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臨床現場で看護師が、採血をうまく取れるためには?

今回は「臨床で看護師が、採血でうまく取れるためには」について記載していきますね。

 

あなたは、採血は得意ですか?

 

私は、点滴静脈ルートの確保や採血は、最も得意としている看護技術の一つです。

 

消化器内科病棟で、数年間働いていたので、たくさん行ってきました。その後も、救急外来においても、必須な看護技術だったので、自信を持って行っています。

 

でも、新人看護師や2年目看護師の頃って、自信はあまりなかったことを覚えています。

 

なので、今一度採血について、書いていこうと思います。

 

では、採血前に、採血方法の決め方とは?高齢者の採血で注意する点とは?小児の採血で注意する点とは?解説していきましょう!

 


 

採血前に、採血方法の決め方とは?

 

採血を採取する方法は、どのように行っていますか?

 

一般的な方法としては、真空管を用いた採血ですよね。

 

メリットとしては、

 

・採血管が何本かあっても、分注する必要がないので、針刺し事故が起こらない

・凝血や溶血を避けることができる

・手技として、簡便である

 

これらが挙げられます。

 

血管が比較的太く、採取しやすい場合も有効的ですが、血管が細く採血しづらい方もいますよね。

 

その場合には、シリンジを用いた採血となります。

 

メリットとしては、

 

・逆血を確認でき、確実に針が刺入されているのを確認できる

・細く見づらい血管に対して、採血を行いやすい

 

というメリットがあります。真空管で細い血管に対して行うと、採血ができなかった場合、何度も繰り返しているうちに、採血管に規定の量を入れられなくなるのです。

 

実は、今日も看護スタッフ2人でも、採血ができない方がいて、私が代わりに採血をした方がいました。

 

その患者さんも、かなり細い血管だったので、10mlのシリンジ、23G翼状針を使用して、採取しました。

 

難しいと判断した場合には、シリンジを用いた採血の方が応用ができると、私自身は体感しています。

 

高齢者の採血で注意する点とは?

 

高齢化が進んでいるので、入院患者さんも高齢者の方が増えています。

 

高齢者の血管に多い特徴としては、

 

・血管が硬い

・血管が逃げる

・血管壁が薄い

 

などの採血がしづらい条件がそろっていることがあります。

 

各々の血管に対して、どう対処するか記載しますね。

 

血管が硬い場合

 

・水分摂取が可能な患者さんの場合、採血前に水分をとってもらう

・採血部位を温罨法で温め、血管を広げる

・手の開閉運動(クレンチング)後、駆血帯を巻く

 

これらの対処を行っていきます。

 

血管が逃げる場合

 

・皮膚を十分に伸展+血管を動かないように固定

・穿刺部位の前後を見て、刺しやすい部位を見つける

 

これらの対処を行います。特に伝えたいのは、皮膚を十分に伸展することはできているのですが、血管を動かないように固定できていない方が、多いのではないかと思います。

 

血管をしっかり固定できていないので、結果として血管が逃げてしまうのです。

 

ポイントは、皮膚の伸展を行う時に、血管の走行に沿って、一緒に伸展させるようなイメージです。そうすることで、血管が逃げづらくなり、難易度を下げることができます。

 

血管壁が薄い場合

 

血管を容易に貫いてしまうような、弱い血管に対しては、特にゆっくりと針を進めます。

 

また、真空管採血の場合、陰圧が強くかかってしまい、血管を虚脱させてしまう可能性があります。そのため、シリンジ採血でゆっくり吸引をして、虚脱させないような配慮しながら、採血をする必要があります。

 

小児の採血で注意する点とは?

 

小児の場合は、血管が細く、血管の走行が見えづらいというのが特徴です。

 

救急外来で、2歳や3歳の子供に採血をすることがありましたが、かなり厳しいです。

 

正直、血管の走行はほとんど見えていないですが、それでも採血はできます。

 

ある程度、解剖学的に血管の走行の予測はできるので、その知識に沿って、採血をしていきます。

 

といっても、小さい子供なので、一人で採血をするのではなく、複数人の看護スタッフで協力しながら、行う必要があります。

 

小児の採血の場合、基本的には、シリンジを用いた採血になります。

 

採血前に確認しておく事項としては、

 

「最低○ml必要」

 

というのを確認します。これは、極めて重要で、小児の場合、規定量の血液を取るのは、なかなか難しい印象があります。

 

それでも、最低の血液量を確保できないこともよくあるので、特に重要な採血菅がどれになるのかまで、確認しておくことも大切になります。

 

採血後には、患児に対して必ずフォローをしましょう。今後も採血をする機会があるので、少しでも不安を取り除くように関わる事は大事になります。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

採血は、患者さんに痛みという侵襲を与える手技になります。

 

何度も失敗することで、患者さんに苦痛を与えてしまいますし、信頼関係も失いかねません。

 

私も新人看護師の頃、何度も失敗し、患者さんに怒られたこともありました。

 

そういう経験もあって、今があるんですけどね。

 

採血の手技は、知識と経験によって、スキルアップがされていきます。経験については、数をこなして、自分自身の感覚に落とし込むしかできません。

 

知識については、覚えようと思えば、いつでも覚えることはできます。

 

知識をつけることは、採血手技がうまくできる近道であることは、間違いありません。

 





 

 

 

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