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適切なストーマ(人工肛門)ケアは、装具の選び方から!

今回は「ストーマ装具」について記載していきますね。

ストーマは、お腹に新しく便の出口を作ることをいいます。 

大腸がんの手術後に、がんの場所によっては、今まで肛門から出ていた便の通り道を変える必要があります。

ストーマは粘膜なので、当然赤いです。このストーマですが、赤い粘膜がお腹に常に出ていると考えて見ると、
患者さんは、ストーマと一生付き合わなければならないと現実を、受け入れなければなりません。

ストーマケアについて看護師は、手技や心理面を支えていかなければいけませんよね。

では、ストーマ装具の種類はどんなものがあるのか?適切なストーマを選択する基準はあるのか?解説していきましょう!




ストーマ(人工肛門)装具の種類はどんなものがあるの?

ストーマの装具は、色んな商品があるので、混乱したことはありませんか?

でも、ストーマ装具は、大きく2つのタイプに分けることができます。

単品系装具

ストーマ袋と面板が一体となっています。

メリットは、種類が豊富にあり、比較的安価であること。また、柔らかく軽い設計でできている。

デメリットは、一体型なので、袋の向きを変えることができない。また、装具を貼る時に、ストーマが見えづらいことがあります。交換間隔が短いので、交換回数が多くなってしまう。

2品系装具

ストーマ袋と面板が、それぞれ別なので、組合わせて使用します。

面板のメリットは、柔らかいものから硬いものまで種類があるので、患者さんの状態に合わせやすい。装具を貼る時に、ストーマが見えやすい。袋の向きを自由に変えられること。

デメリットは、少し重みや厚みがあること。また、値段が単品系と比較すると、倍ぐらいになってしまう。

2品系装具は、ストーマ袋を選択することができます。単品系装具についているストーマ袋か、1回ずつ袋も投げるクローズタイプがあります。

皮膚を保護するようなものはあるの?

ストーマ装具をつけていても、皮膚が弱くうまく装着できない人は、びらんが起きたり、浸出液が出ることもあります。

その時には、皮膚保護材を使用します。

皮膚保護材は、大きく分けて2種類存在します。

親水性ポリマー

排泄物の水分を吸収して、保護材が溶け、pHを調節する力があります。

疎外性ポリマー

水分を吸収すると膨らむ力を持っています。
 
これらを使用して、ストーマ装具のトラブルが起きないように、トラブルが起きそうな場合には、使用していきます。

適切なストーマを選択する基準はあるのか?

ストーマの状態に合わせて、いくつか判断基準があります。

ストーマの状態を見て、判断する

・ストーマが円形なのか、楕円形なのか
・ストーマの高さがあるのか、ないのか
・ストーマのサイズが大きいのか、小さいのか

これらを見ていき、合っている商品を選択していきます。 

ストーマ周囲の皮膚の状態で、判断する

・正中創に近いのかどうか
・ストーマ周囲にしわがあるのか、ないのか
・ストーマ周囲以外に、しわがあるのか、ないのか

高齢者の方は、皮膚のしわがあり、痩せている方が多いので、皮膚と痩せをみて選択していきます。

便の性状を見て、判断する

・硬いのか
・柔らかいのか
・水様便なのか
・量は多いのか、少ないのか

便の性状や量は、ストーマをどこに造設したのかでも、大きな違いがあるので、経過をみて選択していきます。

この他にも、患者さん本人が管理するのか、家族や他の介護者が管理するのか、簡便なものを選択したほうが良いのか、などが判断基準になっていきます。

いかがでしたか?

ストーマ装具は、決して安いものではなく、5枚~10枚入りをセットで購入します。購入をした後に、装具が合わないことがないように、しっかり調整をする必要があります。

また合わないということは、ストーマ装具の交換前に漏れてしまうということにもなります。ストーマ装具から、排泄物が漏れてしまったら、患者さんにとっては、とても不快な体験をさせてしまいます。

適切なストーマケアを行うためには、ストーマ装具の正しい知識を持ち、患者さんに提供しなければいけません。
知識を得ることは、看護師のスキルアップにもつながりますし、患者さんの生活の質にも大きく影響します。





 

 

 

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