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介護の虐待と暴力は、なぜ起きるのか考えてみた

今回は「介護の虐待と暴力が、なぜ起きるのか」について記載していきますね。

日本の高齢化に伴い、身体に障害を持つ方、認知症の方など、いわゆる要介護となる方が、増え続けています。

増え続けているということは、介助者も当然増えていることになりますよね。

最近、テレビのニュースなどで、高齢者虐待を見かけます。

これは、他人事ではないと感じています。

ある本を読むと、居宅で高齢者を介護している約4割の人が、介護疲れを訴え、心身の不調を訴えているとのことです。しかも、時には、憎しみを感じたり、虐待を思わずしてしまったと答えているとしています。

高齢者への虐待とは、殴る、つねるなどの暴力行為。汚れたオムツをそのままにしておいて、替えないなどの身体的虐待。「どこか行けばいいのに。」などの言葉による精神的虐待など、様々なことを総称して虐待といいます。

このような状況があり、在宅で過ごすのが困難なことがあります。そのとき、施設に入所というのが一つの選択肢とあります。

施設に入ることが、決して悪いことではないです。むしろ、双方にとって良い関係性を維持できるのであれば、良いのではないでしょうか。施設といっても、福祉施設や保健施設などがあります。

しかしながら、在宅を離れるということは、新しい生活の場で適応しなければならないということです。高齢者は、環境の変化に慣れるまでに時間がかかる場合が多いです。

ということは、大きなストレスがかかることになりますよね。

テレビの話題では、入所者に対して、いじめや虐待をしているという問題も、見たことがあるのではないでしょうか。ほとんどの施設では、このようなことは行われておらず、楽しく毎日を過ごしていると思います。ですが、100%ではないので、テレビに出てしまうんですね。

では、いじめや虐待は、誰から入所者に対して行われているのか?どのようないじめや虐待があるのか?虐待をなくすためには、どうしていけばよいのか?解説していきますね!




いじめや虐待は、誰から入所者に対して行われているのか?

誰が入所者に対して、いじめや虐待を行っているのかを考えると、3つのパターンがあるのではないでしょうか。

職員から入所者に対して

基本的には、職員の教育や意識も向上し、入所者や家族の権利意識が強くなっているため、少ないです。ただ、0ではないので、ニュースに出てしまうのではないでしょうか。

入所者から入所者に対して

入所者同士のトラブルがあると聞いたことがあります。それは、それぞれが自己主張が強いこと、年齢や心身の状況に差があること、価値観の相違などが影響していると考えられます。

家族から入所者に対して

施設入所をすることで、家族の関係に改善が見られることはあります。しかし、以前の家族関係が、そのまま持ち込まれるケースもあります。金銭面などが原因で、夫婦や兄弟、親子などに様々な関係性が、悪影響を与える場合もあります。

どのようないじめや虐待があるのか?

テレビのニュースで話していた、言葉の暴力について例を挙げていきましょう。

日常生活の場面では、食事や排泄などが挙げられますよね。

介護が必要な高齢者であると理解しているにもかかわらず、「○○してやっているんだ。」

というように、指示的というか命令的態度で接してしまう場合があります。

何気ない一言って、ひどい中傷であったり、侮辱となり得るのです。

言葉の暴力は、精神的虐待となり、自信や気力を失わせます。その結果、心身の状態を悪化させます。

排泄の場面においては、何度も排便がある人に対して、

「また出たんだ。よく出るね、全く。」

という風に、言われたらどう感じますか?

家族が面会に来ない人に対して、

「いつまで経っても来ないなんて。全くひどいもんだね。」

といわれたら、どうでしょう?

もし私が入所者で、このような事を言われ続けたら、自信もなくなりますし、生きている意味がないと感じてしまうでしょう。

それほど、言葉の暴力というのは、ひどい虐待なのです。

虐待をなくすためには、どうしていけばよいのか?

言葉の暴力を意識的にやっているのであれば、論外なので、すぐに辞めさせるべきです。

ですが、無意識に気付いていない場合があるのではないでしょうか。

無意識の場合には、もちろんダメなのですが、悪気がないので、改善の余地や予防が可能であると考えます。

言葉の暴力をなくすためには、 日頃から自分達の言葉をチェックしあうことが大切です。

看護師同士でも、言葉の使い方に違和感があれば、そこで指摘することがあります。

それと同じで、介護の世界でもチェックしあうことで、職業意識を高めることにもつながります。

いかがでしたでしょうか?

現在は、施設はとてもオープンで、家族やボランティアなどの多くの人々が、協力をしあっています。職員自体も、介護のプロとして、入所者の生活を援助することに誇りを持って、仕事をしています。

本当に極一部で、ニュースになってしまいましたが、基本的には、プロとして入所者の方の笑顔が見たくて、日常生活の援助をしたくて、仕事をしているんですよね。

相手を思う気持ちがあれば、いじめや虐待の問題が起こることは、あり得ないはずなのです。

気持ちの良い援助を行って、お互いに楽しい毎日を送れたら良いと思います。





 

 

 

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