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輸血って、どんな患者さんに行うの?

今回は「輸血って、どんな患者さんに行うのか」について記載していきますね。

 

あなたは、輸血を患者さんに行ったことがありますか?

 

輸血って、外傷がひどかったり、出血が止まらず、明らかにヘモグロビンが少なくなっている場合に行います。

 

ヘモグロビンが極端に少なくなると、全身状態が悪化し、生命の危機に陥る可能性があるからです。

 

ヘモグロビンは、循環血液量を維持する役割、酸素運搬を維持する役割が主にあります。

 

低下するということは、身体中に血液量を維持できなくなり、酸素不足も起こしてしまうことを意味します。

 

これが、輸血をする基本的な考え方になります。

 

では、輸血をする場合と輸液をする場合があるけど、どう判断しているの?輸液と輸血、どちらから始めるのが一般的なの?緊急輸血の場合、どう対応する?解説していきましょう!

 


 

輸血をする場合と輸液をする場合があるけど、どう判断しているの?

 

この判断は、一概には言えませんが、どう考えるのを理解しておくのは、大事です。

 

出血は多量にしたが、今は完全に止血されている場合。

 

循環血液量は減少していますが、なんとか維持ができそうだと判断された場合には、細胞外液の輸液を中心に行い、経過を見る場合があります。

 

止血がまだできておらず、ヘモグロビンがさらに低下し、酸素運搬に関しても影響が懸念される場合、輸血が一番の治療と判断されます。

 

なので、今起きている臨床症状を把握するのが大事になるのです。

 

一番のポイントは、

 

「輸血をしないと、救命に影響があるのか。」

 

という所ではないでしょうか。

 

輸液と輸血、どちらから始めるのが一般的なの?

 

経験上、一般的には、輸液から始める場合が多いでしょう。

 

なぜかというと、例えばショック状態の患者さんが搬送されてきたとします。

 

その場合、輸血を行うとしても、血液型の検査やクロスマッチ検査を行う必要がありますよね。

 

救急外来の場合、採血と同時に末梢静脈ルートを確保することが多いので、そこで、まずはショックを離脱するために、細胞外液を輸液していきます。

 

その間に、採血結果が出て、ヘモグロビンの採血結果が低い状態であれば、輸血も行うとなります。

 

緊急輸血の場合、どう対応した?

 

救急外来での臨床経験で、強い印象に残っているのは、産科の患者さんです。

 

緊急搬送され、救急外来に到着時には、既に多量の出血性のショック状態になっていました。そして、現在も出血が続いていました。もちろん、急速輸液を行い、循環血液量をなんとか維持しようとしていましたが、出血が止まっていないので、追いつかないのです。

 

輸血に必要な投与ルートも、20Gだったと記憶しています。

 

すぐに輸血をしましたが、ただ滴下するだけでは、血液が足りない状態だったので、輸血パックを握りしめて、急速輸血をしました。

 

その後、三方活栓をつけ、シリンジで吸引してから、一気に流し込むことを行っていました。

 

こんな事例もあるので、輸血を迅速に準備をする必要がある場合を、覚えておくとよいでしょう。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

輸血って、血液型やクロスマッチを確認して、投与中も副作用がないかチェックしないといけませんよね。

 

投与後も、重大な副作用が出ることがあるので、看護師にとって、正しい輸血の知識が必要になります。

 

確認することが多い輸血ですが、上記に書いたように輸血は、救命のために必要な場合があります。

 

正しい輸血の管理ができて、初めて患者さんの安全を守ることができます。





 

 

 

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