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電解質シリーズ!ナトリウムってどんな働きをするの?

今回は電解質の「ナトリウム(Na)」について記載していきますね。

そもそも、なぜ電解質の正常・異常が分からないといけないかというと、
これ知ってないと、採血結果が出て異常が見つかった場合に、患者さんにどういう可能性が考えられるのか
全くわかんないで看護をしていることになるんですね。

私も、新卒の頃に知識が薄くて、よくわからないで仕事をしていたこともありました。
今考えると相当恐ろしいです。 




 Na(ナトリウム)ってどんな働きをしているのか?

Naは、 主に細胞外液中に存在しています。生体の浸透圧および細胞外液量の調節には、このNaは非常に
重要な働きをしている電解質となります。 

浸透圧の90%はNaによって決められて、細胞外液は水とNaの量のバランスで、浸透圧を維持します。

難しい話しにはなりましたが、要はナトリウムがおかしくなると、バランスがおかしくなるんだなと思ってもらえたら良いと思います。

Naはなぜ異常になってしまうの?

Naの正常値は、医療機関によって差がありますが、おおよそ135~147が正常範囲です。 
これを上回ると高Na血症、下回ると低Na血症となります。

低Na血症が頻発しますので、詳細を記載してきますね。

低Na血症は、体内のNa量を比較して体内水分量が過剰になってしまった状態をいいます。
低Na血症といっても、3つに分類されます。

・体液量の減少した低Na血症
・体液量がほぼ正常の低Na血症
・体液量の増加した低Na血症

この3種類があるのを知っているだけで、患者さんの病態を知るきっかけとなるので覚えておきましょう!
心不全や浮腫の患者さんには、Naを補給するとどうなるでしょう?
病状を悪化させてしまうことになりますね。

低Na血症になると、どんな症状が出るの?

症状としては、
・食欲不振
・嘔吐
・全身倦怠感
・易刺激性
・錯乱
・昏睡

これらの症状が出現します。

症状の出現には、時間が関係しているといわれています。急激に低下した場合には、早めに症状が出現し、慢性期のように数日立って、Naの数値が低下している場合には、あまり症状として見られないことがあります。

実際のNa低下患者さんの臨床経験について

数年前になるので、疾患までは思い出せずすいません(苦笑)
その患者さんですが、低Na血症が見られ、上記に挙げたように食欲不振・全身倦怠感・嘔吐のような症状が見られていました。点滴をする毎日で、元々は自宅にいた方ですが、ほぼ寝ている状態で療養先や転院先を探さないといけないような状況にまでいっていました。

ですが、低Na血症が改善されると、上記の症状が全て改善し最終的には元気に自宅退院をすることができました。「電解質が一つおかしくなるだけで、こんなに患者さんの身体に影響があるのか」ということがよく分かった体験談です。

このように、電解質を正しく理解することは、「患者さんを助けられる」ことにつながります。
一つ一つの検査値を正しく理解し、特に異常の場合にはどのようなことが考えられるのか知識をつけると、良い看護を提供することにつながります!





 

 

 

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