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既に生命維持が危険な緊急事態にあなたはどうしますか?

 


 
急変は、病院内のどこでも起こり得る事象です。浴室やトイレなど病室以外の場所や、ロビーや食堂など公共の場所でも、時間や場所に関係なく突然発生します。基本的には、第一発見者であるあなたが、応援スタッフが駆けつけるまで初期対応の手順と方法を熟知していなければ、目の前にいる患者さんを助けることはできません。

 常に蘇生の手順通りに呼吸や脈の確認、重症度や緊急度の判断が必要となります。

 

 

 

 じゃあ、蘇生の手順というのは何?

 

 

 

 このような疑問が出てきますよね。この疑問を解決するには、BLS(一次救命処置)の知識が必要になります。まず、「患者さんが急変している!」という判断はどこから来るでしょう?「既に生命維持が危険な緊急事態だ!」と感じるのは、患者さんに声をかけて反応がない状態、意識障害の兆候が見られたときに、直感的に考えると思います。ここで応援を要請する過程が発生します。呼吸も脈も触れず、心停止を疑う状況では、できるだけすみやかに胸骨圧迫を行うことが望ましいとされています。

 胸骨圧迫の早さは、1分間に100回のスピードで30回実施します。人工呼吸はその後に2回実施しますが、胸骨圧迫は休むことなく継続しなければいけません。

 つまり、胸骨圧迫30回に人工呼吸を2回を誰かが来るまで、ずっとやり続けなければなりません。

 

 

 

 この胸骨圧迫ですが、私も病棟や救急外来でやったことがあります。体感として、ものすごいきついです。胸骨圧迫もただ30回押せばよいのではなく、正しい深さとリズムが必要で、遅くても早くても駄目なのです。汗がものすごい量出てきますし、酸素が使われているのか徐々にクラクラしてきます。

 そのため、一人でやるには限界があるのです。というか無理です。5分~10分を過ぎると、精度が落ちてくるような感覚があります。

 なので!

応援スタッフを呼んで交代しながら行う必要があります。ここがBLSを行う上で、重要なポイントとなります。AED(除細動機)が到着したら、胸骨圧迫を継続しながらAEDを装着し、その適応があればショックを与えます。ショックを与えるギリギリまで、胸骨圧迫を中断しないことが非常に生命予後に影響します。

 

 

 

では、BLSについてまとめてみましょう。

反応なし


大声で叫び応援を呼ぶ(AEDを依頼し、緊急通報を行う)


呼吸・脈拍を確認


呼吸があれば、気道確保をしながら呼吸の観察を行う

呼吸がなければ、ただちに胸骨圧迫を開始する。

(速さは1分間に100回、深さは成人であれば少なくても5cm


絶え間ない胸骨圧迫を意識し、30:2のリズムで人工呼吸を行う


AED(除細動器)を装着し、ショックが必要であればショックを行う


2分後に解析があるので、音声指示が流れるまで、30:2を繰り返す

 

 

 

これが蘇生チームが到着するまでのBLS(一次救命処置)となります。まとめた内容を頭に入れておくと、行動化できますので、是非覚えましょう!

 

 

 

では、次回は蘇生チームがどのような処置を行っているか?について記載していきますね。





 

 

 

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