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コーチングスキルを活用して、質問する方法とは?

今回は「コーチングスキルを活用して、質問する方法とは」について記載していきますね。

あなたは、相手に質問する時、どのように聞いていますか?

前回、 「コーチングスキルを使って、傾聴をすることは大事」で、聴くことについて記載しました。

今回は、相手に質問する方法について、書いていきますね。

質問をする仕方によっては、効果的に引き出すことにもなりますし、その逆に相手を不快にさせ、コミュニケーションが進まなく可能性も十分にありえます。

患者さんに質問する時、看護師同士で質問をする時、どのような質問の方法があるでしょうか。

では、オープン型、クローズ型質問の方法とは?過去型質問、未来型質問とは?否定型質問、肯定型質問とは?解説していきましょう!



オープン型、クローズ型質問の方法とは?

クローズ型質問というのは、「はい」「いいえ」で答えることができる質問になります。

クローズ型質問の良いところは、初対面の人、会話の始まりなど、まだ相手との信頼関係が確立していない時には、有効的な方法となります。

オープン型質問というのは、「はい」「いいえ」で答えることができない質問になります。

つまり、相手の気持ちやニーズ、考えている内容など、相手の感情を引き出すような質問になります。

クローズ型質問で、信頼関係が確立したら、オープン型質問に切り替えていくというイメージで良いと思います。

じゃあ、具体的にクローズ型とオープン型の質問の違いを書いてみましょう。

クローズ型質問

「今日は胃カメラの検査ですね。」

「はい。」

オープン型質問

「今日は胃カメラの検査ですが、体調はいかがですか?」

「緊張はしていますが、体調は大丈夫ですよ。」

というように、「はい」「いいえ」で答えられるクローズ型質問、相手の感情を引き出しながら会話を進めていくオープン型質問の方法があります。

過去型質問、未来型質問とは?

オープン型質問の中に、

・過去に焦点をあてて、話を進めていく過去型質問
・未来に焦点をあてて、話を進めていく未来型質問

という方法があります。

具体的な会話例を混ぜて、書いてみましょう。遅刻をした看護師に対しての質問

過去型質問

「最近、遅刻が多いけど、どうしたの?」

「すみません。最近疲れていたみたいで。」

未来型質問

「遅刻をなくしていくために、明日からどうしたらいいかな?」

「そうですね。寝るのが遅かったので、早く寝るようにしますね。」

というような感じになるでしょうか。

会話例を見てみるとわかると思うのですが、過去型質問って、責められるような印象を受けやすいのです。

未来型質問の場合、明るいイメージを作りやすいです。

過去と未来を考えると、未来の方が、基本的には楽しいはずです。なので、未来を考えるような質問の方が、受ける側にとって、メリットがあります。

しかしながら、よく質問の会話を聞いていると、過去型質問が多いような印象があります。 

否定型質問、肯定型質問とは?

肯定型質問とは、ポジティブな意見を引き出そうとする方法になります。

逆に否定型質問とは、ネガティブなイメージを与えてしまう可能性があります。

否定型質問に含まれる語句として、

・~しない
・~できない
・~しないために

などの言葉が含まれています。

肯定型質問に含まれる語句として、

・さらに~するために
・より~していくために

などのポジティブなイメージが湧きやすい質問になります。

具体的な会話を通して、イメージを深めてみましょう。患者さんの歩行に関しての質問

否定型質問

「これ以上、歩行がしづらくならないために、どうしたらよいでしょう?」

「そんなのわからないよ。できる範囲のことはやっている。」

肯定型質問

「より、歩行を良くしていくために、何をしたら良いでしょう?」

「そうだねー。ベッドでも、筋力トレーニングをしてみようかな。」

というような会話になるでしょうか。

否定型質問だと、ネガティブな気持ちや反発しやすいのがわかります。

肯定型質問だと、ポジティブな気持ちになり、意欲を湧きやすいのがわかります。

 
いかがでしたでしょうか?

相手との関係性を考えて、オープン型、クローズ型質問を行う方法がまずあります。

その後、オープン質問型には、いくつか種類があったのが、わかると思います。

過去型質問、否定型質問は、ネガティブな気持ちになりやすい一方、この質問の方が、多いのではないかと個人的には感じています。

なので、意識をして未来型質問、肯定型質問をしていく気持ちが大事になるのかもしれません。

患者さんに対してはもちろん、看護師間のコミュニケーションをする上でも、良好な関係を保ちたいですよね。

質問の仕方というスキルを習得することで、それが自分の中でのスキルとなり、質の向上にもつながると思うのです。




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