看護師に必要な基礎知識、スキルアップ、メンタルケア、コミュニケーション能力、考え方などを共有して、患者さんに適切な看護ケアを提供できるようにするブログになります。

看護師の基礎知識!浮腫ってなーに?


今回は「浮腫」について記載していきますね。

浮腫とは、様々な原因から体液量のバランスがくずれて、細胞外液が全体的に増えてしまった状態をいいます。




浮腫の分類と特徴はあるのか?

浮腫には、局所性浮腫と全身性浮腫に大きく分けることができます。

局所浮腫と主な疾患では、

・静脈浮腫:静脈血栓症、静脈瘤
・リンパ浮腫:手術や放射線治療後

これらに分けることができます。

全身性浮腫と主な疾患では、

・心性浮腫:うっ血性心不全
・腎性浮腫:急性腎炎、ネフローゼ症候群、腎不全
・肝性浮腫:肝硬変
・内分泌性浮腫:甲状腺機能低下症

これらに分けることができます。

入院している患者さんは、外来で医師が診断し病名がわかっている状態で入院になるので、
上記の知識を持っているだけで、どの浮腫の種類なのか理解することができるようになります。

どの種類かを理解することで、浮腫の好発部位がわかり、看護ケアにつなげることができます。

浮腫の治療ってどんな方法があるのか?

治療には、

・一般療法
・原因疾患の治療
・利尿剤の投与
・特殊療法

これらに分けることができますが、基本的には一般療法と原因疾患の治療となります。

一般療法は、安静と塩分・水分制限を中心とした方法です。
安静、特に寝たままの状態は、利尿を促すため浮腫を軽減させる方法となります。

浮腫には、利尿剤を使う患者さんが多いのが現状です。基本的には、トイレに行く回数が多くなるので、
朝に投与されることが多いです。トイレに行く回数が多いということは、下肢に浮腫があれば転倒の危険性が
高まるということ。利尿剤は、電解質の異常を起こすということを、知識として覚えておきましょう。

浮腫のある患者さんに、必要な看護のポイントとは?

寝ているときには、浮腫の部分は挙上しておくようにします。
浮腫は、傷を作りやすい状態なので外傷から守るように指導と観察をしていきましょう。

下肢の浮腫が強い時には、転倒・転落の危険性があがるので、歩行状態をみて危険がある場合には、
必ず付き添い歩行とするようにしましょう。

浮腫の観察ポイントは

・胸囲や腹囲のサイズが大きくなっていないか
・チアノーゼはないか
・赤い水ぶくれなど、皮膚損傷がないか
・しびれがないか

これらを観察していき、異常があれば医師に報告し指示を仰いだほうがよいです。
特にチアノーゼは、重篤化すると生命の危機に陥るので、浮腫以外に症状が出現していないかを
日々観察していくことが重要となります。

定期的に患者さんへ採血をすると思いますが、電解質異常の数値に最初に気づくのは、看護師の場合が多いです。医師は、外来診療などで多忙なことが多く、緊急時以外にはなかなか遅く指示が出てしまう傾向にあります。

これがエキスパートな看護師or並の看護師に分けられるポイントだと思います。
少しでも早く治療をした方が、患者さんにとって有益なのは明らかです。
異常な採血結果が出れば、医師に報告し指示をもらうという行動が重要です。

浮腫の患者さんでは、電解質や腎機能の数字が特に重要となるので、頭に入れておきましょう!





 

 

 

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