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災害現場のストレスケアを、救援者の視点で考えてみた

今回は「ストレスケアを救援者の視点」について記載していきますね。

熊本大震災が起き、被災者の方は毎日辛い日々を送っていることと思います。一日も早く、余震が落ちつき、復興にシフトしていきたいですね。

さて、今回のタイトルですが、被災者に注目した記事はたくさんあるので、あえて救援者に注目した記事を書くことにしました。

被災者はもちろんですが、救援に向かう人達も、同様に強いストレスを受けるのです。

では、救援者は、どのような状況下でストレスを受けるのか??救援者ストレス症候群の対処方法、予防方法とは?解説していきましょう!




救援者が現場で受けるストレス要因とは?

1人でも多くの方の役に立ちたいと思い、現場に向かいます。しかし、災害現場では、今も地震が続いています。
現場で受けるストレスを具体的に挙げていくと、

・劣悪な環境(余震が何度もある、トイレ、停電、不眠など)
・損傷の激しい遺体や子供の遺体を扱うことがある
・被災地に肉親や知り合いがいる
・活動中に、自分自身や同僚が負傷する
・活動に対して、批判を受けることがある

これらなどが、現場で受けるストレスとして挙げることができます。

また、救援者側のストレス要因としては、

・肉体的疲労
・救援者同士の人間関係
・訓練不足
・救援者としての役割が不明瞭
・被災者に対しての過度な使命感

これらが、ストレスとして救援者にかかってきます。

救援者が陥りやすい、危険な状態とは?

救援者は、被災地に行き活動します。つまり、「隠れた被災者に成り得る」ということを忘れてはいけません。

救援者は、災害についての知識と行動力を持ち合わせていますが、決してスーパーマンではありません。災害現場でストレスを受けない方はいないので、「自分だけは大丈夫」と思わないように客観的に見つめる必要があります。

しかし、災害現場で自分の状態を客観的に判断するのは、かなり難しいです。気付かないうちに、過度なストレスを受けている場合があります。

要注意の状態になっていないのかを確認する必要があり、自分以外の周りの人に評価してもらうことも必要です。

・興奮して話し続けていませんか?
・動いていないと、落ち着かなくなっていませんか?
・イライラすることが多く、攻撃的な言動・行動が多くなっていませんか?
・何が最優先なのか、考えることができなくなっていませんか?

このような反応が見られる場合には、ストレスが蓄積しすぎており、要注意の状態になっています。
 
救援者ストレス症候群の対処方法、予防方法とは?

対処方法としては、いくつかあります。

自己管理法

・励ましの言葉を自分自身に必ずかける
・焦点を絞って考え、合理的に考える
・ストレスの反応を対して、事前に備えておく
・自分に無理をさせない
・ストレス反応は、個々によって違うことを理解する

これらを意識して、災害現場に向かうことが大切です。

相互援助

救援にいく場合は、個人行動ではなく、チームで活動することがほとんどです。なので、

・チーム内の隊員同士で、互いに助け合い、互いの状態に配慮する
・ストレスの前駆症状を見逃さないこと
・自分が独りではないことを理解する

これがを行うことで、ストレスに対する抵抗力を高めることができます。

これ以外にも、ミーティングによるストレス処理を行います。

・出発前のブリーフィング
・現地でのデフュージング
・任務完了時のデブリーフィング

横文字ばかりですが、簡単に言うと、 出発前と現地、任務完了時にミーティングをしっかり行い、目的からそれないようにし、ストレスを蓄積しない方法をお互いに高めること。そして、任務完了時にストレスを表出する場を作り、できるだけ持ち帰らないようにしましょうということです。

いかがでしたでしょうか?

災害現場の被災者、救援者はお互いに強いストレスを受け続けています。被災者のケアは、もちろん必要です。

ですが、救援者も無事帰ってきたら、ケアが必要なのです。無事に帰ってきたら、十分な休養と休息を必ずとってください。実際として、ストレスを持ち帰ってきてしまう場合も少なくありません。

その場合は、自分自身で対処できないこともあるので、周りの人のフォローが必要となります。みんなで協力することで、初めて災害に対応することができるのです。





 

 

 

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