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新人看護師や後輩に指導時、自分の尺度で教えてない?

今回は、日記という形で書いていきますね。

新人看護師が、本格的に病棟で働いてまだ2ヶ月も経っていない今日この頃です。

あなたが、もし新人看護師や後輩に指導する場面があったとしたら、どのように指導しますか?

厳しく指導しますか?それとも、うまく助言をして気づいてもらうように関わりますか?

この考え方一つで、新人看護師や後輩の成長の伸
び方、職場環境の適応に大きく関わると、私は常に思っています。

今回は「新人看護師や後輩に指導時、自分の尺度で教えていないか?」ということをテーマに書いていこうと思います。

確かに、厳しく指導をする場面もあるのは、あります。でも、それが当たり前なのかと言われれば、違うとはっきり言えます。

では、新人看護師に指導時、どんな場面だったのか?私なら、どう指導したのか?厳しさと優しさをどう使い分けたらよいのか?解説していきましょう!



新人看護師に指導時、どんな場面だったのか?

私の病棟には、今年2名の新人看護師が入ってきています。私が、直接指導していない新人看護師の場面について書いていこうと思います。

全てのやり取りを確認したわけではなく、あくまで私の主観であるので、やや間違っていたらすいません。

新人看護師が、日勤リーダーに申し送りをしている場面でした。

新人看護師が、申し送りをしていましたが、観察点が足りなかったこともあり、厳しい口調で指導されていました。

さらに、ダブりをしていた看護師までもが、

「なんで、情報収集をちゃんとしていないの!?」

と、申し送りの時に話していたのを聞こえてきました。

ここで、「ん?なんか違う気がする。」と感じたあなたは、

恐らく私と同じ感性の持ち主ではないでしょうか。

後で、他の看護スタッフに、何を怒られていたのかを聞いてみると、

「何日か同じ人を受け持っていて、その日の他科受診と気管切開のカニューレ交換が予定しており、わかっていたけど、準備もしていないし、受診する理由もわかっていなかった。」とのことでした。

結局、カニューレ交換は、他の看護師が介助に入り、新人看護師は介入しなかったと聞いています。ちなみに、カニューレ交換の介助は、1回もやったことがないとの情報です。

私が新人看護師のフォロー担当、もしくは日勤リーダーなら、どう指導したのか?

思い出してほしいんです。指導しているあなたが、新人看護師で、2ヶ月も病棟で働いていなかった頃、どうだったのか。

私の場合では、疾患と患者さんに異常がないのかを必死に見ていた記憶しかありません。処置や受診があっても、なぜその受診が必要なのかを考える余裕もなかったですし、考える思考があまりありませんでした。

患者さんの全体像を把握するのって、経験年数がある程度してからだったと思うんです。

それを考えると、他科受診についての指導は、ちょっと疑問が残ります。

まず、フォロー担当である看護師が、「何のために受診するかわかるかい?」

と、一言でいいんです。早めに確認することができれば、そこで新人看護師は、理解していないので、

「わかりません。調べます。」という風になりますよね。

さらに、「何のための受診か、どうやって調べたらわかる?」と私なら、聞きます。

だって、調べ方がわからないってことも、よくあると思うんです。これを教えてあげることで、次回も同じように受診があると、調べられるようになりますよね。

このように、ただ怒るのではなく、道筋を作ってあげるのが大切だと思うんです。

カニューレ交換についても、確かに交換近くまで、触れなかったことについては、悪い点はあります。

ですが、どう準備してよいか困っていたのかもしれないですし、患者さんの処置に手一杯だったのかもしれません。

やる気がないわけではないので、そっとフォローしてあげたらいいと思うんです。

「カニューレ交換の準備はしたことある?物品はわかる?」と一言聞いてあげるだけで、よいのではないでしょうか。

声かけをすると、「すいません。準備できていませんでした。教えてもらってもよいでしょうか?」ということに、つながるのではないでしょうか。

新人看護師から、先輩看護師に聞くのって、すごい勇気がいることだと思うんです。

だから、少しでも聞きやすい環境を作って、こちらから過剰にアプローチするぐらいの気持ちでよいのではないでしょうか。
 

厳しさと優しさをどう使い分けたらよいのか?

エンパワメントという言葉を聞いたことはありますか?

プリセプティというテーマでのエンパワメントとは、 プリセプティの持っている力を引き出していくような、相互の主体的関わりをいいます。

つまり、お互いが主体的に関わることで、エンパワメントを発揮できます。

怒ってばかりだと、新人看護師が萎縮してしまいますし、優しいばかりでも、主体性が弱まってしまう可能性もあります。

ケースバイケースなのですが、状況を見極めて使い分けることが大切です。

じゃあ、私はどう使い分けているのか?

基本は、優しさを中心に守ってあげるような関わりをするように心がけています。

その中で、患者さんの処置や生命に関することで、安全・安楽を損なう危険行動があれば、その時はしっかりと怒ります。 

逆に言えば、そこをクリアできていれば、多少できないことがあったり、観察点が抜けていても、優しさをもって、対応しています。

このように、しっかりとブレない考え方をもっていると、不思議と新人看護師に対してイライラすることって、なくなるものですよ。

「ほら!頑張って!ほらほら~♪」って感じで、笑いながら仕事をしています。

殺伐とした雰囲気だと、新人看護師はより緊張して、それが結果としてミスにつながりますからね。

いかがでしたでしょうか?

指導の仕方を間違えると、新人看護師に徐々に辛くなり、その結果、離職という一番避けたいことが起こってしまいます。

せっかく看護師になって、患者さんのために援助をしたいと思っているはずなのに、職場の人間関係で辞めることになるなんて、 あってはいけないことです。

伸び伸びと、ゆっくり成長できるように、みんなで温かい目を持って対応できるようになれば、離職率は大幅に下がると思うんです。

あなたは、新人看護師や後輩の指導時、どのように対応していますか?




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