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看護技術は大変?指導する、される側の気持ち

今回は「看護技術を覚えるのは大変?指導する、される側の気持ち」について記載していきますね。

今年、私はプリセプターなので、特に新人看護師には、色々な看護技術を主体的に指導しています。また社会人として、そして看護において大事な、観察能力を上げるために指導をしています。

先日、採血指導をしている時に、ふと思い出したので、書くことにしました。

指導と聞くと、バシバシ厳しくやっているイメージがあるかもしれませんが、私の場合、全くそういうのがありません(笑)

逆に厳しさがなさすぎて、周囲に言われてしまうこともあるほどです。

でも、ブレません。だって、厳しく指導されすぎて、良い想いをした記憶がないからです。

もちろん、患者さんの危険が及ぶ行為をしそうになった時は、厳しい指導をします。

基本的な私の指導スタンスは、最近はやりの「ほめて伸ばすやり方」になります。

指導自体は、嫌いではないです。学生時代も部活をやっていたので、指導ということに関して、慣れているのかもしれませんね。

さて、看護の世界において、私が新人看護師に頃に、強い記憶が残っている言葉があります。

それは、

「これで何回目だと思ってるの!」
「前にも言ったよね?なんでメモしていないの!?」

という言葉になります。

あなたは、今の言葉を聞いて何を感じましたか?そんなの当たり前だと感じたでしょうか?それとも違和感を感じたでしょうか?

これを具体的にしていくためには、指導側の気持ちと指導される側の気持ち、それぞれを理解する必要があるのではないでしょうか?

では、指導する側、される側の気持ちについて、私が感じたことを解説していきましょう!



私が、新人看護師や2年目、3年目に指導された時の気持ちとは?

私が新人看護師だった頃の特徴は、

・メモをしても、どこにメモをしたかわからないぐらい書いていた
・3回ぐらいやっても、なかなか物覚えが悪かった
・人に正確に伝えるのが苦手で、報連相をするのが、恐怖だった(怒られるため)
・怒られると、実力の1/10ぐらいしかでない

こんなタイプの看護師でした。なので、怒られると余計に萎縮をしてできなくなるし、覚えようと努力をしても、頭にスッと入ってこない。メモをしても、どこにメモをしたかわからず、怒られる。

上記に書いたように、

「前にも言ったよね!?」

なんて言われたら、返す言葉もないので、無言になってしまった記憶があります。

なかなかの悪循環であったと思います。印象に残っているのは、夜勤を一緒にしてくれる先輩看護師を卒業し、自立したときです。ものすごい効率があがって、伸び伸びと仕事(勘違いかもしれませんが)ができたことです。

それだけ、厳しい指導が辛かったのかもしれませんね。

その一方で、優しいフォローの一言があって技術指導があったときは、安心して疑問やコツなどを聞くことができた記憶もあります。

新人看護師のタイプにもよると思いますが、私は、怒られるとあまり先輩看護師に聞くことができないタイプだったので、ほめて伸ばすというのは、とても大切だと実感しました。

現在、指導する立場になって、何を想うか?

指導する時には、必ず相手の行動や言動、雰囲気を自分なりに分析してから、指導するようにしています。

具体的に言うと、

・声のトーンがどうなのか(大きいか小さいか、口調が早いのか、遅いのか)
・こちらをしっかり見て会話できているか。キョロキョロして落ち着かない様子はないのか
・気軽に質問ができる雰囲気になっているのか

このようなポイントを考えて、相手に指導するようにしています。

なぜかというと、それは、私なりに指導される側の気持ちを理解しているからです。

私が新人看護師の頃に、小さく早口で話しているときは、焦って不安が強いときでした。

相手をしっかり見れないときは、自身をなくしているときでした。

気軽に質問ができない雰囲気の時は、「大丈夫です。」といって、その場を早く終わらせようとしていました。

このような体験を活かさずに、自分の感性のままに指導したのであれば、効果的な指導とは言えないです。

もしかしたら、感性のままの指導方法が、たまたま相手に合うこともあるでしょう。

でも、それは”たまたま”です。

相手の気持ちをしっかり考えてから行動しないと、思わぬところで成長を止めてしまうことになります。

私の中で、絶対の禁句があります。

それは、最初に書いた

「前にもいったよね!?何回目だと思ってるの?」

という、人を完全にバカにしたような発言です。

好きで、できないわけではありません。努力をして、できなかったとしたら、どれだけひどいことを言っているかわかりますか?

大事なのは、できなかった気持ちを汲み取って、どう進めていけばできるようになるのかを、一緒に考えることじゃないかと思うんです。

突き放すような言葉は、私は絶対言いません。それが、相手の成長を止める可能性が高いことを知っているから。

いかがでしたでしょうか?

指導する側もされる側も、ストレスは感じていると思います。

そのストレスと、どううまく付き合っていけるかが、良好な関係を築くためのポイントではないでしょうか。

時に、強い口調で指導をしてしまう場合もあるでしょう。それが、ずっと続いてしまったら問題だと思いますが、

その場合には、適切なフォローを忘れないようにしましょう。 

あなたは、相手にどのように指導するように心がけていますか? 




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