看護師に必要な基礎知識、スキルアップ、メンタルケア、コミュニケーション能力、考え方などを共有して、患者さんに適切な看護ケアを提供できるようにするブログになります。

電解質シリーズ!カリウムってどんな働きをするの?

今回は「K(カリウム)」について記載していきますね。

カリウムは、前回記載したナトリウムと同様に、患者さんの状態を把握する上で非常に重要な電解質の一つとなります。電解質の正常と異常を理解し、病態を把握した上で看護をすると、ワンランク上の看護を提供でき、
個々のレベルが上がると思います。必ず覚えていきましょう!




カリウムってどんな働きをするのか?

カリウムは体内にある主要な電解質の一つで、細胞機能の維持、神経や筋肉などの細胞の興奮、伝導、収縮といった多様な内分泌刺激などに、非常に重要な働きをしています。

カリウムはなぜ異常になるの?

カリウムの正常値は、医療機関により若干の差はありますが、3.5~5.5あたりが正常値としています。
異常値になると、高カリウム血症・低カリウム血症とそれぞれなります。 

異常になる原因としては、

高カリウム血症

・カリウム摂取の過剰
・腎からの排泄量の低下(腎不全)
・アシドーシス
・インスリン欠乏 

低カリウム血症

・カリウム摂取の減少(高度な飢餓状態)
・嘔吐や下痢
・尿中へのカリウム排泄量が多い
・利尿薬による腎からのカリウム喪失

などが原因となっており、様々な要因があります。 

カリウムが異常になると、なぜ恐ろしいのか?

簡単に話すと、放っておくと死にます。 
上記に記載したように、カリウムは神経や筋肉などの細胞の興奮など、様々な部位に重要な役割を担っています。これが異常になると、正常に機能しなくなってしまいます。

高カリウム血症の場合

カリウムが、6.5以上になると心電図異常が出てきます。カリウムの濃度が高くなればなるほど、急激に上昇している場合には、さらに致死的な不整脈が出てきやすくなります。 特に数字が7以上8以上になってくると、かなり危険な状態になります。
神経と筋肉については、四肢の知覚障害が筋力低下が出てきます。

低カリウム血症の場合
神経と筋肉については、横紋筋融解症、四肢麻痺、知覚障害などの症状が出現しやすくなります。
腎は、尿濃縮力が減少するため、多尿や多飲の症状が見られます。
 

実際の高カリウム血症の臨床経験について

実際にカリウムが高い患者さんには、利尿剤(ラシックス、フロセミド)といったカリウムを外に出すような薬剤を使用していました。またGI(グルコースとインスリン)療法といって、インスリンを利用してカリウムを下げる方法を行っていました。
インスリンのみ投与すると、低血糖になってしまうのでグルコース(ブドウ糖)を使用しながら、低血糖にならずにインスリンの作用をうまく利用する方法です。

カリウムの値が異常になった時に、どのような症状がでるのかを理解し、治療はどのような方法がされるのかを理解していることは、素早い対応ができ、生命の危機を防ぐことにもつながります。
正しい知識を持って、日々の患者さんの看護を提供できるといいですね。





 

 

 

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