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タバコとCOPDの関係。禁煙外来での、看護師の役割

今回は「タバコとCOPDの関係。禁煙外来での、看護師の役割」について記載していきますね。

あなたは、今までにタバコを吸ったことがありますか?

私は、小学2年頃に、親から

「吸ってみる?」

ということで、1回だけ吸ってみたことがありました。

それはそれは、気持ち悪くて二度と吸わないと思ったぐらいです。

今、思えば、あえて嫌な気持ちにさせて、タバコは身体に悪いものだと、 思わせてくれたのかもしれませんね。

で、このタバコですが、皆さんご存知の通り、ニコチンが含んでいますよね。

ニコチンは、ほとんどの人は、大変有害なのはわかっています。でも、やめることができない。

ニコチンは、依存性の強い薬物なのです。 

そのため、個人で禁煙を行うのは困難であり、再喫煙をする方も多いのが現状ですよね。

ニコチンガムやパッチなどの禁煙グッズも出てきていますが、いまひとつ効果が発揮できていないような印象です。

私の親は、皮膚が弱かったみたいで、ニコチンパッチを貼ると赤くなってしまったと話していました。

少し話がそれてしまいましたが、タバコを吸っている患者さんも多いので、タバコの知識をつけることは、大事だと考えます。

では、タバコとCOPDの関係は?受動喫煙は、なぜ健康被害を及ぼすのか?禁煙外来における看護師の役割とは?解説していきましょう!



タバコとCOPDの関係は?

COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、肺癌と同じぐらい呼吸器の中で、タバコが影響している疾患といってよいです。

COPDを発症してしまうと、慢性的な呼吸困難が出てしまい、生活の質を大きく下げてしまうことになります。

さらに、他の疾患を患った時に、酸素もむやみに使用できず、呼吸不全を起こしやすくなってしまいます。

COPDの約9割は、喫煙による影響だといわれています。なので、タバコ病と呼ばれることもあるんですね。

COPDの症状としては、

・咳
・痰
・息切れ

これらが代表的です。COPDを発症していない方で、喫煙をしていて咳や痰が多い方は、COPD予備軍といってよいので、今すぐ禁煙するのを強くお勧めします。発症してからでは、遅いのです。

早期の禁煙が、COPDの重症化を防ぐために、大変重要なのである。

よく禁煙をしない高齢の方が、

「そんなに寿命が長くないから、いいんだよ。」

なんて言われたこともありますし、聞いたこともあります。

確かにそうかもしれませんが、それは末期症状になった時の呼吸困難症状を知らないからです。

呼吸困難って、看護師側から見ていても、相当つらいものです。生活の質を守るために、知識をもって、説明するのが、一つの手段として有効かもしれませんね。

受動喫煙は、なぜ健康被害を及ぼすのか?

タバコの煙には、4000種類以上の化学物質への曝露があります。この煙を吸うことで、

・頭痛
・全身倦怠感
・めまい
・皮膚のかゆみ
・不快感

などの様々な症状が出現します。

受動喫煙は、非喫煙者にとって害でしかありません。そのため、多くの施設では、屋内完全禁煙を実施しているのです。

私の病院でも、敷地内完全禁煙となっています。吸った本人(能動喫煙)が、健康被害を受けたのであれば、自業自得と言えますが、非喫煙者が健康被害を受けたのであれば、ひどい話しですよね。

禁煙外来における看護師の役割とは?

禁煙外来には、専任の看護師が必要とされています。では、なぜ看護師が必要なのでしょうか。

禁煙には、医師だけでなく、他職種が関わることによって、禁煙成功率が上昇されるとしているためです。

また、医師と看護師によって、患者さんの表情や訴えって、変わることってよくありますよね。

ここが一つポイントになっていて、禁煙に対する不安を訴えたり、逆に不快感を訴えることもあるでしょう。医師と看護師をうまく患者さんは、使い分けている場合が多いと思うのです。

それぞれの役割があるので、医師と看護師が協力していくことで、禁煙を成功させやすいのではないでしょうか。

禁煙カウンセリングって、聞いたことありますか?

看護師は、具体的な禁煙方法の指導をしたり、禁煙に向けて困ったことを話す場となります。

禁煙カウンセリングは、行動科学を基礎としています。

ポイントとしては、

・動機
・自己効力感
・負担

となります。禁煙をしたいという気持ち(動機)を強化して、禁煙ができるという自信(自己効力感)を持ってもらう関わりをする。そして、禁煙を阻害するもの(負担) を軽減するために、話し合うことですね。

いかがでしたでしょうか?

タバコが、有害なことを誰もが知っていることですが、具体的に聞かれると説明できる人は、意外と少ないのではないでしょうか。

特に内科の患者さんで、COPDを患っている方も多くいます。COPDの原因として、タバコが関係していることを理解するだけで、知識が増えたことになります。

その知識を深めることで、患者さんに伝えることもできますし、観察点も増えていきます。

禁煙外来のことを聞かれたら、簡単な概要なら、上記に書いたような内容なので、説明してみましょう。

正しい知識を持つことは、患者さんに安心と安全を確保することにつながります。 




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