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新人看護師のリアリティショック、相談時に使える技法

今回は「新人看護師のリアリティショックと相談時使える技法」について記載していきますね。

看護師の離職率ってどのぐらいあるかご存知ですか?

2013年、日本看護協会の調査によると、常勤看護師の離職率11.0%。新人看護師の離職率は7.9%としています。

病院の規模が大きいほど、離職率が低い傾向があるといわれています。

それは、病院が大きいほど研修が充実しているからではないでしょうか。

研修が充実しているということは、新人看護師同士の技術格差を減らすことにつながります。

では、新人看護師の抱えるストレスとは何?新人看護師が訴える内容とは?リアリティショックを受けると、どうなるのか?実際に相談されたとき、使える技法とは?解説していきましょう!




新人看護師の抱えるストレスとは何?訴える内容とは?

学校では、基本技術として、操作方法であったり手技を習いますよね。でも、実際の臨床現場では、通用しないことが多々あるのではないでしょうか。

臨床現場では、学校で習ったことにプラスして、観察力、行動力、判断力が求められますよね。

これって、新人看護師にとっては、かなり強いストレスなんです。

そんな状況で、

「学校で何を学んできたの!」

とか言われたら、最悪です。

というのも、私も看護大学を卒業し、新人看護師で働いていた頃、同じことを言われた経験があります。

今でも、名前も顔も覚えていますよ(笑)

覚えているということは、それだけ強いストレスを感じたということでしょう。

新人看護師が訴える内容としては、

・先輩看護師によって、言うことが違って、いつも怒られる。何を信じていいかわからない
・わからないことばかりだけど、忙しそうで聞くことができない
・遅い、トロイといわれるけど、早くやるとミスしそうで怖い
・自分が本当に看護師に向いているのかわからなくなる

こんな訴えが挙げられます。あなたも経験したことがあるのではないでしょうか?

リアリティショックを受けると、どうなるのか?

リアリティショックの要因は、上記に挙げた言動で、心理面にダメージを受けることがあります。

それ以外にも、技術面として新しい知識を覚えるのが困難であったり、一生懸命やっても、時間がかかってしまうなどがあります。

その結果、身体面に不眠、食欲不振、過食などの行動に変化します。

最近言われている新人看護師の傾向としては、

~について注意をされる

できない自分がいると感じる

もうだめだ、仕事ができる気がしない

看護師が向いていないんじゃないか

というように、全否定されたような気持ちになる傾向があるようです。

私も注意されるのが、比較的苦手なタイプなので、とても共感できる部分が多いです。

このような要因で、リアリティショックを受けてしまうと、無力感や疲労感を常に感じるようになります。

意欲が低下し、憂鬱な気分が多いので、離職のきっかけになってしまうのです。

実際に相談されたとき、使える技法とは?

あくまで、一つの方法として記載するので、これが全てではないことを先に伝えてから、書いていきますね。

傾聴と共感尺度を使用して、体験を聴いてみる)

よくペインスコアとか、数字で表現しますよね。それと同じように、聞いてみます。

「今何点かな?どうなったら、あと○点になったと感じることができるかな?」

と聞いてみます。5点であれば、6点になるためには、どうしたらよいのだろうと聞いてみると、答えが出る場合があるからです。

ポジティブメッセージ

これ、結構私は使用することが多いと思います。どういうことかというと、誰でも、ここを褒められたら気持ちよくなる部分ってありますよね。そこを刺激するのです。つまり、

・長所を指摘する
・ストレス状況の中で、ポジティブな面を指摘する
・相手の良い変化を指摘する

ということが挙げられますね。

ただし、過度に褒めすぎるのは、嘘っぽく聞こえるので、ねぎらう気持ちが大切です。

「よく頑張っているね。」というような言葉かけが有効的かもしれません。

あと、私メッセージを使用すると、効果的な場合があります。

「私は、~だと思うよ。」というように、私という言葉を使うだけで、印象が変わると思いませんか。

80:20の法則

80話してもらって、私が20話すという方法です。相手の話しを奪わないというのが、前提となります。

「でもね。」

「しかし。」

というような、言葉を使いません。相手が話すことをやめてしまうこともありますし、そもそも、これらの言葉を私が使うと、とても20で収まらないからです。

相手の話しをよく聞くときには、この法則を覚えておくとよいでしょう。

いかがでしたでしょうか?

あなたの新人時代を思い出してみてください。

・どのようなことで困っていましたか?
・どのように働きかけてくれたとき、嬉しかったですか?
・どのような言葉を言われたら、傷つきましたか?

これにさえ、気づくことができれば、新人看護師に対して配慮できるのではないでしょうか。

病棟に雰囲気もあるでしょうし、人間関係も複雑な場合もあります。もし、それが悪い雰囲気であれば、合わせる必要はないと思っています。

新人看護師が、少しでも過ごしやすい環境づくりを行うことは、大事なことです。

正しい知識を持つことは、働きやすい環境を作り出します。働きやすいということは、患者さんにも良い看護を提供できることにつながります。

あなたは、新人看護師にどのように関わっていますか?





 

 

 

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