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プリセプターのアプローチが、新人看護師を変化させる

今回は、日記と知識を混ぜた内容を書きたいと思います。

昨日プリプリ会議というのをやりました。

プリプリ会議というのは、プリセプターとプリセプティが参加する会議のことで、師長や教育委員、係長が参加する会議です。

目的は、1年かけて新人看護師をサポートし、一人の看護師として、患者さんに必要なケアを提供できるレベルに到達するために行われます。 

「どんな会議になるんだろう?」と思いながら、参加しました。

毎月、OJT(共通の教育目標みたいなもの)に沿って課題があるので、それに沿ってレポートを書いてもらい、発表をしてもらいました。

新人看護師にとっては、プリセプターを除くと係長以上の人達が参加する会議なので、当然緊張をすると思います。

私自身も、10年以上前になりますが、新人看護師で毎月会議に参加する時には、憂鬱で仕方ありませんでした。

レポートを発表している時も、声が震えているのを感じましたし、表情もやはり硬かったです。

では、新人看護師が、少しでも緊張を緩和するためには、プリセプターはどのようなアプローチをするのが大事でしょうか?解説していきますね!



環境を調整することが、プリセプターの役割

環境と一言でいっても、様々な意味があります。

安全な環境、物的な環境、人的環境、自由に色々考えることができる環境など、様々ありますが、

特に大事なのは、病棟の雰囲気だと考えます。

例えば、みなさん、看護学生であった頃を思い出してみてください。

学生が、「よろしくお願いします。」といった時の、病棟の雰囲気。

最悪の雰囲気のところって、「なんだ学生か。」みたいな雰囲気が、バシバシ伝わってきます。こういう雰囲気のところでは、師長と係長、看護スタッフとの関係性が、よくない場合に起こりがちです。

このような雰囲気の場合、学生も萎縮してしまって、伸び伸びと学習できなかった記憶があると思います。

逆に、病棟の雰囲気が良い場合も思い出してみましょう。

学生が、「よろしくお願いします。」といった時、笑顔で「大変だけど、頑張るんだよー。」と病棟全体で返事がきたら、どうでしょう?

また、患者さんに良い看護を提供しようという雰囲気が満ちていて、カンファレンスなどをしながら、なんとか頑張ろうとしている姿があったとしたら。

学生も、「私も良い看護を提供できるようになりたい。大変だけど、頑張ろう。」という気持ちになりますよね。

つまり、環境というのは、新人看護師にとって、大変重要な意味を持っていると考えられます。

環境を良い方向に変化させるためには、どのように介入したか?

じゃあ、上記に書いたプリプリ会議で、どのように介入したか?

新人看護師が、レポートを読みながら声を詰まらせる場面がありました。普通なら、静まりかえるところですが、

私は「緊張しているのかい?大丈夫。そんなに緊張しなくて大丈夫だよ~。書いてあることを読むだけで大丈夫。落ち着いて発表してみよう。」と声をかけました。

周りの様子を見てみると、皆ニコニコしながら発表を聞いているのがわかりました。ちょっとした介入でも、雰囲気を変えることが、できるのが実感できました。

発表が終わって、質問や意見を言う時間になり、師長から「コミュニケーションについて、困っていることはないかな?」と質問をしていました。

新人看護師は「え?コミュニケーションですか・・・」と返事に困っている様子がありました。

師長の質問の意図は、具体的な場面を出してもらい、意見交換ができたらよいと意味が、恐らくあったのでしょう。私は、

「例えば、患者さんとコミュニケーションをして、患者さんが返事をした内容にうまく答えられなかったことはある?」と具体的な内容で聞いてみました。

すると、「今のところは、指導者の方と一緒に行動しているので、困ったことはなかったです。これから、困ったことがあったら、相談していきます。」とすぐに、返事をしていました。

私も新人看護師の頃、緊張していたこともあり、質問をしている意味が理解できなかったことが、よくありました。
緊張を緩和させ、普段の環境に少しでも近づけることが、大事だと思います。

いかがでしたでしょうか?

新人看護師は、様々な集合教育という研修を受けています。実際に病棟で働いているのは、4月の中旬あたりからです。

実質、2週間ぐらいしか働いていないのです。その状況で、看護技術やケアを提供することを求めますか?私は、決してそうは思いません。

4月の目標は、病棟の雰囲気に慣れて、笑顔で患者さんとコミュニケーションがとれる。これだけで合格です。それ以上を求めてはいけないと、思っています。

新人看護師は、毎日頑張っています。それを認めてあげる。これで十分です。

ですが、周りの看護スタッフが全員同じ考えではないでしょう。大変残念なことですが、現実として、看護技術を求めたり、観察ができていないなど、言うスタッフもいます。

そんな時は、新人看護師を守ってあげましょう。プリセプターが、根底に新人看護師を温かく見守るという気持ちがあれば、新人看護師は伸び伸びと成長できるのです。

あなたは、新人看護師にどのように介入していますか?




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