族の長い歴史がある家に、介入する形になりますよね。

つまり、価値観や環境、家族関係などを細かく調整する必要があるので、排泄ケアの方法を検討するときに、どうしても時間がかかってしまうことがあります。

信頼関係を構築できれば、排泄ケアについて一緒に考えることができます。そのため、病棟で対応していた内容を細かく知りたいわけです。

具体的に、訪問看護師が知りたい情報とは、

・入院前の排泄習慣と状況

・排泄行動に関連した身体機能(どのように動け、介助が必要なのか)

・入院中に介入した排泄ケアの方法。それに対しての本人と家族の反応

・排泄ケアに関して、患者さんと家族の希望

・介護をする人が、排泄ケアに対してどの程度理解があるのか

・在宅での排泄を行う想定がされているのか

これらの情報を知りたいと、訪問看護師は思っています。情報を持っていると、介入がしやすいので、信頼関係を築きやすく、在宅での排泄ケアへの援助、提案がスムーズになります。

看護サマリーで伝えきれない場合、どう対応する?

紙面で上記内容をうまく伝えられないことって、ありますよね。病棟看護師としては、サマリーに情報提供をしたつもりでも、訪問看護師側では、欲しい情報が、全て記載されているとは限りません。

その場合は、病棟の看護師と訪問看護師が、直接情報共有をする場があるのが、望ましいです。

実際の患者さんの様子をみてもらい、話し合いをしたほうが、現実感があるので伝わりやすいです。

患者さんに対して、周りを取り巻く介護問題は、難しいことがあります。この情報提供が、うまくいかないと、在宅に退院してから、患者さんや家族に不利益を与えることになりかねません。

在宅に退院してからも、安心して生活できるように、情報共有は非常に大事です。

いかがでしたでしょうか?

在院日数を短縮する方向で、病院は動いています。そのため、在宅での療養生活に、排泄の問題を抱えた状態で退院する患者さんも、増えてきています。

在宅で退院してからも安心して暮らせるように、病棟看護師が、在宅での生活を見据えて関わる必要があります。訪問看護師は、安心した生活を維持できるように、看護を提供していく必要があります。

病棟看護師と訪問看護師の連携が、密を行われることで、患者さんの生活の質を維持することにつながるのです。

あなたは、病棟看護師として、訪問看護師として、どのように患者さんに対応していますか?





 

 

 

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