看護師に必要な基礎知識、スキルアップ、メンタルケア、コミュニケーション能力、考え方などを共有して、患者さんに適切な看護ケアを提供できるようにするブログになります。

認知症の程度に合わせて、関わることができている?

今回は「認知症の程度に合わせて、関わることができているか」について記載していきますね。

認知症と診断がされた情報を得ていると、

「何もかもできない状態なのだろう。」

と思い込んでいませんか?

認知症になっても、突然何もかもが理解できなくなるのではありません。

段階に合わせて、対応していくことが、その人らしさを保つことにつながるのです。

では、認知症の初期段階では、どう対応するの?認知症の中期段階では、どう対応するの?認知症の後期段階では、どう対応するの?解説していきましょう!




認知症の初期段階では、どう対応するの?

認知症の初期段階というのは、物忘れが目立つのが特徴です。逆に言うと、それ以外は日常生活行動は、ほぼ自立できています。

ここでのポイントは、ご本人自身が、漠然とした変化に気づいているということです。

気づいているということは、大きな不安がありますよね。

具体的には、

・何か忘れていないだろうか
・何か失敗してしまうのではないだろうか
・うまく処理できるだろうか

など、常に何か行動を起こすときに、不安がついてきます。

不安が大きい一方で、自分らしく生活をしたいと考えています。

この段階では、何か介助を要する状態では、基本的にはありません。

そのため、どのように接していくことが重要なのかを考える必要があります。

間違っても、指摘をすることは、相手の自尊心を傷つけます。

できている部分を周囲が評価していくことで、不安感を軽減することにつながるのです。

認知症の中期段階では、どう対応するの?

認知症の中期段階というのは、日常生活を送ることが難しくなった時期をいいます。

具体的には、

・時期に合わせた服を着ることができない
・入浴をしない
・服の着方がわからない

というように、日常生活に必要なスキルが失われていきます。

よく、認知症についてテレビでやっているのをみますが、これは認知症の中期段階だと想定されます。

この時期は、日常生活スキル以外に、言語能力や理解力も低下していきます。

「やめてーーー」

などと混乱している様子で、テレビでやってみるのを見ました。これは、周囲の話している内容を理解できなくなってきています。

対応としては、言語ではなく、非言語的コミュニケーションを活用していくのが、ポイントになります。

物を実際に見せたり、そっと手を貸すなど、ちょっとした細かい配慮が、中期には大切と考えます。

認知症の後期段階では、どう対応するの?

認知症の後期段階というのは、日常生活を送れなくなることにプラスして、身体機能の低下が出現してきます。

具体的には、

・歩行ができなくなる
・食事の際、嚥下がうまくできなくなる
・排泄行動がとれなくなる

というように、日常生活全てに介助が必要な状態になります。

この時期は、本人から身体症状に対して訴えることができないので、介助者がこまめに観察をし、異常がみられないかケアしていかなければいけません。

危険がなく、毎日が過ごせるように環境を整えていく必要があります。

いかがでしたでしょうか?

「認知症」といっても、様々な段階があります。

今まで、認知症という情報で入院してきた患者さんには、実に様々な段階がありました。

・まだ初期段階で物忘れがあるぐらいの人
・中期段階で理解力が低下しており、安静を守れない人
・後期段階で、ベッド上で生活をしており、食事も摂れるときと摂れないときがある人

など、様々な方を看護してきました。

大事なのは、その人にとって、どんなケアを提供すれば、有益なのかを考えることです。

認知症において、段階毎の理解をすることは、看護をする上、介護をする上で、大変重要だと考えます。

正しい知識をもって、正しいかかわりをすることで、患者さんは安心して生活を送ることができるのです。





 

 

 

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