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患者さんの家族が面会に来たら、看護師はどう対応する?

今回は「患者さんの家族が面会に来たら、看護師はどう対応するか」について記載していきますね。

 

あなたは、患者さんの家族が面会に来た時、どのように対応していますか?

 

入院中の患者さんの看護ケアは、日々行っていますよね。

 

検査入院の患者さんもいれば、治療中の患者さんもいる。緩和期の患者さんに対して、対処療法を行っている場合もあります。

 

基本的には、患者さんに対して看護ケアを提供しています。

 

でも、家族ケアも大切な看護の一つだと考えます。

 

家族が面会に来る理由は、「患者さんが心配だから。」という理由が、大半でしょう。

 

では、家族が面会に来たら、どのように対応したらいいの?主役は患者さん?家族?家族が求めているものは?解説していきましょう!

 

 

家族が面会に来たら、どのように対応したらいいの?

 

患者さんに家族が会いに来たのなら、患者さんの側にいられるように、環境を整えることが、まず大事なのかと思います。

 

あたり前である挨拶を家族と行い、患者さんと一緒に過ごすことができる場を作り出すのです。

 

家族は、患者さんが心配で会いにきているのですから。

 

立ったまま面会をするより、イスを準備してあげた方が、長くその環境にいることができますよね。

 

つまり、ちょっとした配慮が、患者さんと家族の関係性を良好に保つことにつながり、医療関係者である看護師との、信頼関係を築きあげるきっかけになるのではないかと思います。

 

例えば、私が経験したある一場面

 

私「面会に来られたんですね。立っているのも疲れちゃうので、イスを準備しますね。」

 

家族「いや、大丈夫ですよ。少し寄っただけですから。」

 

私「わかりました。イスは準備をしてしまったので、よろしければ使ってくださいね。」

 

家族「わざわざありがとうございます。せっかくなので、使おうかな。」

 

こんな会話をして、イスに座りながら患者さんと家族が、談笑している姿が見られました。

 

忙しい日々で、なかなか家族の面会に対応できない場面もあるかもしれませんが、ちょっとした配慮をすることが、大切ではないでしょうか。

 

主役は患者さん?家族?

 

こんな風に聞かれると、なかなか困ってしまうかもしれません。

 

一番体調が悪く、入院をしているのは患者さんなので、あくまで主役は、患者さんなのかなと思います。

 

だからといって、家族ケアをしないわけではありません。

 

患者さんにとって家族は、大事な存在であることが、極めて高いです。

 

家族ケアの基本的な考え方としては、

 

・患者さんにケアを提供していく過程であること

・家族とも触れ合い、良い影響があること

・家族のみに焦点をあてないこと

 

ということが考えられます。

 

家族のみに焦点をあててしまうと、家族が主役になってしまい、何の看護ケアを行っているのか、わからなくなってしまいます。

 

主役は患者さんだけど、家族も一緒に良い意味で、巻き込んでいくという考え方が、良いのかもしれませんね。

 

家族が求めているものは?

 

「患者さんが、心配で来ている。」

 

これが基本ですよね。日々の入院生活について聞きたいという方もいるかと思いますが、

 

・痛みはないのだろうか

・眠れているのだろうか

 

という最低限の情報は伝えることが、大事だと思います。

 

後は、検査入院をしている方なら、検査の進行具合を説明することが大事です。治療中の方なら、副作用が出現していないか、治療の進行具合を説明することが大事です。

 

緩和期の患者さんなら、辛くなく過ごせていたのか、薬を使用して、今落ち着いているのかなどの情報を伝えてあげるのが、大事です。

 

患者さんの入院の理由によって、伝えるべき情報は変わります。

 

「もし、自分が患者さんの家族だったとしたら、何を知りたいのだろう?」

 

こんな風に考えてみると、伝えるべき情報が、わかりやすいのではないでしょうか。

 

患者さんの正しい状況を伝えることで、家族の不安や心配を軽減させることにつながりますし、患者さんに良い影響を与えることにもなります。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

患者さんの看護ケアを考えていく時には、全体を考えてみると良いのかもしれません。

 

看護の対象は、患者さんだけでなく、家族にも及びます。

 

ただ、忘れてはいけないのは、最優先すべきことは、患者さんということです。

 

患者さんの状態によっては、家族のケアも必要な場面はあります。

 

患者さんや家族の一方に偏り過ぎないように、常に考えながら行動することが、求められているのではないでしょうか。




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