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CT検査の造影剤注入後、急変したらどう行動する?

今回は「CT検査の造影剤注入後、急変したらどう行動するのか」について記載していきますね。

 

あなたは、造影剤検査を行ったことがありますか?

 

CTの造影剤をする理由は、単純CTよりもクリアに画像を見ることができるという理由があります。

 

この造影剤ですが、副作用症状を見たことがありますか?

 

軽度の症状であれば、くしゃみ、咳などが一般的です。

 

しかし、重篤なアナフィラキシー様症状が出現した時には、最悪、死亡するケースもあるので、前駆症状を見逃さないことが、重要になります。

 

では、造影剤注入後、全身が熱くなるような感覚があるといわれたとき、どう対応する?くしゃみや咳が止まらないと訴えがあったとき、どう対応する?アナフィラキシー様症状が出現したとき、どう対応する?解説していきましょう!

 


 

造影剤注入後、全身が熱くなるような感覚があるといわれたとき、どう対応する?

 

造影剤を注入して、体が熱くなるような感覚のみの場合、異常ではありません。

 

唯一、造影剤注入後の正常な反応だと覚えておきましょう。

 

そのため、造影剤検査が始めての患者さんには、

 

「造影剤を注入後、体が熱くなる感覚がありますが、造影剤の正常な反応なので、心配なさらないでください。」

 

と伝えてあげると、患者さんは、安心して検査を受けることができるでしょう。

 

くしゃみや咳が止まらないと訴えがあったとき、どう対応する?

 

造影剤の副作用が出現する可能性は、約3%程度といわれています。重篤な副作用は、ほぼないといわれていますが、0ではありません。

 

造影剤の前駆症状である、くしゃみ、咳、蕁麻疹、気道の違和感、嘔気などが見られる場合には、要経過観察となります。

 

まれですが、気道の違和感から気道狭窄が起こることもありますし、呼吸困難感を訴える方もいるので、症状が落ち着いたのを確認するようにしましょう。

 

外来患者さんの場合には、異常があれば病院に早めに連絡するように伝え、入院患者さんの場合には、継続的に異常がないか観察していくことになります。

 

アナフィラキシー様症状が出現したとき、どう対応する?

 

私自身、CTの造影に関わっていましたが、ここまでの事例は経験がありません。

 

ですが、私の働いている病院で、実際にアナフィラキシーショックが起こり、心肺停止になった患者さんが、いるのです。

 

可能性としては、0に近いのですが、0ではないのです。

 

そのため、急変時の対応について、常に想定をしていないといけません。

 

アナフィラキシーショックを起こした場合には、速やかに新しい末梢静脈ルートの確保を行い、循環動態を安定させる必要があります。

 

気道狭窄をする可能性も考え、気管挿管の準備、血圧低下に対して、薬剤投与は必須でしょう。

 

対応しながら、医師に報告し、指示を仰ぐ必要があります。

 

これらの対処を行い、循環動態が保たれていればよいですが、心肺停止に発展する可能性も十分にあります。

 

その場合は、蘇生処置をしながら、対応していく形になります。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

どんな検査や処置でも、まれに重篤な症状が出現することがあります。

 

看護師として、重篤な症状が出現した時、素早く行動ができる想定ができあがっているのかがポイントです。

 

この想定ができていないと、重篤な症状が出た時に、行動に移すことができません。

 

想定をするためには、知識があることが前提です。

 

アナフィラキシー様症状が出現した時、心肺停止状態に陥った時、どう行動するのかを事前に決めておけばよいのです。

 

そうすれば、もし本当に最悪な状態になったとしても、慌てないでその通りに行動することができます。

 

それでも焦ってしまうこともありますが、想定しているのといないのとでは、大きな差があります。

 

知識は、患者さんを助けるための行動力にもなりますし、安全を守るという視点からも、大事ですよね。

 





 

 

 

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