看護師に必要な基礎知識、スキルアップ、メンタルケア、コミュニケーション能力、考え方などを共有して、患者さんに適切な看護ケアを提供できるようにするブログになります。

アシドーシスってなに?看護の観察ポイントは?

今回は「アシドーシス」について記載していきますね。

よく病院で働いていると、医師から「アシドーシスに傾いているから治療しないといけないね。」なんていう
フレーズを聞いたことはありませんか?

このアシドーシスですが、知識がない人にとっては、何をいっているのか全くわかりません。
わからないということは、もちろん看護の観察ポイントがどこなのかもわかりません。

アシドーシスになると、患者さんがどういう状況にあるのか解説していきますね。




アシドーシスってなに?どういうこと?

人間の体の血中pHが7.36以下になって、酸性側に傾いた状態をいいます。
本来は保たれているのですが、何らかの原因でバランスが崩れてしまった場合にアシドーシス
なってしまいます。 

原因によって、呼吸性アシドーシスと代謝性アシドーシスに分けられます。

呼吸性アシドーシス:CO2(二酸化炭素)が一時的にたまって起きるもの

代謝性アシドーシス:CO2(二酸化炭素)以外の内因性または外因性の、さまざまな酸がたまって起きるもの

このように分けられます。 

呼吸性アシドーシスの、主な原因は?

肺での換気障害と呼吸中枢の疾患に分けられます。

肺:肺気腫、慢性気管支炎、間質性肺炎、肺繊維症、多発性硬化症など 
呼吸中枢:さまざまな中枢疾患により、呼吸中枢が抑えられる

このように病名はかなりあるため、全てを覚える必要はありません。大事なのは、肺や呼吸中枢にリスクが
ある患者さんの場合には、悪化すると呼吸性アシドーシスを引き起こす可能性があるという知識が必要なのです。わかっていれば、素早く対応できますからね。 

呼吸性アシドーシスの症状は?

二酸化炭素が上昇すると、意識障害を起こし、ひどい場合には昏睡状態となります。さらに、 アシドーシスが原因で循環器に関係する機能が低下していきます。酸素投与は、酸素が改善されても呼吸数が減少してしまうので、さらに悪化することがあるので観察が必要になります。

代謝性アシドーシスの症状は?

代謝性アシドーシスの特徴的な症状は、呼吸器、循環器、中枢神経に分けられます。

呼吸器:
特に呼吸状態を観察することが、看護のポイントとなります。アシドーシスが進行してしまうと、二酸化炭素を出そうとするため、呼吸が深く大きくなります。これが、クスマウル呼吸と呼ばれています

循環器:
重症化すると、心臓の機能が低下し、血圧も低下します。つまり、ショック状態になります。

中枢神経:
働きが抑制されるので、軽症だと頭痛程度ですが、重症化すると意識がなくなり、昏睡状態になります。 

このように、アシドーシスが重症化してしまうと、生命の危険が患者さんに襲いかかってきます。看護のポイントとして、症状悪化を素早く見抜くこと!これが非常に重要です。重症化した状態で放っておくと、死にます。

患者さんの身近にいる看護師は、異常に気づく場合が圧倒的に多いです。
「患者さんを守るために」知識をつけ、適切な看護を提供していきましょう! 

次回は「アルカローシス」について記載する予定です。





 

 

 

看護師とお金、転職事情について興味ありませんか?

 

「もっとお金が欲しい。」

「職場の環境が・・・」

「もっと自由に働きたい。」

「時間のコントロールをしたい。」

 

このように思う方は、こちらの記事を参考にしてみてください。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

看護師とお金、転職について考えてみる

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。