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看護師として、問診のレベルを上げるために知識が必要

今回は「看護師として、問診のレベルを上げるために、知識が必要」について記載していきますね。

 

あなたは、患者さんに問診を行ったことがありますか?

 

問診は、患者さんの症状を把握するための大事な方法です。

 

問診で確認する基本情報としては、

 

・現病歴

・既往歴

・薬剤歴

・アレルギー歴

・社会歴

 

これらが、基本的な情報となります。

 

これは、看護師でなくても、紙面に患者さんに書いてもらうだけで、誰でも把握できる内容ではないでしょうか。

 

では、看護師の知識を活かした、問診の一つである仮説検証型アプローチとは?患者さんの症状を確認するとき、OPQRSTとは?頭痛を訴えている患者さんに、どう問診していく?解説していきましょう!

 

 

看護師の知識を活かした、問診の一つである仮説検証型アプローチとは?

 

臨床現場で多く用いられている問診方法として、仮説検証型アプローチがあります。

 

この方法は、問診で得た情報を元に、自分の頭の仲で鑑別診断を作っていきます。

 

その鑑別診断に対して、質問をしていく方法ですね。

 

例えば、

 

「1時間ぐらい前から、胸痛があって、時間がたつと、症状がなくなる。」

 

こんな訴えがあったら、

 

「心筋梗塞?狭心症?」というような、仮説を立てるのではないでしょうか。

 

この仮説に対して、質問を続けていくのが、仮説検証型アプローチとなります。

 

あなたも、このように質問をしたことがあるのではないでしょうか。

 

この仮説検証型アプローチですが、

 

・医学の知識が豊富にあるのか

・適切な仮説をたてることができるか

 

ここが、ポイントになります。

 

症状を聞いて、何も浮かばなければ、

 

「そうですか。わかりました。医師に伝えますね。」

 

という感じになっちゃいますよね。なので、知識をつける必要があるのです。

 

患者さんの症状を確認するとき、OPQRSTとは?

 

OPQRSTとは、

 

O:発症時の状況

P:寛解・増悪因子

Q:質

R:部位・放散症状

S:強さ

T:時間的経過

 

という意味になります。

 

例えば、腹痛を訴えている患者さんがいたとします。

 

「お腹が痛かったとき、どのような状況でしたか?今、腹痛はどうですか?落ち着いていますか?ひどくなっていますか?」

 

「お腹以外に、別な場所に痛みはありませんか?時間が立つと、痛みはどうですか?強くなっていませんか?」

 

こんな感じで聞いてみると、症状を詳しく確認できるのではないでしょうか。

 

頭痛を訴えている患者さんに、どう問診していく?

 

よくある症状の一つに、頭痛があると思うので、例に挙げてみました。

 

では、OPQRSTに沿って、質問をしてみます。

 

O「頭痛はいつから始まりましたか?頭痛が出た時、何をされていましたか?」

 

P「どういう時に、痛みが楽になる、辛くなるというのはありますか?」

 

Q「どのような痛みでしょうか?」

 

R「頭痛以外に、痛みはありませんか?特に頭の痛いところは、どこでしょうか?」

 

S「痛みの強さはどの程度でしょうか?」

 

T「痛みは続いていますか?波がありますか?ひどくなっていますか?落ち着いてきましたか?」

 

このような内容を、会話をしながら進めていくことで、鑑別していくことにつながります。

 

この問診で大切なことは、緊急度が高い可能性はないのかを把握することです。

 

特に危険なのは、突発完成型の頭痛ではないのかということ。

 

この頭痛の場合、クモ膜下出血を疑います。

 

突発完成型は、その時に症状がピークで、記憶が鮮明であるのが特徴です。

 

少しでも疑わしい場合には、医師にすぐ報告し、頭部CT検査の相談や診察をすぐしてもらうなどの対処が必要となります。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

問診は、症状をある程度判断するために必要な技術です。

 

ただ、問診をしているだけでは、重大な症状を見逃してしまう可能性があります。

 

鑑別診断を意識しながら、質問をしていくことで、緊急性が高くないのかを考えながら、問診をすることにつながります。

 

患者さんの症状を把握し、適切な看護を提供できるために、一つ一つの技術を向上していきましょう。




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