看護師に必要な基礎知識、スキルアップ、メンタルケア、コミュニケーション能力、考え方などを共有して、患者さんに適切な看護ケアを提供できるようにするブログになります。

化学療法と下痢の関係って?看護のポイントは?

今回は「下痢」について記載していきますね。

下痢が長期化してしまうと、脱水や電解質異常を起こし、患者さんの栄養状態を悪化させます。
最悪の結果として、治療継続が困難になる場合もあります。
そのため、早急な対応と十分なケアが必要になります。

がん化学療法による下痢って?

下痢の出現時期によって、
・急性下痢
・遅発性下痢

この2つに分けられます。 
腸管は副交感神経の支配を受けているため、抗がん剤のもつコリン作動性が、腸管の副交感神経を刺激すると、
腸管の動きがよくなり、結果として下痢となります。 
この場合は一時的で、主にイリノテカンという抗がん剤の場合、該当します。




下痢が続くと、どんな症状が出るのか?

下痢には、
・強い腹痛
・食欲不振
・悪心・嘔吐
・脱水症状(皮膚や口腔、口唇の乾燥)

これらの症状が出てきます。さらに長期化すると、めまいやだるさなどの症状も出ます。
また下痢の回数が多いと、肛門の皮膚トラブルを発生させます。

この皮膚トラブルが悪化すると、患者さんにとってかなりの苦痛を伴いますので、早めのケアが非常に重要となります。

下痢の薬物療法はどういうのがあるのか?
基本的に、止痢剤を使用する対処療法となります。 止痢剤といっても、種類は

・腸管運動抑制剤
・吸着剤
・整腸剤

などがあります。下痢の程度によって処方され、お腹の動きを抑えるのか、炎症を抑えるのか、腸内の異常発酵を抑えるのか、医師の指示によって検討されます。
大事なのは、どの止痢剤が処方され、効果が見られるのかをアセスメントしていくのが、看護師にとって、重要なポイントとなります。

下痢の患者さんに対して、看護介入のポイントは?

看護アセスメントをする上で、大事な観察ポイントは 
・がん化学療法を行い、下痢がいつ頃からはじまったか
・下痢の状態(回数や量など)
・下痢にともなう症状があるのか
・めまいやだるさはあるのか

これらを確認し、症状が見られれば医師に報告し、薬剤の検討をしてもらいます。
看護師は、患者さんの異常や辛さを発見することが、圧倒的に多いので、アセスメントをしっかり行いましょう。

看護技術のポイントは、
・心身の安静を保つ(不安は腸の動きをよくするため)
・適切な止痢剤なのか、再評価を行う
・腹部の温罨法(温めることで、消化吸収を促進させ、お腹の動きをおさえる)
・肛門周囲の清潔を保つ(頻回の下痢や失禁は、肛門周囲の皮膚トラブルを起こしやすいため)

これらを観察していき、介入していくことで患者さんの苦痛を取り除く手助けをすることができます。

「患者さんの苦痛を少しでも取り除けるために」、頑張っていきましょう!





 

 

 

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